フィンランドの料理レシピ:リンゴとバニラのクリームパン

公開日:2020年10月10日  更新日: 2022年08月12日 関連分類: 

写真引用:https://www.iltalehti.fi/

 

フィンランドのパンには色々な種類がありますが、その中でも定番の菓子パンをお家で作る事ができます。

 

香ばしいパン生地とリンゴとバニラの香るクリームが口の中いっぱいに広がる甘いパン。

 

好みでシナモンをふりかけると一層おいしさがアップします。

 

もちろん、これらの具を包むパンの折込み方も写真でご紹介!

 

 

 

 

 

フィンランドの定番パン:アップルバニラクリームパン

材料

  • 牛乳:250cc
  • 生イースト:25g(ドライイーストの場合:8g)
  • :小さじ1
  • グラニュー糖:1/2カップ
  • 小麦粉:4〜5カップ
  • バター:100g
  • カルダモン(あれば):大さじ1

バニラクリーム

  • バニラクリームパウダー:3/4カップ
  • 冷たい牛乳:250cc

リンゴの具

  • リンゴ:2個
  • グラニュー糖:1/4カップ
  • シナモン:大さじ1

パンの表面に

卵と砂糖:適量

 

作り方

1)牛乳250ccは人肌の温度にしておきましょう。バターも溶かして冷ましておきます。

2)大きなボウルにイーストを入れ、人肌ほどに温めた牛乳にかき混ぜ溶かします。更に塩、グラニュー糖1/2カップ、カルダモンを追加しましょう。

3)更に同じボウルに小麦粉を少しづつ加え、よく叩き捏ねて生地を作ります。

4)ある程度生地がまとまったら、一次発酵のため生地が2倍の大きさになるまでラップをして置いておきましょう(約20〜30分ほど)。その間にオーブンを200℃に温めておきます。

5)一次発酵させている間に具を用意します。リンゴの皮をむいて、小さなキューブに切り分けます。

6)鍋に切ったリンゴを入れ、グラニュー糖1/4カップとシナモンを加え、柔らかくなるまで煮ます。

7)バニラクリームも別で作っておきましょう。冷たい牛乳とバニラクリームパウダーをボウルに入れ、混ぜ合わせます。電動ミキサーの場合は約5分ほど。混ぜ合わせたものが緩く感じますが、時間が経つと少し硬くなるので心配しないでください。

8)生地が2倍の大きさまで膨らんだら、テーブルの上で広げ、ピザ生地ほどまで薄い大きな正方形に伸ばします。

 

写真引用:https://www.iltalehti.fi/

 

9)正方形の端を包丁で斜めに切りとり、更に両端に斜めの切り目をつけておきます。生地の真ん中にバニラクリームを敷き詰め、その上にリンゴソースを乗せ、シナモンパウダーを振りかけましょう。

10)写真のパン生地の折込み方を参考にして包んでいきます。

11)ベーキングシートを天板に敷き、そこにパンを置きます。ここで更にベンチタイムとして約20〜30分放置しておきます。

12)パンの表面に溶かした卵をハケで塗り、砂糖を振りかけましょう。

13)オーブンで20分焼いたら出来上がりです!!

 

 

 

 

フィンランドの定番の菓子パン

フィンランドのスーパーには必ず量り売りのパンコーナーがあります。

 

そこには色々な種類のパンが並びますが、このリンゴバニラクリームの菓子パンも王道。

 

必ずと言っていいほど置いてあるパンですが、やっぱり自分で作るこのパンは美味しさが全く違ってきます。

 

焼き立ての香ばしさと言ったら比べ物になりません。

 

 

フィンランドの職場でも休日でもコーヒータイムが必ずあります。

 

なんてったってフィンランド人のコーヒー消費量は世界一!

 

そんな時にこのリンゴバニラクリームパンは「コーヒーのお供」としてよく登場します。

 

 

参考:世界で一番コーヒーを飲むフィンランド人

 

 

 

 

焼いている時から香ばしい匂いがしてくるので早く食べたい!という気持ちが高まってくる事でしょう。

 

コーヒーや紅茶、ジュースや牛乳でもなんでも合う美味しさの菓子パンはフィンランドで子供から大人までみんな大好きなパンです。

 

シナモンロールもフィンランドでは有名な定番のパンですが、是非このアップルバニラクリームパンも仲間に入れてあげてくださいね。

 

出来上がりは大きな一つのパンになりますが、切り分けて召し上がってください。

 

 

情報・参考:Iltalehti -Pullapitko täynnä herkullista omenaa ja vaniljaa – “Kaikki meni parempiin suihin”

 

 

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