フィンランドで最高のパンはどれなのか?
ヌルビヤルビという街で開催されたコンテストの「ホームベーカリー部門」。
この受賞作品と、そして勝者の美味しいシナモンロールのレシピを紹介します。
フィンランドの最高に美味しいパンを決めるのは接戦だった
フィンランドで美味しいパンなどを提供する会社Caccu社の創設者の方が考案したベーキングコンペション。
その記念すべき第一回のコンテストでは、味や見た目が素晴らしい19のパンが競われました。
さて、まずはどんなパンが受賞されたのか?みていくことにしましょう。
めちゃくちゃ美味しい「味」の部門で1位
このレシピを発見した時、ティーンエイジャーの頃を思い出させるくらいの食欲をそそったのに興奮したことを覚えていると受賞者は言います。
さぁ!この「美味しさNO.1」のシナモンロールのレシピは下の方に載せていますよ!!
味も確かだが見た目が特に素晴らしい「美しさ」の部門で1位
このパンの受賞者はいつもベーキングは独自の方法で作っているとのことです。
今までこのパンを出してきたお祝いの場ではヒットするパンなのだそうで、いつも参加者からリクエストされるのだとか。
審査員以外ももちろん参加・観衆のお気に入り1位
「左のパンってなんだか日本のパン屋さんにあるものみたい」と思われた方もいらっしゃるのでは?
そこが珍しくとっても目を引くものだった、というのも観衆の印象に残りやすかったのでしょうか。
この左のパンは、収穫時の農家のホスト夫婦を表しているのだとか。
ちゃんとコンセプトも考えられて作ってらっしゃるのが伺えます。
特別賞のリンゴシナモンロール
見た目はよく見るようなシナモンロールですが、リンゴの赤い綺麗なスライスが巻き込まれています。
実は、このコンテストでは別でケーキ部門も競われていたのですが、そっちがメインだったという受賞者。
コンテストのニュースを知った時に、なぜかすぐにリンゴのパンを焼いて参加してみたいと思ったらしいです。
なんと、パン作りは自身の強みではなく、気まぐれで参加したら特別賞をもらってしまったらしく本人もびっくりだったよう。
フィンランドの最高なシナモンロールのこだわりレシピ
今回のコンテストの「味」部門の勝者のシナモンロール・レシピをご紹介しましょう!!!
材料:
- 温めた牛乳(約43度):180cc
- ドライイースト:小さじ2
- グラニュー糖:1/4カップ(0.5dl)
- 室温の卵:1個
- 室温の卵黄:1個分
- 溶かしバター:50g
- 小麦粉:3カップと1/2カップ(7dl)
- 塩:小さじ1
シナモンファイリング・・・
- ブラウンシュガー:3/4カップ(1.5dl)
- セイロンシナモン:大さじ1(なければ普通のシナモンでOK)
- 室温のバター:50g
クリームチーズのアイシング・・・
- 刻んだペカンナッツ:150g(*なければクルミでOKです)
- 塩:ひとつまみ
- メープルシロップ:3/4カップ(1.5dl)+大さじ3
- 室温のバター:150g
- クリームチーズ:150g
- グラニュー糖:1と1/2カップ(3.5dl)
作り方:
シナモンロール部分
1)温かい牛乳とドライイーストをフードプロセッサーのボウルに加え、まだ混ぜないで、約10分間静置します。
2)そこに卵と卵黄、溶かしたバターと砂糖を加えてから、混合物がよく混ざるまでかき混ぜます。
3)振るった小麦粉と塩を加え、しっかりとしたボールのようになるまで約8分間混ぜ込みましょう。(生地がしっとりしている場合は、小麦粉を少し追加してください)
4)ボウルを清潔なキッチンタオルなどで覆い、生地のサイズが2倍になるまで発酵させます。
5)発酵できたら、分量外の小麦粉を薄く引いた台で生地を正方形の形に薄く伸ばしましょう。
6)ブラウンシュガーとシナモンを混ぜておきましょう。
7)生地にバターをハケで満遍なくぬり、上から混ぜておいたシナモンシュガーをまた満遍なく振りかけます。後から軽くシナモンシュガーを押し込んでくださいね。
8)クルクルと生地を端から端へ1本の棒状になるように丸めていき、9つのロールに切り分けましょう。(デンタルフロスを使って切り分けると綺麗にできますよ)
9)切り取ったパンの部分を、ベーキングペーパーを敷いたベーキングシートの上に、切断面を上にして置きます。1時間ほどキッチンタオルなどで覆っておきましょう。
10)175℃のオーブンで約15〜18分間、パンに焼き色がつくまで焼き上げます。
クリームチーズのアイシング部分
1)刻んでおいたナッツを少し飾り用にとっておきましょう。
2)残り全ての刻んでおいたナッツと塩をテフロン加工などの焦げ付かないフライパンか鍋で、数分間煎ります。ナッツが少し色づき、ローストのような香りが擦ればOK。焦がさないように気をつけながら常に混ぜておきましょう。
3)そこに3/4カップ(1.5dl)のメープルシロップを加え、約5分間かき混ぜ、そのあとは完全に熱が冷めるまで放置します。
4)ボウルに室温のバターとクリームチーズを加えて混ぜ込みます。そこに残りのメープルシロップ大さじ3を加えて滑らかになるまでかき混ぜます。
5)更にに、3)を混ぜ込みます。
6)焼けたシナモンロールの上にたっぷりのこのアイシングをかけて上から飾りのナッツをふりかければ出来上がり!!!
作る工程はとても長いですが、意外と簡単なのでここぞという時に作ってみてください。ほっぺたが落ちるようなシナモンロールを味わえます。
このシナモンロールの名前がこれまた・・・
セイロンシナモンパンとメープルシロップ・クリームチーズのアイシング
ちょっと長い名前ではありますが・・・汗。
ポイントは普通のシナモンではなく、セイロンシナモンを使うところにあります。
もちろん、このセイロンシナモンが手に入らない場合はどんなシナモンを使っても問題なく作ることができます。
セイロンシナモンと普通のシナモンとの違い
「シナモン」とひとことに言ってもちょっとばかりこだわると種類は1つではありません。
実は、このシナモンロールのこだわりポイントであるセイロンシナモン、どうしてこのシナモンを使うのかというと、断然香りが良いからです。
実は、一般的にみなさんがよく目にするシナモンはカシアシナモンと言われ、産地がベトナムだったり中国やタイということがほとんどです。
香りや味は甘みが感じられる特徴があり、比較的お値段は手頃。
一方、セイロンシナモンは、スリランカ産のみです。
こちらの方が少し色は薄く、香りや味はお上品で優しい感じ。
けっこう手間隙かけて作られているため、お値段はこちらの方がお高いのですが本格的なシナモンを味わいたなら断然こちらが優れています。
シナモンが好きという方は、一度2つのシナモンを置いて比べてみると面白いですよ。
使う食材や飲み物によって使い分けてもいいですね。
フィンランドで最高に美味しいシナモンロールのレシピ、ぜひどれくらい美味しいのか作って食べてみてください。
あの甘いクリームチーズのアイシングがとろ〜りかかったシナモンロール、もしかしたら美味しくて1個2個だけではやめられないかもしれませんよ。
情報・引用:Iltalehti -Suomen parhaat pullat on valittu – leivo voittajan ohjeella ihanan tahmainen kanelipulla
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1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
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「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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