フィンランドのクリスマスは日本と違った特別な過ごし方をするのか、どうでしょう?
日本だと小さいお子さんがいらっしゃるご家庭は家族で過ごされることが多いと思いますが
若者は彼氏彼女と過ごすイベントの日と言うのが定着していますよね。
中には「クリスマスまでに彼氏彼女を!」と焦る方もいらっしゃるんではないでしょうか。
がんばれ!!笑
フィンランドでは彼氏彼女、恋人だけで過ごすイベントの日ではないんですよ。
「クリスマスは家族で過ごす」と言うのが一般的。
でも、どんな風に、どんな感じで過ごしているのか?
一般的なご家族の場合だとどうなのか、
まずは前半の一例をザッとのぞいてみましょう!
フィンランドの家庭で飾るクリスマスツリーの木は本物
情報・写真引用:Kuusipuu.fi
フィンランドでは一年の中でも大きなイベント、クリスマス。
このクリスマスを祝うために、だいたい5日前ぐらいになると男性が動き出します。
なぜ男性かと言うと、クリスマスツリーのヒノキを家まで運ばなくてはならないからです!
※フィンランドにモミがないのでヒノキがクリスマスとツリーに使われます。
フィンランドでは指定された街角や公園、またはスーパーの前で本物のヒノキが販売されます。
これはとても大切なクリスマス行事のうちの一つ。
家の中にヒノキがなければクリスマスは始まらないと言った感じです。
クリスマス料理に必要な食材を求めスーパーは混雑!!
女性陣は特にこの「買い出し」は一大事です。
クリスマス料理に精を出さなくてはいけませんが、食材が足りなければ全てが台無し。
クリスマス料理のメイン、大きなハムの塊やサーモン、いくらにじゃがいもなど、
絶対に「足りない」とならないよう、
それはそれは沢山の食材を買い求め、目を光らせます。
この日だけは少々の贅沢も惜しみません。
普段、お酒を飲まない人もフィンランドの酒屋さんに足を運んでワインやらグロギなどを購入。
そして、買い物を済ませ、家に着いたらまずメインとなるクリスマスハムの準備です。
なんせ6〜8kgのハムの塊、オーブンで一晩はじっくり焼かないといけませんからね。
フィンランドのクリスマス料理はテーブルいっぱい!
24日のクリスマス・イヴ!
クリスマスツリーの飾り付けはもうヒノキを買ってきてすぐにしたし、
クリスマス料理の準備もできた!
綺麗な洋服にも着替えたし、テーブルセティングもOK!
この日は普段使われない「いい食器」も使われる日。
もちろんイッタラやアラビアの食器が大活躍です。
中にはビンテージ物のすごく高価な食器を使うことだってあるんですよ!
と、お昼過ぎ頃から家族がプレゼントを持って集まってきました。
クリスマスプレゼントは一人一人へ皆がみんな買うので結構な数です。
これらをヒノキの下へ、夕食後まで置いておきます。
情報・写真引用:suomela.fi -Nämä ovat suomalaisten suosikki jouluruoat
そして家族みんなが集まった夕方にクリスマス料理をみんなで美味しくいただきます!
まずは、冷たいお料理から。
サラダ、ニシンの酢漬け、スライスサーモン、ビーツのサラダ、きのこサラダ
蒸したジャガイモにいくらとクリームヴィーリの特製ソースを添えたり。
ゆでたまごにソースをかけて頂いでも美味しいです。
それらをみんなが食べ終わると、お次は暖かいお料理です。
メインディッシュ用の新しいお皿に変えて、
さぁ!もっと食べよう!
メインディッシュであるハムの塊肉はテーブルにドーンとおかれ、隣にはマスタードが。
主食はまたまたジャガイモやらマッシュポテト。
ジャガイモのキャセロールもあって
他には人参のキャセロール、ルタガバ(カブ)のキャセロールまで。
スモークサーモンのオーブン焼きは大きい半身。
もちろん先ほど食べ切れなかったサラダもテーブルにあります。
食事には白ワイン、赤ワインとお酒も忘れずに。
子供はベリーのジュースで見た目もワインと同じ感じです。笑
もう、それはそれはお腹いっぱいになります。
それでも絶対に残りますから、残りのお料理はなくなるまで毎日食べることとなります。
日本のおせちと一緒ですね。
みんなが食べ終わると一旦テーブルは片付けられ、
少しブレイクタイムです。
ソファに座ってグロギを飲みながらゆっくりするのもよし、
子供と一緒に遊んでもよし。
テレビ番組ではこの時間帯、クリスマスコンサートの番組が生放送で流れている頃です。
フィンランドのクリスマス、招待した側の方はいつも大変。
特に大きな家族だと、台所の大黒柱、女性が大活躍します。
もちろん、お料理好きな男性もですが、一般家庭では
おばあちゃん、お母さんが「腕の見せどころ」と言った感じでしょうか。
招待された側の人たちは、プレゼントはもちろんのこと、
ワインやお菓子など、手土産として持ってくるご家庭が多いです。
クリスマスは家族でお祝いするフィンランド。
遠くに住んでる家族のもとへ帰郷したりします。
日本のお正月のような感じなんですよ。
クリスマスディナーを楽しんだ後の過ごし方はまた後半へ続きます!お楽しみに!!
関連記事
外出・旅行がより楽しくなるアクセサリー
外出や旅行をする時に「サイズが小さい」「色んなシーンに似合う」「フィンランドデザイン」「自然木材」のピアスアクセサリーはいかがでしょうか。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)