フィンランドのクリスマス、日本のクリスマス、それぞれ違った過ごし方があるものです。
習慣と文化の違いがこの祝日の数日で分かるんではないでしょうか?
フィンランドの一般的なご家庭の場合の一例を上げて
フィンランドの一般的なクリスマスの過ごし方前半編をご紹介しましたが、
今回は後半編。
美味しいクリスマスディナーを終えた家族はさて、これから何をして過ごすのでしょう?
フィンランドでは家にサンタクロースがやってくる
さてさて、クリスマスディナーをたらふく食べた後、
ほっこりしていると
お子さんがいるご家庭には
「ピンポーーーン」と家のチャイムがなります。
すると、なんと!!!
サンタクロースのおじいさんが子供達のプレゼントを持って来るんですよ!
これは秘密ですがね、本当のことを言うと、、、
大人が子供のために、サンタクロースを発注するんです。笑
このサンタクロースは業者に頼んだり、
はたまた近所のおじさんだったり、
「あれ?!なぜかおじいちゃんがいない!!」
そう、おじいちゃんが子供に気づかれないよう、
せっせと着替えて
玄関先でスタンバイすることもあります。笑
そして「ホウ!ホウ!ホウ!!」と言いながらお家に入ってきて
子供達と「いい子にしてたかい?」なんてちょっと会話をしたり
子供と一緒に写真を撮ったり。
もちろん、子供はサンタクロースから直接手渡しでクリスマスプレゼントをもらいます。
このクリスマスプレゼントは大人が
「これを子供に渡してやってくれ」と事前にサンタクロースに手渡しですがね。笑
しかし、子供は純粋。すごく喜びます。
なんせ本物のサンタクロースがやって来てプレゼントをくれるんですから!!
子供がクリスマスプレゼントを大人に配ることもある
もちろん、全ての家庭にサンタクロースが来るわけではありません。
そんな時は、子供がトンットゥの帽子(Tonttuhattu)をかぶって
ヒノキの下に集められたプレゼントを家族に配ります。
※フィンランドにモミの木がないので、クリスマスツリーはヒノキです。
この時は皆がみんなプレゼントを一斉にもらってその場ですぐに開封するので
部屋中、ビリビリに破れた包装紙だらけになります。笑
フィンランドのクリスマスは日本のお盆?!
クリスマス料理もたらふく食べ、
クリスマスプレゼントも開封し、
大きなクリスマスのメイン行事がこれで終わった、、、、
と思いきや、まだすることがあります!
日本ではお盆にお墓参りをする習慣がありますが、
フィンランドではクリスマスにお墓参りをする習慣があります。
プレゼントも貰ってお腹の具合も落ち着いた頃、
お墓参り用のキャンドルとお花、必要があればシャベルも!持って
ご先祖が眠る墓参りへ行きます。
シャベルって。。。
墓堀りするんかいっっ?!?!笑
違いますよ。笑
この時期、フィンランドは大雪になることもあります。
雪が積もってしまうとお墓が埋もれてしまうので
雪かき用に持っていくんです。笑
フィンランドの墓地には教会があり、
クリスマスには教会で讃美歌やクリスマスソングが歌われます。
ご先祖の方のお墓ににキャンドルを置いて、教会に立ち寄り
その後、またお家に帰るともう、子供はいつもだとベッドへ入る時間になります。
フィンランドのクリスマスはサウナ!子供も遅くまで起きてていい日!
全てのクリスマス行事を終えたら、
後は寝るだけなのですが、この日は遅くまで起きてるご家庭が多いです。
日頃、こんなに家族全員が集まる機会のないご家庭だと尚更。
話が弾んでしょうがありません。
子供もずっと前から楽しみにしていたクリスマスですから
興奮して眠れないのでしょう。
フィンランドのクリスマスの夜は、
グロギを飲みながら、ジンジャークッキーを食べながら、、、
そしてクリスマスサウナも忘れてはいけません!!!
クリスマスに入るサウナはヨウルサウナ(joulusauna)と言います。
さすがフィンランド!!
イベントがあるとサウナは絶対ですから。
そんなこんなでフィンランドのクリスマスは
家族みんなで夜更かしです。
この日は夜更かししても子供は親に何も言われません。
おまけ:フィンランドではこの日サンタクロース業がいい稼ぎ
夢のないことを言いますので嫌な方は飛ばしてください。笑
フィンランドのクリスマス、
実はサンタクロースのおじいさんになるバイトがいい稼ぎになるのだとか。笑
本物のサンタクロースには申し訳ない話ですが、
お家にやってくるサンタクロースはこの24日、
色々なところで需要があります。
そして短時間で終わる子供との時間。
1つのご家庭が終われば、また次のご家庭へ訪問。
何件ものお宅をハシゴするサンタクロースもいらっしゃいます。
タクシーで。笑
トナカイに乗っては来ないんですよ。笑
いかがだったでしょうか?
フィンランドのクリスマスの過ごし方、日本とはまたちょっと違ったのではないでしょうか。
今回は一般家庭の一例としてベーシックなクリスマスの過ごし方をご紹介しました。
皆さんも、素敵なクリスマスを!!
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
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「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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