これまでにアラビアムーミンマグカップについて記事を読んだことのある方もしくはアラビアムーミンマグカップコレクターの方は、マグカップのデザインがよくムーミンコミックから選ばれていることをご存知かと思います。
そのムーミンコミックですが、ムーミン小説の原作者「トーベ・ヤンソン」という名前だけでなく、彼女の弟の名前である「ラルス・ヤンソン」も見かけるときがあるのに気づきましたか?
なぜ二人の名前を見かけるのでしょうか?
その理由を探っていきたいと思います。
ムーミンコミックの始まり
ご存知の通り、ムーミンの小説もムーミンコミックの原作者はトーベ・ヤンソンです。
ムーミンの物語は最初一人のスウェーデン語を話すフィンランド人作家が作った話だけで、世界的に有名ではなかったです。
そのムーミンの物語はムーミンコミックの始まりによって世界に名が渡ることができたのです。
様々な縁があって1954年より、ロンドン新聞夕刊がムーミン漫画連載を開始しました。
当時世界最大の発行部数を誇るロンドン新聞夕刊に漫画連載ができたことがトーベ・ヤンソン及びムーミンの物語にとってとても大きいな一歩です。
原作者のトーベ・ヤンソンは小説を書きながら漫画も構想して描かないといけないので、誰かに手伝ってほしかったです。
そのような背景から、トーベの弟であるラルス・ヤンソンには漫画のセルフのスウェーデン語を英語に翻訳する作業を手伝ってもらっていました。
ムーミンの人気が爆発し、様々な仕事が舞い降り、トーベはその頃多忙を極めて時間がとても限られていたことから、ムーミン漫画連載始めてから3年後の1957年から弟のラルスはセリフ付けの作業も手伝うようになりました。
トーベとラルスが共同で作成した初めてのコミックは14冊目の『 Moomin Goes Wild West (タイムマシンでワイルドウエスト)』(1957年)です。セリフは姉弟で考え、イラストはトーベが担当しました。
※タイムマシンでワイルドウエストより
※出典:Moomin.comより
トーベのみが作成したコミックと、姉弟で作成したコミックの違いは「Tova Jansson」とサインされているのか、または 「Jansson」とされているのかです。
弟のラルス・ヤンソンにバトンタッチ
ロンドン新聞夕刊にムーミン漫画の連載が始めて5年が経った1959年にトーベが新聞に連載する漫画について書いた手紙の中には、「仕事に楽しみを感じられないからもう漫画を描くのをやめないと。」といったことが書かれていました。
トーベは漫画家としてだけでなく、アーティストになりたかったのです。
これまで翻訳やセリフ付けを手伝ってきたラルスはトーベのムーミン漫画家としての仕事を引き継ぎました。
仕事を引き継いだとはいえ、彼は作家だったため、これまでに絵を描いたことがありませんでした。
しかし、練習によって成果を出し、ラルスによって描かれた初めてのコミックが1960年に出版されました。22冊目の『Moomin’s Lamp(ムーミンと魔法のランプ)』です。
そしてラルスによって作成された最後のコミックは1975年の73冊目の『Moomin and the Ten Piggy Banks』です。
弟のラルス・ヤンソンが自らムーミン漫画を描くのは実に15年も渡って続きました。
※出典:Moomin.comより
読者の皆様はどのようにムーミンを知り、どのようにムーミンの物語を知ったのでしょうか。
ムーミンの小説でしょうか?
ムーミンのアニメでしょうか?
それともムーミンのコミックでしょうか?
小説もアニメもコミックもそれぞれ特徴があり、見ごたえや読み応えがあるので、是非それぞれ試してみて頂きたいですね。
そして、どれが一番好きかを教えて頂きたいです。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)