タリンを3時間で回るベスト弾丸プラン ヘルシンキからフェリーの旅(後半)

公開日:2019年3月13日  関連分類: 

 

ヘルシンキからフェリーでタリンに行き、3時間ほど滞在してまたフェリーでヘルシンキに戻る日帰りプランですが、前回の記事ではフェリーターミナルからタリン旧市街の最も南の高台や教会までのルートや観光スポットをご紹介しました。

参考記事:タリンを3時間で回るベスト弾丸プラン ヘルシンキからフェリーの旅(1)

 

 

今回はタリン旧市街の最も南からフェリーターミナルまでのルート及び観光スポットを紹介していきます!

 

 

※下記キートスショップ主催のヘルシンキ発タリン日帰りツアーをご参考ください。

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ヘルシンキ⇔タリンの往復乗船券をご購入頂けます。コンフォートラウンジとビジネスラウンジの2種類をお選び頂けますので、夏のハイシーズンに混雑する船内と無縁でゆとりのある…...続きを読む

 

 

計画ルート:タリン旧市街を1周回ろう!

今回計画したルートはタリン市街区の北側にあるフェリーターミナルから徒歩で旧市街に入り、有名な観光スポットを一周回ってフェリーターミナルに戻るルートとなります。

 

 

 

 

 

 

タリン旧市庁舎、市庁舎広場(Tallinn Town Hall、Town Hall Square)

タリン旧市庁舎は1402~1404年の約600年前に建造され、ゴシック形式の建築で当時からタリン市の力を見せる建築物という存在でい続いてきました。

 

ゴシックスタイルの市庁舎としても北欧唯一きれいに保存されてきたものです。

 

現在タリン旧市庁舎は夏の7~8月のみ一般人に公開し、他は国賓が訪ねる際にコンサート会場として使用されることが多いです。

 

 

 

 

市庁舎広場はタリンの中心です。

人々はこの広場で会い、買い物をし、フェスティバルやイベントを開催します。

この場所はタリンの最も賑やかな場所として既に8世紀に渡って続いてきました。

夏にはカフェや露天ミュージックイベントが開催され、12月にはクリスマスマーケットの会場になります。

 

 

 

 

市庁舎薬局(Town Hall Pharmacy)

市庁舎広場のすぐ横にある小さな薬局は「市庁舎薬局」と言います。

実にこの小さくて目立たない薬局は1422年から操業開始し、既に597年間休まずに営業し続けてきたヨーロッパ最古の薬局です。(たぶん)

 

 

 

 

中世の時代には蛇の皮、ミイラの汁などが売られていたそうです。

薬局という機能以外に、市庁舎薬局にもジャム、お茶、火薬などの日用品が販売されています。

その中で最も人気が高いのは「マジパン」です。

マジパンは治療の効果があると地元の人が思っているそうです。

 

薬局の中にも少し展示スペースがあり、昔のものが展示されているので是非覗いてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

聖キャサリンの通路(St. Catherine’s Passage)

聖キャサリンの通路は市庁舎広場から少し東に約50メートルの場所にあります。

聖キャサリンの通路はVene通りとMüürivahe通りを繋げる細い通路ですが、最古1246年には既にその存在が記録されています。

 

 

 

 

聖キャサリンの通路は本来聖キャサリン教会の敷地に繋げるための通路でしたが、周囲に様々な建築物が密集し、タリンの最も歴史的な雰囲気が感じられる場所として有名になってきたようです。

その代表的な特徴は聖キャサリン教会の壁を支えるために作られた8つの支持物です。

 

また、聖キャサリンの通路の後ろ側には城壁があり、織の物の市場として有名ですよ。

少し南に行くと、中世感満載のViru城門が写真スポットです!

 

 

 

 

ヘレマン塔と市庁舎城壁散策(Hellemann Tower and Town Wall Walkway)

タリン旧市庁舎と聖キャサリンの通路から遠くないヘレマン塔と市庁舎城壁散策では中世の城壁に実際に登り、城壁の上を散策することができます。

中世の雰囲気を変わった形で楽しみながら、タリンの市街区を眺めることもできます。

※入場料金3ユーロです。

 

城壁は過去に武器庫や監獄などに使われたそうです(驚!)

 

 

 

 

 

 

 

 

職人たちの中庭(Masters’ Courtyard)

タリン旧市街のど真ん中にとても静かで中世の建物に囲まれた中庭があります。

それが「職人たちの中庭」という場所で、多くの手工芸品が展示、販売されており、またChocolaterie Caféからのホットチョコレートも有名です!

 

是非こちらでゆっくり雰囲気を楽しみながら一休みしてみませんか?

 

 

 

 

 

タリンに滞在時間が3時間しかないととても早足になりますが、最低限このくらいのスポットを回れれば十分かなと思いますね。

もちろん、ゆっくり散策したいなら、いくつかのスポットをスキップしてもいいかなと思います。

 

 

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1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

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Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

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