綺麗な黄金色した宝石、琥珀。
アンバーと言われることもあります。
実はバルト海の方では有名なもので、
特に、エストニアの海沿いではお土産として有名です。
タリン旅行へいけば沢山の琥珀が売られていることに気づくでしょう。
虫が入っている琥珀があるけれど一体どう言うこと?
よく、虫入りの琥珀がものによってはびっくりするような高値で売られています。
このわけはまず、琥珀とは何なのか?と言うことを知らなければなりません。
今から2千〜1億年前に成長した針葉樹、その針葉樹の石化樹脂が海底に幾十にも積み重なったものが琥珀です。
それら海の底にあったものが海岸ビーチに流れ着いたもので、
ヨーロッパ全体で琥珀といえば「バルト海と北海」と言われるほどとても有名。
これでちょっと想像できますね。
樹脂に取り込まれた虫が、そのまま琥珀になっちゃった、、、
それが「虫入りの琥珀」と言うことです。
琥珀が電気を起こす?!昔は偽造されるほど神秘的な石だった
琥珀が採れる地域ではこの黄金にひかる石がとても大切にされていたのですが、
その昔、琥珀がめずらしく魅力的に感じたヨーロッパ内陸のギリシャ人やローマ人は金属などと交換し手に入れていました。
その魅力は美しいだけでなく、
琥珀に摩擦を加えた時!
簡単にスナ埃やチリを吸い寄せる不思議な宝石だったんです。
これは、今で言う「摩擦電気」や「静電気」のことで当時の人にはとてもびっくりするようなことでした。
これが元となり、いくつかの国では「電気」と言う単語は琥珀が由来している言語もあります。
そんな不思議で美しくもある琥珀に魅了された人たち、
スペインのイベリア半島では偽物の琥珀を身に付けて埋葬された数千年前のお墓が発見されたこともあります。
琥珀(アンバー)にはどんな意味があるのか?
みなさん、花には花言葉があることはご存知でしょう。
実は宝石や天然石にも「石言葉」やそれぞれの「意味」があります。
琥珀は、この綺麗な艶めいた輝きから
太陽と関係のある石だとされていて、暖かいポジティブなイメージの石と言われています。
よく、パワーストーンなどと言われたりしますが、
琥珀には
- 金運
- 対人運
- 長寿
- 精神面の浄化
このような力の宿す石とも言われており、
実際、昔のヨーロッパでは
琥珀は虫歯の痛みを癒すものと信じられていて、
特に子供が虫歯で痛がる時には小さな琥珀を持たせるのが一般的だったとか。
その他にも、膀胱炎や胃の病気、気管支炎などを治すとも考えられていました。
実はフィンランドで売られている琥珀はとても高品質
琥珀はヨーロッパだけでなく、中国でも価値のある宝石だと言われています。
アンバーと言う名前だけではなく、日本で「琥珀」と言われる単語も中国語に由来しています。
そんな琥珀を、まさかのフィンランドにまで買い付けにくる中国の方が結構いると話題になりました。
バルト海に面しているフィンランドでも、エストニアほど多くはありませんがジュエリー&時計店では琥珀が置かれています。
世界の琥珀市場価格には変動がありますが、
バルト海周辺の一般的な価格は1kgあたり、わずか4400ユーロ(52万8千円)です。
中国でも琥珀は販売されていますが、彼らが言うにはフィンランドの琥珀は高品質であることが多く本物だと確信しているとのことです。
形状、品質、色やサイズによっても値段は変わってきますが、
やはり高価なのは、琥珀の中に肉眼で見える昆虫などが入っていることなのだそうで、
どんなものが琥珀に残されているか、場合によっては、
とっても小さな「一粒」と言える琥珀だったとしても500ユーロ(6万円)前後することがあるようです。
時にフィンランドで10000ユーロ(120万円)以上の値段で琥珀を購入する中国からの観光者もいるのだそう。
時には手を加えすぎている琥珀もあるので購入の際はよく選びましょう
実は、白や緑がかった琥珀は黄金色したものよりも価値があります。
色による値段の値は、常にどの色が流行っているかによって変わってきますが、
フィンランド市場に出回っている琥珀のほとんどは、熱処理によっても染色されています。
そう、琥珀は熱処理をすると色が変わるのです。
一般的に明るい黄金色の琥珀は商業的には興味がないようで、それにもう少し茶色がかっていば、、、
と思う方が多いようです。
世界には色々な宝石がありますが、
エストニアはタリンへご旅行なさる機会があれば、一度どれだけの琥珀が売られているのか
フィンランドや日本と比べられても面白いかもしれませんね。
参考・引用:Ilta-Sanomat -Kiinalaisturistit himoitsevat Suomesta meripihkaa – ”Ostavat joskus yli 10000 eurolla”
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