みなさんコーヒーはお好きですよね。
インスタントコーヒーでお手軽に、
コーヒーメーカーを使って、
エスプレッソマシーンで、、
など色々なコーヒーの入れ方があり、同じコーヒーを入れるにも様々な手法があります。
今回は、日本ではあまりメジャーでない
「コーヒーポットを使って入れる美味しいコーヒーの入れ方とその魅力」
をお伝えします!
フィンランドでは好んでコーヒーポットでコーヒーを入れる方もいらっしゃるんですよ。
あ、そうそう忘れてはいけない!!!
この人もコーヒーポット愛用者のうちの一人です。
「どう?コーヒー飲む?」
(Noh, Juotteko kahvia?)
彗星の話をしながらムーミン達にコーヒーをすすめるスナフキン。
写真引用:楽しいムーミン一家「ムーミン谷の彗星」劇場版DVDより
参考:ムーミンキャラクターが教えてくれること。スナフキン編(前編)
コーヒーメーカー派とコーヒーポット派では別、コーヒ粉の違い
フィンランドで一番庶民的で馴染みのあるコーヒーといえばユフラ・モッカ(Juhla Mokka)と言われるコーヒー。
キオスクで気軽に買えたり、何かのイベント時などに配られるコーヒーも大概このコーヒーです。
もちろん、スーパーマーケットの売り場には必ず置いてあり、積み上げて陳列されていることも珍しくありません。
さてこのコーヒーのパッケージ、よくよく見ないと間違えて買ってしまうことがあるので注意が必要です。
なぜなら、この同じ大きさ・同じかたちのコーヒーでも二種類あります。
それは、コーヒーメーカー用・コーヒーポット用。
この種類の違い、何が違うのかと言うと
コーヒー豆を挽いたあとの粒(粉)の大きさが違います。
コーヒーメーカーで作る時には
フィルターを通すので細かく挽いた粉状のグラウンドコーヒーを使います。
それに対して、コーヒーポット用には、
細かすぎるコーヒーは苦味がモロに出てしまい肝心が味が消されてしまうので、少し粗めに挽いてあるのです。
コーヒーポットで作ると何が違う??
コーヒーメーカーで作るコーヒーは、フィルターを通すので微々たるものですが豆の良さをも濾してしまいます。
しかしコーヒーポットで入れるコーヒーは、フィルターを通さないのでコーヒー豆から溶け出たものがダイレクトに味わえます。
そう、コーヒー豆にある美味しい脂質成分やエッセンシャルオイルが濾過されないと言うことは!!
それだけ美味しく、コクが味わえると言うことです!!
そして、香りもまたコーヒーメーカーとは少し違った香りを楽しめるのが
コーヒーポットで作る魅力です。
コーヒー消費率世界一のフィンランドではコーヒーポットで作るのが一般的だった
コーヒーがめちゃくちゃ大好きなフィンランド人。
一度のコーヒータイムに2杯3杯は当たり前です。
1960〜70年代にコーヒーメーカーが登場するまでは、コーヒーポットで作るのが当たり前だったフィンランド。
昔は家庭の薪ストーブの上でフツフツとコーヒーが作られていました。
現在ではコーヒーメーカーが世帯につき一台置いてある家庭がほとんどですが、
まだまだコーヒーポットの需要は消えません。
コーヒーポットを使った美味しいコーヒーの入れ方
写真引用:https://lehmusroastery.com/
めちゃくちゃ簡単です。
分量はパッケージに書かれている分量でまずは試してみてください。
まず、コーヒーポットにお湯を沸騰させます。
沸騰したらコーヒーポットを火から離し、1分ほど待ちましょう。
これはコーヒーに良い抽出温度が92〜96℃と言われているためです。
1分ほど待ったらコーヒーポットに直接コーヒー豆を加えスプーンなどでよくかき混ぜます。
そしたらコーヒーポットを沸騰する直前までまた火にかけ少し温めます。
温まったら火からおろし、4分ほど蒸らします。
この間にコーヒー豆がポットの底に落ちます。
出来上がりコーヒーのベスト温度は75〜80℃が最適!
あとはコーヒーカップに注いで完成!!
ちなみに、好みで出来上がったコーヒーポットに冷水をちょっと入れる方も。
このことをフィンランドでは「Säikäyttää(サイキャユッター)」と言われ、
コーヒーを「怖がらせる・脅す」と言う意味です。
コーヒー豆をポットに入れてからくれぐれも沸騰させないように気をつけてくださいね。
でなければ、かなり苦くなってしまいます。
コーヒーポットのお手入れは簡単!
美味しいコーヒーを嗜んだらコーヒーポットのお手入れもチャッチャと済ましてしまいましょう!
自宅だと洗剤で洗って大丈夫ですが、キャンプなど旅先では洗剤はちょっと…と思いのあなたに!
まず、コーヒーポットを濯ぎます。
それだけだと不十分。ポットにはまだ脂質が残っています。
ですので、ポットに暖かいお湯を1リットルに対しスプーン3杯の重曹を入れて洗いましょう。
これだと洗剤いらずで簡単、環境にも優しいです。
使用後は、毎回ちゃんと洗いましょうね。
美味しいコーヒーをまた楽しみたいですもの!!
情報・引用:https://www.paulig.com/
情報・引用:Lehmus Roastery -Paras resepti pannukahville! Näin valmistat pannukahvia oikein
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お薦めの北欧スポンジワイプ
是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)