ヘルシンキのお薦め観光スポット:「フィンランドの村」セウラサーリ野外博物館(二)

公開日:2017年8月29日  更新日:2022年8月24日  関連分類:

ちなみに、「フィンランドの村」セウラサーリ野外博物館にある大昔から、様々な町にあったフィンランド木造建築は全てフィンランド各地から「運んできた」ものです。

 

その大変な努力によって、今はヘルシンキのセウラサーリの一か所で色々なものを見ることができます。

 

本当に感謝感激です。

 

今日もゆっくりセウラサーリ野外博物館の「フィンランド村」を探っていきましょう!

 

子供のサマーコテージ

家庭の経済状況によってフィンランドのサマーコテージに子供用の小屋が設置される場合もあります。

 

小さい小屋には部屋一つのみで、小さいベッドが二層構造で合計4つあり、他の遊び用の机や木製のおもちゃなどもあります。

 

 

夏専用の小屋なので、室内には暖炉設備が付いていません。

 

ちなみに、室内の一角にコーヒーを挽けるツールが置かれています。そこに「自分でコーヒー豆を挽いて持ち帰ることができる」ノートが置かれています。

 

クルッシ農場

農場にはフィンランド人スタッフが伝統フィンランド服装を着て昔の機械を使ってウールを糸に織るデモンストレーションしています。

 

織り方を聞いてみると、親切に教えてもらえます。

 

 

フィンランドの農場にある家のリビングルームです。

 

リビングルーム、キッチンと工作室はそのまま一つになっています。

 

調理するために木材を燃やすしてから食材を温めます。

 

 


床には小さな蓋があり、蓋を開ければ下は貯蔵室です。厳密に言うと「冷蔵庫」ですね。

 

冬には「冷凍室」になるかもしれません。

 

年中低い温度を保てるので、食材の保存に適しています。

 

大昔からのフィンランドリビングテーブルスタイルです。

 

テーブルは変わっていますが、テーブルクロースを敷く習慣は今も変わりませんね。

 

チーズを作る容器もあります。冬が寒くて長いフィンランドでは保存食としてチーズが多く生産されています。

 

イヴァルス農場

ナプリオというフィンランド西部海岸の町で1764年に建てられた農場で、1800年代には旅行に変わりました。

 

1819年にアレクサンダー皇帝がこの町を経由し、ここの旅館で休憩を取ることになりました。

 

そのため、2階の一室を修繕し、エンペラーチェンバーと名づけられました。

 

 

カルナ教会

カルナ教会はセウラサーリ野外博物館の中で最も古い建物です。

 

建築されたのは今から430年も前の1685~1686年ごろで、博物館に購入されたのが1912年でした。

 

建築自体は本来寄棟屋根と平面天井の形でしたが、1773~1774年に建築名匠であるアンダース・ワルバーグによって現在の尖がっている天井の形に改築されました。

 

非常に歴史価値のある木造教会です。

 

 

 

セウラサーリ野外博物館詳細

  • 営業期間&時間:2022年5月15~9月15
    • 5月15日~31日 月~金 9時~15時、土日 11時~17時
    • 6月1日~9月15日 月〜日 11時~17時
  • チケット:
    • 大人 6~8月:10ユーロ、5月と9月:8ユーロ
    • 学生や障がい者や年金受給者など: 8ユーロ
    • 子供 7~17歳 :4ユーロ(7歳未満は無料)
    • 家族割(大人2人+子供1~4人):25ユーロ
  • オフィシャルウェブサイトはこちら
  • 住所:Seurasaari, 00250 Helsinki, フィンランド

 

ヘルシンキ中央付近からのアクセスはKamppiショッピングセンター1階にある47番バス乗り場から、24番のバスに乗車し、Fölisönというバス停で降車後、約10分程歩いてすぐです。

 

 

フィンランドの村 セウラサーリ★

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お薦めの北欧キッチンタオル

是非使う目的、場所に合わせて自分に合う一枚をお選びください。

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ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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