フィンランド料理・スモークサーモンで濃厚スープを作るレシピ

公開日:2020年11月1日  更新日: 2022年08月08日 関連分類: 

写真引用:https://www.iltalehti.fi/

 

フィンランド料理の中で最も人気なのがサーモンスープです。

 

もちろんフィンランド人にとても人気のスープですが、今回は定番のサーモンスープをちょっとアレンジしたレシピ。

 

フィンランド人シェフがアレンジしたものなので、味には間違いがありません。

 

しかも、野菜嫌いな人も知らぬ間に野菜をたくさん取れるスープを今回はスモークサーモンで作ってみましょう。

 

 

 

 

濃厚スモークサーモンスープのレシピ

写真引用:https://www.iltalehti.fi/

 

ブレンダーかミキサーを使うのがベストです。

これらのない場合はマッシャーなどを使うこともできますが、滑らかさに少しかけるので注意が必要。

好みによってはマッシャーの方がいいという人もいるので試してみてください。

 

 

材料

クリームスープ部分

  • バター:50g
  • 玉ねぎ:2個
  • にんじん:1本
  • セロリの茎:2本
  • トマトペースト:400g
  • アップルビネガー:大さじ2
  • コンソメ(できれば魚のブイヨン):キューブだと1個〜
  • 生クリーム:200cc
  • :400cc

後からの味付けと具材

  • :小さじ1
  • 黒こしょう:小さじ1/2
  • ジャガイモ:4個
  • セロリの茎:2本
  • スモークサーモン:350g
  • あればディル:適量

 

1)クリームスープをまず作っていきます。玉ねぎ・にんじん・セロリは1cmほどの大きさに適当に切っておきます。

2)深みのある鍋にバターを入れ火をつけて1)を焦げないよう火を通しましょう。

3)更に鍋にトマトペースト・アップルビネガー・水・コンソメ・生クリームを加え、温まったらブレンダーでピューレ状にします。*ブレンダーがない場合はミキサーを使ってください。
これでクリームスープのベースは出来上がりです。

4)後からの味付けと具材として、まずはジャガイモを薄くスライスして沸騰した塩水で茹でて火を通します。

5)セロリも薄くスライスし、スモークサーモンは好みの大きさに手でちぎっておきます。

6)3)のお鍋に茹で上がったジャガイモ・セロリ・スモークサーモンを加え、スパイスで味を整えたら出来上がり!お好みでディルをトッピングしてくださいね。

 

 

 

 

作る時のヒント

普通のサーモンでももちろん作れますが、スモークサーモンを使うことによってコクが出ます。

 

更に、茹でたジャガイモとセロリの歯応えで満腹感はバッチリ。

 

ジャガイモは好みにもよりますが、男爵よりもメークインの方を使った方が口当たりがよく、スープの中でも口の中でも崩れやすくなる方が良いとシェフは言っています。

 

 

コンソメ(ブイヨン)のこと

材料に使われるコンソメブイヨンですが、日本だと魚のブイヨンは手に入りにくいかもしれません。

そんな時は普通に売っているコンソメで大丈夫ですが、味見をしながら量を調整してみてください。

その際は粉末の方が簡単でしょう。

 

 

フィンランドではブイヨンキューブが主流で粉末は滅多に見かけません。

キューブ状のもの、液体スープのもの、濃縮液状のもの、ゼリー状のものが主にスーパーで売られており、キューブ状のものはメーカーによっては指で潰せるほどの柔らかさの場合もあります。

 

種類も、チキンはもちろん、ビーフ、野菜、魚、キノコなどなど、オーガニックタイプのものも売られています。

 

どのメーカーのものがいいのかは好みの問題ですが、お料理の主体となるものによって使い分けるのが一般的です。

 

例えば、今回のような魚のスープには魚のブイヨンを。キノコのリゾットだとキノコ用のものを。といった感じです。

 

もし、フィンランドにご旅行されたらお料理好きの方には日本で珍しいブイヨンの素をお土産にしてみてもいいですね。

 

 

 

 

もし、普通のサーモンスープを既に作ったことがあるのなら、一度このアレンジされたもう一つのサーモンスープを試してみてください。

 

参考:驚異のうまさ!これがフィンランドのサーモンスープ??レシピも公開!

 

寒い日のランチにはもってこいです。

 

ぜひ、フィンランド風にパンと一緒に召し上がってくださいね。

 

 

情報・参考:Iltalehti -Risto suunnitteli Emmi-tyttärelle Tukholmaan lohikeiton – niin hyvää, että söisi vaikka joka päivä

 

関連記事

食文化の発展が遅かったため、世界著名な料理も若干欠けていますが、筆者としてすごくお薦めしたいのは「ブルーベリーパイ」です。ブルーベリーは毎年7~8月にフィンランドほぼ…...続きを読む
フィンランドのサーモン、それはサーモンのようで実は違うかもしれません。その他、フィンランドの食卓に並ぶ魚の今の現状をお伝えします。国産だ!いや外国産だ!!結局どっちだ…...続きを読む
びっくりするほど簡単で時間のかからない立派なメイン料理だけでなくデザートも作れるレシピをご紹介。手の込んだ料理に見えるので、誰かをお家に招待した時には秘密にしておきた…...続きを読む
フィンンランドでは毎週木曜日は豆スープの日。一般家庭ではもちろん、レストランや学食、更には軍隊まで木曜日は多く豆スープが食べられます。豆スープの歴史や他の国の豆スープ…...続きを読む
フィンランドのベーキングコンテストで1位に輝いたシナモンロール。まさかのレシピ公開です!!もちろん日本のお家でも作れてしまう材料ばかり。こだわりはやっぱりシナモンです…...続きを読む
フィンランドの腕が確かなシェフのレシピを更に少し改良した、おばあちゃんのフラウンソースと甘みのある玉ねぎ、そして香ばしい挽き肉を使ったお料理のレシピです。とってもフィ…...続きを読む

お薦め3D木製蝶ネクタイ

ちょっとしたオシャレをしたい時に是非参考にご覧ください。

ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら