フィンランドに来て5年半が経つ店長ですが、実に世界最初のムーミンテーマパークである「ムーミンワールド」に今までまだ行ったことがないのです。
今回ようやく機会があり、ムーミンワールドに訪ねることができました!
しかも冬限定開園の「ウィンターマジック」です。
ムーミンに関するテーマーパークは世界で二つしかありません。
一つは日本の埼玉にある「ムーミンバレーパーク」(2019年開園)で、もう一つはフィンランドのナーンタリにある「ムーミンワールド」(1993年開園)です。
両方ともムーミンのテーマパークですが、運営会社が違うので、内容もある程度異なります。
日本のムーミンバレーパークはもう少し大人向けの内容ですが、フィンランドのムーミンワールドはもう少し子供向けの内容です。
※ムーミンバレーパークは日本の埼玉にある世界に2個目のムーミンテーマパークです。その紹介は下記の記事をご参照ください。
参考記事:ムーミンバレーパークは楽しいのか?思ったほど物足りないかな
※キートスショップ主催ヘルシンキ現地ツアー
ムーミンの世界に行こう!ムーミンワールド
名前通り、ムーミンワールドはムーミンの世界であり、我々がムーミンの世界に入れる場所です。
ムーミンワールドにはムーミン関連の様々な施設があります。
例えば、ムーミン世界の中心であるムーミン屋敷はもちろん、水浴び小屋、お寂し山、ムーミン谷の警察署、スニフの家、エンマの劇場、スノークの発明工場、ヘムレンさんの家、ムーミンが建てた家などがあります。
そして、もちろんムーミンの重要キャラクターたちと会うこともできます。
ムーミン、ムーミンパパ、ムーミンママ、スナフキン、リトルミイ、ミムラねえさん、トゥーティッキ、スニフ、スティンキー、アリサ、アリサのおばあちゃんなどが園内にいます!
※ムーミンのキャラクターたちを紹介する記事をご参考ください。
ムーミンワールドの楽しみ方は主に二つの部分になります。
「施設見学」と「ショー」です。
ムーミンの世界で登場した様々なシーンを見回って楽しめます。
ムーミンの物語を知っている方は様々なシーンを懐かしく思い出せるでしょう!
また、様々なショーも上演されますので、ムーミンのキャラクターたちが演出に参加しますので、それらの物語を楽しめます。
例えば、今回の冬開園期間中にエンマの劇場では「Snow, Moomintroll, snow!」というショーが1日に2回上演されます。
「Christmas tree, puppet show」という人形を使ったミニーショーや「The Witch arrives in the Moominvalley」のイベントも1日2回行われました。
ムーミンワールドの冬季9日間限定ウィンターマジック
ムーミンワールドは通常夏期間の3ヶ月と冬期間の1週間ちょっと程度しか営業していません。
一年中ほとんどの時間は閉まっているのです。
2020年夏の営業期間は6月6日から8月23日までです。
冬は二つの週末を跨ぐ9日間の「ウィンターマジック」が行われ、開園されます。
通常の夏期間と異なり、ウィンターマジックは「ムーミン谷の冬」をイメージとして演出されます。
※ムーミン谷の冬はムーミン小説の1冊です。とても面白い内容なので、そのダイジェストを是非お読みください。
そのため、上演するショーの多くもムーミン谷の冬に関連するテーマとなります。
2020年の冬開園は2月15~23日ですでに終わりました。
今年はフィンランド百年来の暖冬でなんとムーミンワールドに積雪がありませんでした。
ムーミン谷の冬とイメージはかなり変わってしまいましたが、天気と気候はどうしようもないですね。
ちなみに、冬期間の営業ではすべての施設がオープンされるわけではありません。
一部の施設は営業・オープンされず、内容も限定的なものでした。
全ての施設がオープンされる夏にもう一度行ってみたいです!
ムーミンワールドへのアクセル方法
ムーミンワールドの所在地はフィンランドの南西海岸にあり、町の名前はナーンタリ(Naantali)でフィンランドの古都であるトゥルク(Turku)の隣町です。
ヘルシンキからは一般的に二つの方法で行くことができます。
一つはヘルシンキから長距離列車に乗車し、トゥルクでローカルバスに乗り換えてナーンタリに行きます。
もう一つはヘルシンキからナーンタリへの直行バスに乗車することです。
電車で行く場合、長距離列車はヘルシンキ中央駅から発車します。
値段は9~20ユーロ程度で、乗車時間は約2時間です。
もちろん、電車はバスよりはるかに快適です。
トゥルクに到着したら、ローカルバスの6番もしくは7番に乗り換えてナーンタリへ行きます。
ローカルバスは一人約3ユーロです。
しかし、トゥルク駅から直接乗れませんので、バス停まで歩いて行く必要があります。
もちろん、トゥルク駅から直接タクシーでムーミンワールドに行くこともできます。
タクシーで行くと片道40~50ユーロで所要時間約20分です。
ヘルシンキからバスで行く場合、本数が少ないですが、直接ナーンタリまで行くことができます。
OnnibusのウェブサイトでHelsinki – Naantaliで検索すると詳細情報が表示されます。
価格は約5~12ユーロで乗車時間2時間半から3時間弱です。
ヘルシンキの長距離バス乗り場はカンッピショッピングセンターの地下1階にあります。
ナーンタリに着いたら徒歩約20分でムーミンワールドに行けます。
ムーミンワールドとムーミンバレーパークとの比較
フィンランドのムーミンワールドと日本のムーミンバレーパークは異なる会社が運営し、開園の年代もかなり違うので、一概に比べられないですが、筆者個人の観点からその違いを少し見てみましょう。
一つ目はやはり環境ですね。
ムーミンワールドはフィンランドにあるので、島である環境、岩場の多い場所、北欧風の木造建築などはやはり日本とは違います。
日本のムーミンバレーパークにある森、山の形はもちろんフィンランドと違うので、感じた雰囲気も変わってきますね。
もう一つは展示物とショーの内容ですね。
ムーミンワールドはショーが比較的に多く、ムーミンバレーパークは展示やアトラクションが多いですね。
ムーミンワールドのショーは4~5種目があり、それぞれ2~3回繰り返して上演されます。
ムーミンバレーパークにはKOKEMUSという博物館のような施設があるので、見応えはとてもいい場所です。
装飾の作りやキャラクターの振る舞いももちろん違います。
日本のムーミンバレーパークにある施設や装飾はやはり日本らしく作りこんでいて細かいところまで手が入っています。
そして、キャラクターたちももちろん日本文化に合わせて振る舞います。
ムーミンワールドとムーミンバレーパークの面積サイズ感は同じくらいように感じます。
それほど大きくない感じですね。
ムーミンワールド営業情報
- 営業期間
夏:6月上旬~8月下旬
冬:2月中旬 - 営業時間
夏:10:00~18:00(8月中旬くらいからは12時開園)
冬:10:00~16:00 - オフィシャルサイト:Moominworld
- 入園ワンデーパス料金
夏:ネット購入30ユーロ、当日入り口購入32ユーロ
冬:ネット購入22ユーロ、当日入り口購入24ユーロ - 住所:Kailo, 21100 Naantali
- 地図
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お薦めの北欧スポンジワイプ
是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)