北欧フィンランド生まれのムーミンとムーミンの世界はフィンランドから深く影響を受けています。
それはもちろんフィンランド人の原作者トーベ・ヤンソン本人がフィンランドの環境や文化を強く受けているからでしょう。
今年はフィンランド独立100周年で、フィンランド政府が打ち出したテーマが「一緒に」(Yhdessä)です。
このテーマはまさにムーミンの物語が語っているムーミン屋敷は誰をも歓迎しているというコンセプトと一致しています。
それでは、フィンランドの環境と文化はどのようにムーミンの世界に繋がっているのでしょうか。
1.フィンランドの地理環境
フィンランドには訳18万個の島を有しており、その多くはバルト海の海岸線に沿って点在しています。
これらの島々は多くのフィンランド人の生活に影響をもたらしています。多くのフィンランド人は夏に島で過ごす、リラックスして夏を楽しみます。
ムーミンの物語にも島へ航海するなどのシーンがあり、まさにフィンランド人の島生活に関係しています。
※Moomin.comより引用
2.大自然
自然はムーミン物語の中で一つ大きなテーマです。
「ムーミン谷の彗星」にあるムーミンからの言葉を読めばわかるでしょう。
彗星が近づいてきている夜のごろです。
「あんな火の玉が飛んでくるのを見て、地球は、どんなに怖がっていることだろう。ああ、森や海や、雨や風、そして日光や草やコケ、僕はどれも好きでたまらない。あれがみんななくなったら、僕はとても生きていられないな」
ムーミンたちは自然を愛しながら尊敬しています。彼らはフィンランド人と同じように森に行き、散歩したり、ベリーを摘んだり、海に行ってボートを漕いだりします。
3.厳寒の冬
北極に近い他の大地と同じようにフィンランドの冬は優しいものではないです。
「もし人間も冬眠ができればいいのに」と多くのフィンランド人も思うでしょう。まさにムーミンが冬が来る度に冬眠しているように。
その同時にフィンランドの冬は静かで神秘で綺麗です。
それはまさに「ムーミン谷の冬」です。
4.フィンランドの食べ物
「パンケーキをジャムと一緒に食べる人に悪い人はいない」
ムーミンはこう言っていたように、ムーミンたちの食べ物も深くフィンランドの食文化から影響を受けています。
ムーミンたちや他のキャラクターが魚を釣ったり、ベリーを摘んだり、香料の入ったワインを飲んだり、パンを食べたりするのはまさにフィンランドでの飲食慣習の通りです。
もし気になるなら、ムーミンたちの料理本もあります!
5.安らぎ、哀愁と孤独の大切さ
「歩くことはとても簡単。リュックにほぼ何も入っていないし、悩むこともないから。森に対しても天気に対しても喜びを感じる。自分に対してもだ。明日も昨日も遠く感じ、ただいま日差しは白樺の間から照らし、空気はひんやりして柔らかい」
「これは考えるにいい夕方だ。スナフキンはそう思った。考えに一つは期待。二つは春の悲しみ。残りの全ては単純に一人で歩く楽しみだけだ。」
ムーミンの物語からこういう話がありました。
まさに自然に繋がり、自然と触れ合い、安らぎ、哀愁と孤独をしっかり感じることを大切にしていることです。フィンランドの多くの人々もこのように感じることを大切にしているようです。
※Moomin.comより引用
6.小さな幸せの大切さ
ムーミンたちはよくすごい出来事に驚き、感心しますが、彼らは小さい出来事、小さい幸せをも大事にしています。
「私はただ平和にポテトを育てて夢見たいだけ!」とムーミンが言ったことがあります。
小さな幸せを大切にすることはまさにフィンランドの文化を見せています。
ちょっとしたお菓子を食べること、数分間太陽を浴びること、暖かいパンケーキを食べること、ちょっとした神秘な森道を歩くこと。どれも楽しく感じませんか?
7.夏至祭
夏至祭は北欧、フィンランドの中で一年中最も重要な節日の一つです。
フィンランド国中の人々は夏至、一年の中で日が最も長い一日をお祝いします。
フィンランドの中で、場所によって白夜の中でお祝いすることになるかもしれません。
人によって祝い方も変わります。キャンプファイヤを起こしたり、コテージで過ごしたりします。
「ムーミン谷の夏祭り」の中でも似たような祝い方が書かれていますね。
※参考記事:夏至祭 ~フィンランド夏の最大な祭りの秘密を探ろう~
※写真中の商品:ムーミン マグ カップ : ムーミン一家とクリップダッスとトゥーティッキの航海 2014年 夏限定 / Arabia / フィンランド 北欧
最後に
いかがでしょうか。ムーミンとフィンランドが繋がる7つの要素です。
もしムーミンの世界を自ら感じてみたいならフィンランドに行ってみるのが一番いいかもしれませんね!
※この記事はMoomin.comのSuper Suomi: 7 wonderful ways Finland influenced Tove Jansson’s Moomin worldに基いて製作しています。
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1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
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キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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