夏至祭 ~フィンランド最大の夏祭りの秘密を探ろう~

公開日:2018年4月1日  更新日: 2018年06月20日 関連分類:   

クリスマスに次ぐフィンランド最も重要な節日は言うまでもなく夏至祭ユハンヌス)でしょう

 

長い冬を耐えてようやく日が最も長い夏至を迎えることができ、暖かくなって気持ちのいい日には祝わないといけません!

 

フィンランドでは夏至祭に何をやって過ごしているでしょうか。

 

どのようなイベントに参加するのでしょうか。

 

 

 

パーティーする日だけではない!フィンランドの夏至祭の意味とは?

夏至の日は年によって少し変わりますが、基本的に6月の下旬になります。

 

昔フィンランドの夏至の日を6月24日に固定していましたが、1955年以降に6月20~26日の間にある土曜日とすると定めました。

 

 

2018年フィンランドの夏至の日は6月23日(土)になります。

 

国定休日としては6月22日(金)の夏至イブから休みが始まり、日曜日も入れて3連休になります。

この3連休に繋げて夏休み(長期有給休暇)を取るフィンランド人も多いようです。

 

 

夏至の日はフィンランド語で「ユハンヌス(Juhannus)」と言います。

 

実にJuhannusはキリスト教の人物セント・ジョン(St. John)から来ています。

 

キリスト教の国々では夏至の日をセント・ジョンの日として祝っており、フィンランドではその名前がユハンヌスとなり、夏至の日の呼び方になっています。

 

 

フィンランドがキリスト教の影響を受ける前に、実に別の名前で夏至の日を祝っていました。

 

Ukko Juhla」という名前だそうです。

 

Ukkoは昔のフィンランドの神様で、「天気、誕生と成長」を代表します。

 

大昔のフィンランドでは夏至の日にウッコ神様のことを祝い、一年の安泰を祈っていました。

 

 

 

 

北欧夏至祭のシンボル:巨大たき火(ボンファイヤー)

フィンランドや北欧諸国では昔から「たき火は悪霊や悪運を駆除し、好運と夏の終わりの豊作をもたらす」と信じ、たき火を起こして夏至の日を祝います。

 

たき火が大きいければ大きいほど効果が大きいという説もあります。

 

ちなみに、春の到来も意味するイースターにもたき火を起こす慣習が場所によって存在しています。同じ意味で悪いものを駆除し、いい運をもたらすためのたき火です。

 

たき火は自分で起こすのもいいですが、各自治体や大きいな文化組織団体が行うことが多いです。

 

ヘルシンキでは例年西側の島セウラサーリで行われています。

 

 

 

実にフィンランドを代表するキャラクタームーミンの小説にも夏至のたき火をムーミンたちがするシーンがありました。

 

洪水によって家族と離れ離れになったムーミンはフローレン(スノークのお嬢さん)とフィリフヨンカと一緒に自分の夏至祭のたき火を起こして自分なりにお祝いしたと述べられています。

 

参考記事:5分で読むムーミン小説:ムーミン谷の夏祭り(3)

 

 

ちなみに、たき火はフィンランド語で「コッコ(Kokko)」と言います。

 

※真夏の深夜近いヘルシンキの海辺です。

 

 

 

自然を求めるフィンランド人の祝い方

夏至祭にフィンランド人はどのようなことをやって祝うでしょうか。

 

大きいなたき火を起こす以外、フィンランド人は大きく二つの方向性に分けて祝います。

 

その一つ目は森に入ることです。

 

家族や友人と一緒にサマーコテージに行き、森を歩き、ベリーを摘み、料理して食べてお酒を飲んで楽しみます。

家族や友人と談笑し、サウナに入り、湖で泳いだりします。

 

もしくはフィンランド伝統的なお遊びであるMölkkyをやることです。

 

フィンランドのほとんどどこでもこの日には日が沈まないので、この楽しい一日がいつまでも続くように感じます。

 

リラックスして何かを食べて飲んで話してサウナして釣りしてボート漕いでずっとずっと。。。二日間も三日間も続くかもしれません。

 

 

 

情熱を求めるフィンランド人の祝い方

森に行かないフィンランド人はパーティーをします。

 

天気が良ければ公園でピックニックしながらお酒を飲みます。(公園でお酒だけ飲むのは違法です。必ず何かを食べながらお酒を飲みましょう!)

 

天気が好ましくない場合は家でパーティーをします。

 

料理をたくさん作ってお酒もたくさん飲んで夜を感じずにずっと続けていきます。

 

 

花を集める伝統も!?

一部のフィンランド人は今でも続けているようですが、花を集める慣習があるようです。

 

女の子が7種類の異なる花を集めて枕の下に置くと夜の夢で未来の旦那さんが見える」という言い伝えです。

是非やってみませんか?

 

 

フィンランドではとても特別な日である夏至祭、夏至の日、ユハンヌスです。

 

是非現地にてその雰囲気を感じてほしいですね。

フィンランド流の幸せがここにあると思います。

 

2018年6月24日のセウラサーリで行われる夏至祭についてこちらをご覧ください。

北欧のフィンランドでは、夏の最も重要な祝日の一つは「ユハンヌス」でしょう。 ユハンヌスとは「夏至」という意味をし、英語では「Mid Summer」と言います。   冬が長くて…...続きを読む

 

 

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参考記事

 

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ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.フィンランド・北欧のデザイン

北欧にあるフィンランドは毎年冬が寒くて暗いです。家の中で生活する時間が非常に長いフィンランド人はちゃんと室内の生活を楽しもうと発展してきたのは生活製品のデザインです。そんなフィンランドデザインの特徴は「シンプル」「スタイリッシュ」「温もり」「ナチュラル」「鮮やか」。デザイン性の高さに加え、機能性にも優れているのが更なる魅力です。また、フィンランド出身の原作者トーベ・ヤンソンが作り出した「ムーミン」の背後にある原作者の思いや哲学もフィンランド代表の一つです。

3.「隠れ」デザインの魅力

人気ブランドのマリメッコやイッタラ、アラビアなどは知られており、キートスショップは日本の方々に届かない製品を届けるサービスを提供しております。また、優れたものを作りながら知られていない小さなメーカーやデザイナーがフィンランドもしくは北欧に多数存在しています。良い製品・作品が埋もれてしまうのは、とてももったいないこと。

キートスショップは、そのようなメーカーやデザイナーの製品・作品を発掘しながら応援活動も行っております。まだ知られていない北欧雑貨を日本の方々へ届け、より幸せな生活を送って頂きたいという思いです。

4.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop。

5.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら