ヘルシンキの教会厳選7つ 観光旅行には絶対見逃せません!

公開日:2021年10月1日  更新日:2022年10月24日  関連分類:

ヘルシンキ大聖堂の正面

 

ヘルシンキ観光・旅行に「教会巡り」は欠かせません!

ヘルシンキのシンボルから独特な教会まで、今回はヘルシンキの有名教会7つを厳選してご紹介します。

 

 

 

 

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(1)ヘルシンキ大聖堂/Helsinki Cathedral/Helsingin Tuomiokirkko

ヘルシンキ大聖堂はヘルシンキのシンボルであり、斜面の上に鎮座する姿にいつも圧倒されます。

ヘルシンキに来たら必ず隣にある元老院広場と一緒に訪ねる観光名所です。

 

 

ヘルシンキ大聖堂はフィンランド国教であるフィンランド福音/エヴァゲリオンルーテル教会に属し、礼拝などの宗教イベントで使用され、結婚式会場としても利用されます。

 

 

ロシア時代の1830年から1852年の22年間に渡って建設され、東西南北のどの方向から見ても同じ建築デザインになっている「ギリシャ十字」という建築スタイルになっています。

周辺エリアで最も高い建築物になるように都市計画もなされていました。

 

 

年間35万人もの観光客が訪ねるヘルシンキ大聖堂、是非足を運んでみてください。晴れていたら、白と青のコントラストが圧巻。絶対に写真を撮りたくなること間違いなしです(フィンランドカラー!)

 

観光所要時間:30分程度

 

 

  • 開館時間:9:00~18:00(6~8月は24:00まで)
  • 住所:Unioninkatu 29, 00170 Helsinki

 

 

参考:ヘルシンキ大聖堂:ヘルシンキのシンボル!

 

 

(2)石の教会/Rock Church/Temppeliaukion kirkko

ヘルシンキでヘルシンキ大聖堂に次ぐ有名な教会と言えば、おそらく「石の教会」でしょう。

 

石の教会は英語名で「Rock Church」で、フィンランド語名が「Temppeliaukion kirkko」です。(フィンランド語の意味は「お寺広場教会」)

 

 

石の教会の一番の見所がその建築、作り方と内部の雰囲気です。

 

石の教会は通常の教会と違い、四角い壁がなければ、尖がった尖塔もありません。

 

教会自体が「丸ごと一枚岩に嵌め込んだ」形になっています。

 

 

天井は木材で覆われ、間から自然な太陽光が差し込みます。

 

そのため、時間によって光の色と光の量が変わります。

 

 

建設当初は市民から猛反対され、「岩モスク」、「百万マルッカもかかるコストが高いだけの教会」(ユーロ前のフィンランド貨幣はマルッカ)、「邪悪な防御用施設」と言われたが、現在はヘルシンキの大人気観光スポットになっています。

 

コンサートの会場としても利用されています。

 

観光所要時間:30分程度

 

 

  • 開館時間:10時~17時
    イベントによって変更があるので最終確認はオフィシャルサイトの一番下の部分よりご確認ください
  • 入場料:5ユーロ
  • オフィシャルサイト:Temppeliaukion kirkko
  • 住所:Lutherinkatu 3, 00100 Helsinki

 

 

参考:石の教会(Temppeliaukion Kirkko)は必見!たまに無料コンサートも!? 

 

 

石の教会Temppeliaukion kirkko内部

 

 

 

 

(3)カンッピ静寂の礼拝堂/Kamppi Chapel/Kampin kappeli

カンッピ静寂の礼拝堂は英語で「Kamppi Chapel」、フィンランド語で「Kampin kappeli」と言い、「カンッピ礼拝堂」とも言います。

 

ヘルシンキのど真ん中、ヘルシンキ中央駅とカンッピエリアの間にある交差点の近くにあるカンッピ静寂の礼拝堂の見所は「北欧建築」と「安らかな空間」です。

 

 

カンッピ静寂の礼拝堂は2012年世界デザイン首都のプログラムの一環として建設され、2010年にシカゴアテナエウム国際建築賞(the Chicago Athenaeum International Architecture Award)も受賞していたほどフィンランドを代表する北欧建築です。

 

 

また、実にカンッピ静寂の礼拝堂は宗教活動のために建てられたわけではなく、人々が安らかなひと時が得られるように作られたのです。

 

多くの人々が急いで通り過ぎるヘルシンキの中心でにあるカンッピ静寂の礼拝堂に入れば、まるで別世界。

こんなところにあるの?!と驚くかもしれませんが、

外にある都会の騒音一つ聞こえません。

完全に静かな空間になります。

 

是非カンッピ静寂の礼拝堂で心の安らぎを感じてみてください。

 

観光所要時間:15分程度

 

 

  • 開館時間:現在閉館中(2023年より再オープン予定)
  • オフィシャルサイト:Kampin Kappeli
  • 入場料:無料
  • 住所:Simonkatu 7, 00100 Helsinki

 

 

参考:カンッピ静寂の礼拝堂(Kamppi Chapel)

 

 

(4)ウスペンスキー寺院/Uspenski Orthodox Cathedral/Uspenskin katedraali

ウスペンスキー寺院はヘルシンキ大聖堂や石の教会と並ぶヘルシンキ有名な教会の一つで、重要な観光スポットの一つです。

 

ヘルシンキの他の教会と違うところは、「ロシア正教の教会」とのことです。

 

フィンランドの国教はキリストエヴァゲリオンルテー派教会とロシア正教の二つですが、ヘルシンキにあるほとんどの教会はエヴァゲリオンルテー派教会です。

その中で、ウスペンスキー寺院はロシア正教の教会です。

 

 

教会自体の建築スタイルや内装、インテリアなどを見比べると、エヴァゲリオンルテー派教会の教会とロシア正教の教会の違いがよく分かります。

 

エヴァゲリオンルテー派教会の教会は質素なスタイルが多いに対し、ロシア正教の教会は結構華やかな感じが目立ちます。

 

観光所要時間:30分程度

 

 

  • 入場可能時間:火~金9:30~16:00、土曜10:00~15:00、日曜12:00~15:00、月曜閉館ヘルシンキ市ウェブサイトにより
  • 入場料:無料
  • 住所:Pormestarinrinne 1(ヘルシンキ中央駅から徒歩20分)

 

 

参考:ウスペンスキー寺院:ロシア正教教会

 

 

(5)オールド教会/Old Church/Vanha kirkko

ヘルシンキのシンボルと言えばヘルシンキ大聖堂です。

しかし、ヘルシンキで一番歴史の長い教会は実にヘルシンキ大聖堂ではなく、市中心にあるオールド教会です。

 

 

もともとヘルシンキにはUlrika Elonora教会があり、18~19世紀の間にはヘルシンキの主要教会として使われてきました。

しかし、人口の増加に伴い、Ulrika Elonora教会を取り壊し、ヘルシンキ大聖堂を建設することになりました。

 

 

ただ、ヘルシンキ大聖堂の建設に32年もかかるので、期間中に使える教会として、木造の「オールド教会」が建てられました。

 

本来ヘルシンキ大聖堂が完成したら、オールド教会は取り壊される予定でした、人口がどんどん増える状態に対応するため、オールド教会を残し、継続的に使用していくことになりました。

 

 

ちなみに、1710年の後半に起こった大型の疫病で人口3千弱のヘルシンキで約3分の1に当たる1185人の市民が命を落とし、教会の敷地で埋葬されたのです。

そのため、当時この公園は「疫病公園」とも呼ばれたのです。

 

 

観光所要時間:15分程度

 

 

 

参考:ヘルシンキ市最も古い教会 オールド教会(Old Church, Vanha kirkko)

 

 

 

 

(6)セントヨハネス教会/St. John’s Church/Johanneksenkirkko

ヘルシンキのスカイラインがわかるはがきを見る時や、高いビルや丘に登ってヘルシンキ市中心を眺める時に、必ず目に入る「二つの高い尖がった尖塔」があります。

 

これが「セントヨハネス教会」です。

 

 

歴史が比較的に浅く、ヘルシンキを代表する教会ではないですが、「ヘルシンキのスカイラインの重要な部分」として知っておきたいですね。

 

 

セントヨハネス教会はヘルシンキ3番目のエヴァゲリオンルテー派教会の教会で、石造教会としては「フィンランド最大」です。なんと収容人数が2600人に達します。

 

近付くと、セントヨハネス教会の高さと大きさに驚くでしょう。

 

観光所要時間:20分程度

 

 

  • 開館時間:月~土12:00~17:00、日曜 12:00〜15:00。週末はイベントや儀式があるときに開館。
  • 住所:Korkeavuorenkatu 12, 00120 Helsinki

 

 

参考:セントヨハネス教会 知られざるヘルシンキのランドマーク

 

 

(7)カッリオ教会/Kallion Kirkko

カッリオ教会はヘルシンキの「ローカル教会」の一つです。

ヘルシンキ市内では各エリアに各自の小さな教会があります。

 

 

カッリオ教会はヘルシンキのカッリオエリアにある教会です。

その見どころはハカニエミ駅広場からSiltasaarenkatu通りから仰いでみると、その高い丘の上に雄大なカッリオ教会が見れるところです。

 

高い丘の上に鎮座するカッリオ教会の姿は印象に残りますね。

 

また、有名な教会と異なり、ローカル教会の雰囲気を感じるにも最適な場所ですね。

 

 

観光所要時間:15分程度

 

 

  • 開館時間:月~金7:00~21:00、土日9:00~19:00
  • 住所:Itäinen Papinkatu 2, 00530 Helsinki

 

 

参考:「丘の頂上」のカッリオ教会(Kallion Kirkko)

 

 

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ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら