ヘルシンキコーヒーフェスティバル(Helsinki Coffee Festival)2019年4月12-14日潜入報告!

公開日:2019年4月15日  関連分類:

 

フィンランドヘルシンキ2019年4月12~14日にヘルシンキコーヒーフェスティバル(Helsinki Coffee Festival)が開催され、筆者が中身を覗いてきました!

 

 

あまり知られていないことですが、実にフィンランドは世界一のコーヒー消費大国です。

一人当たりの年間コーヒー消費量が「断トツ」の世界一です!

平均一人当たり1日に飲むコーヒーは3杯にも上るのです。

 

参考記事:世界で一番コーヒーを飲むフィンランド人

 

 

そのようなコーヒー消費大国の首都ヘルシンキで行われる「ヘルシンキコーヒーフェスティバル」はもちろん筆者にとってとても興味深いイベント是非行ってみたいと思ったのです。

 

 

実際に行ってみて様々なイベントがあり、様々な焙煎メーカーからコーヒーが展示、提供され、試飲もできるので、コーヒー好きにはたまらないイベントです!

 

 

 

 

 

 

※旧ケーブル工場が現在展示会場となり、今回の会場です。

 

 

ラッテアートコンテスト

今回のヘルシンキコーヒーフェスティバルではフィンランド国内のラッテアートコンテストが行わました。

優勝者はフィンランドを代表してドイツのベルリンで行われる世界大会に参加することができます。

 

ラッテアートの実際に作られる過程を初めて目にする筆者にとってとても面白い内容でした。

 

今回のラッテアートコンテストでは16名の参加者がおり、10分の制限時間内に3種類のアートをそれぞれ2カップずつその場で作り、4名の審判からアートの結果と制作のプロセス両面から評価されます。

 

 

評価終わってからインタビューも行われました。

(フィンランド語だったので、少ししか理解できませんでした。汗)

 

 

 

 

 

 

コーヒーメディテーション(瞑想)

筆者は最近瞑想を生活に取り入れ始めたので、今回のヘルシンキコーヒーフェスティバルに「コーヒーメディテーション」というワークショップがあったので、どんな内容なのか興味津々に参加してみました。

 

 

コーヒーを取り入れた瞑想は面白いです!

 

通常の呼吸瞑想(呼吸に意識を集中させる)にコーヒー豆とコーヒー粉末をそれぞれ触り、その触感を瞑想の感覚に取り入れたりしました。

もちろん、淹れたてのコーヒーの香りや味を感じることも瞑想に取り入れたりしていました。

 

 

触覚、味覚、嗅覚に通じてコーヒーを瞑想に取り入れる手法はとても面白く、筆者も瞑想に通じてとてもリラックスできましたね。

 

 

 

 

 

 

コーヒーをよりおいしく淹れる方法

説明は完全にフィンランド語だったので、筆者も一部しか理解できませんでした。汗

 

 

基本的にドリッパーとサーバーのみでコーヒーを淹れられました。

ドリッパーにはガラス製と陶器製の2種類がありますが、大きいな違いはないそうです。

 

 

より正確に淹れるため、サーバーとドリッパーをはかりに乗せ、コーヒー粉末及び入れるお湯の量を測りながら淹れられていましたね。

また、抽出の時間も測れるとより正確になります。

 

 

また、コーヒー自体も粉末と豆の2種類が用意されていました。

コーヒー豆を使う場合、自宅でも手軽に研磨できる電動研磨機や手動研磨機を使うといいそうです。

 

 

このように簡単に手軽にコーヒーを楽しめるコツを約30分のワークショップに通じて実演されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨーロッパを代表するコーヒーマシンMOCCAMASTER

北欧でよく見る「ちゃんとしたいいコーヒーマシン」のメーカーMOCCAMASTERのブースに訪ねました。

筆者は何も知らないので、率直に「MOCCAMASTERのコーヒーマシンの特徴は何ですか」とブースの社員に聞きました。

 

 

一言でいうと「MOCCAMASTERはコーヒーを淹れるプロセスを完璧に最適化したマシーン」ということです。

 

 

コーヒーを淹れることに重要なパラメーターがいくつもありますが、MOCCAMASTERのコーヒーマシンはそれぞれのパラメーターを重視し、最適化しています。

 

 

 

 

一つはお湯の温度です。

コーヒーを淹れるお湯の最適な温度は92~96度と言われています。

 

また、お湯とコーヒー粉末の接触時間(抽出時間)は4~6分がベストで、できたコーヒーのキープ温度が80~85度が一番良いと言われています。

 

 

温度が高すぎたり、低すぎたり、抽出時間が長すぎたり、短すぎたりしてはベストなコーヒーを作ることができないため、MOCCAMASTERのコーヒーマシーンはこれらのプロセスにこだわっています。

 

 

コーヒー粉末の品質はどうであろう、MOCCAMASTERのマシーンに入れてコーヒーを作れば、その状態での最高なコーヒーが作れるとのことです。

 

しかも、MOCCAMASTERのマシーンは10年間の保証付きです!

(10年間!すごい自社製品に自信ありますね!)

 

 

 

簡単ですが、以上がヘルシンキコーヒーフェスティバルの潜入報告です。

楽しんで頂ければ幸いです。

 

 

※会場のBGMは専属DJが随時対応しています。

 

 

ヘルシンキのお薦めカフェ:「コーヒーへのこだわり」Good Life Coffee

 

 

参考:Helsinki Coffee Festival

 

 

関連記事

毎年の5月にヘルシンキ市内のRoihuvuori公園で行われるお花見大会はヘルシンキで日本文化イベントの中でも代表する一大イベントです。毎年数千人が集まり、お花見以外にも日本文…...続きを読む
レストランデーはフィンランドの全員自由参加型イベントで、誰でもこの日に限って自作の料理を提供・販売できます。今回筆者はこのイベントに友人と出店することにしましたが、ト…...続きを読む
桜やお花見は日本の独特の行事ですが、フィンランドのヘルシンキでも花見をイベントとして開催しているのです。イベント開催場所はヘルシンキ東部のロイブヴオリ公園というところ…...続きを読む
※アラビア旧工場前の道路が歩行者天国となり、そこにストリートアートがその場で実演されます。   フィンランド並びにヘルシンキでは、冬が過ぎ、天気が徐々に暖かくなると…...続きを読む
※無料配布のオーツアイスクリームです。フィンランド老舗食品メーカーFazerのYosaシリーズ製品です。   前回のヘルシンキコーヒーフェスティバルに続き、今回同じ会場にて再…...続きを読む
フィンランドには自由に料理を提供・販売できるイベントの日「レストランデー」というものがあります。2011年から行われているイベントですが、今回なんと筆者も出店すること…...続きを読む

ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら