夏と180度変わるフィンランドの冬の森

公開日:2018年11月30日  更新日: 2019年12月04日 関連分類:

※全てが停止したような冬の森です

 

フィンランドは森と湖の国で、国土面積の約80%が広大な森に覆われ、10%は湖が占めています。

 

フィンランドと言えば、恐らく一部の読者の頭には「」が浮かび上がるのではないでしょうか。

 

 

そんなフィンランドの森ですが、実に家から遠くににあるものや環境ではなく、一般市民の身近な場所なんです。

 

 

フィンランド人が夏に良く行くフィンランドの森

夏の頃はもちろん、フィンランド人の多くはよく森に入り、ハイキングしたり、ベリー摘みをしたり、ピックニックしたりします。

 

日常的にも近所の森に行って散歩したり、犬散歩したり、ベビーカー押して散歩したり、ジョギングしたりします。

偶には親子で会社や学校の後に釣り竿を持って湖に行ってちょっと釣りをしたりします。

 

このようにフィンランドでは森がこんなにも身近なもの、場所なのです。

 

 

 

 

筆者も良く夏にフィンランドの森に入ります。

日常的には近所の森のような公園でジョギングしたりしますが、週末だとバス30分ほどの森にハイキングしたりします。

また、偶にですが、森の中で一泊するキャンプもしたことがあります。

 

 

夏のフィンランドの森はとても魅力的です。

気温がちょうどよく、風が涼しく、周りは静かで心が自然と落ち着きます

森にいるだけで生活や仕事にある様々な雑念から解放されます

 

湖が近くにあればひと泳ぎするのも楽しいでしょう。

 

 

 

 

180度変わるフィンランドの冬の森

今回筆者はフィンランド初冬の森(11月下旬)に行ってきました。

 

夏の雰囲気から180度完全に変わりました。

 

正に大地が冬眠しているように感じます。

周り一面、音一つしません。

 

静粛

 

耳を澄ませれば、風が切る音しか聞こえません。

それは正に北欧の自然が物語を語っているような感じです。

 

 

また、冬の森には蚊や昆虫が姿を消し、動物や鳥も減り、人間が行く頻度も低下するため、誰もいない森からの神秘感が伝わってきます

この誰もいない冬の森で毎日何が起きているのだろうかとまで想像してしまいます

 

 

 

 

このようにフィンランドの冬はこのような変わった魅力があり、特別な雰囲気になりますが、フィンランドの森にあまり行ったことない方は自分で行くのはあまりお薦めできません。

 

夏でしたら道に迷ってもゆっくり時間かけて探せばいいですが、冬だと気温が低い分、長時間森の中にいるのは危険です。

特に森のルートに詳しくない場合は要注意です。

 

キートスショップでは『ヘルシンキ発日帰り森・サウナツアー』を開催しており、宜しければ是非ご参考ください。

 

 

 

※葉っぱが完全に取れたブルーベリーの木

 

フィンランドの冬の森へのルート

筆者は今回ヘルシンキ郊外にある森へ行ってきました。

 

バスから降りると周りはライ麦の田んぼに囲まれた場所から森に入りました。

 

雪が積もればクロスカントリースキーのコースになるルートに辿り、森の中を歩いていきました。

 

その後、道路を挟んで湖を見に行きました。

気温はゼロ度前後ですが、湖は既に凍結し始めています。

 

この日の風も少し強めだったので、積もった雪が舞い上がり、ちょっとした吹雪状態にもなりました(笑)

 

 

 

 

やはりシーズン最初に凍結した湖を見るとちょっと感動しますね。

大自然の力はすごいなと。

 

氷の上を歩いて見たい気満々ですが、さすがにまだ氷が数センチのみで薄いだろうと思い、断念。

 

しかし、この季節にサウナに入ると最高に気持ちいいだろうと思いましたね。

できれば是非冬にフィンランドのサウナに入って頂きたいです。

 

人生が解放された感じになりますよ(笑)

 

 

冬のヘルシンキは日がとても短く、日の出が9時や9時半とか、日の入りは15時とかですので、森に行く場合は是非日が出ている時間帯に行ってくださいね。

 

 

 

 

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