フィンランド留学:奨学金がもらえないなら行かない人が多い

公開日:2019年3月17日  関連分類: 

 

大学院の修士課程や博士課程を海外で留学すると思う人も少なくない中で、留学先を選ぶ際にやはり基本的に英語圏の国々が主要対象国になるでしょう。

例えば、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどの名が挙げられます。

 

 

フィンランドの教育は世界で有名ですが、大学院レベルの高等教育は実に世界でそれほど有名ではありません。

もちろん、国が小さくて国力が比較的に弱いのもありますが、母国語がフィンランド語というところが一つのネックになるでしょう。

 

 

フィンランドの教育で最も有名な部分は小学校や中学校中心になりますね。

それでも、フィンランドの小中学校に留学する人が実にとても少なく、教育視察や見学をしに来る人が多いだけですね。

 

 

 

 

フィンランドの学費有料化について

また、フィンランドの修士課程は外国人でも2016年入学まで学費無料でしたが、2017年から学費有料化となりました。

※厳密にいうと、有料化したのは「英語で行われる修士課程に入るEU/EEA外の学生のみ」です。

※学費は大体1年間1万ユーロ前後です。(約130万円/年)

 

つまり、EU/EEAの学生なら同じく無料ですし、英語で博士課程に入学したい人は誰でも学費無料です。

 

 

もちろん、フィンランドでは外国人(以下はEU/EEA外の人を指す)の学費有料化(以下英語で行われる修士課程を指す)について、多くの議論が行われてきました。

 

その中で一つ大きいな意見は「なんで我々の税金まで使って外国人の学費を払わないといけないの?」ということです。

「しかも、彼らの多くは卒業後にフィンランドに残ることなく、フィンランドから出るのに?」

 

 

これらの意見があり、フィンランドの大学の修士課程が2017年入学分から有料化されるようになりました。

 

 

 

 

本当に学費を払うまでフィンランドに留学に来る人はごく僅か

有料化したのは「名義上良さそう」だが、実際に外国人留学生がフィンランドに来る意欲や学費まで払ってフィンランドに留学に来るかという調査が行われました。

 

トゥルク大学では2017年に外国人留学生84名に入学許可を出しました。

そのうち27名に学費無料の奨学金を提供します。

 

その結果、学費無料の奨学金をもらえる27名の外国人留学生のうち、17名は実際に入学し、勉強を始めました。

入学率は63%とそこそこですね。

 

では、奨学金をもらうことができず、自費で学費を払わないといけない残りの57名の外国人留学生のうち、学費を全額で払っている留学生はわずか4名です。

つまり、全額で学費を払う留学生は僅か7%にすぎません。

 

 

同じ状況は他の大学でも見受けます。

 

ユヴァスキュラ大学では学費を全額で払う留学生が僅か5名で、イスタンフィンランド大学にはわずか一人が全額の学費を払っています。

 

 

 

 

学費無料の奨学金がもらえる基準が曖昧という課題が残る

しかも、問題は奨学金をもらえるかどうかの基準が曖昧というところにあります。

 

多くの外国人留学生はいったいどのように奨学金がもらえるかについて、よくわからないです。

たぶん成績で判断されるだろうと思いながらも、具体的な基準が全くわかりません。

 

そのため、奨学金がもらえるように準備したり狙ったりすること自体とても難しいことになります。

 

 

2017年入学分でトゥルク大学の英語で行われる修士課程に申し込んだのは全体で970名でした。

その中で72%はEU/EEAの外からです。

大多数の申請者がEU/EEA外から来ているので、フィンランドの大学は彼らのことをより重視すべきですね。

 

 

 

 

フィンランドの大学にとっていかにフィンランドの高等教育の授業内容、プログラム構成、学歴の価値を高め、学費以上の価値があるように留学生たちに見せるのが重要な課題ですね。

また、学費免除の奨学金制度に関してもより明確な基準を設け、今後奨学金を申し込みたい留学生たちにとってよりわかりやすく、準備しやすいようにしないと留学生たちにとってフィンランドに留学することは魅力的な選択肢に見えないでしょう。

 

 

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