フィンランド焙煎コーヒーを世界中に届ける会社SLURP:MOKKAMESTARITのコーヒーを飲んでみました!

公開日:2019年10月6日  更新日: 2019年11月30日 関連分類:

※今回頂いた200gのコーヒーです。

 

フィンランドはコーヒー消費大国で、一人当たりのコーヒー消費量が世界一位!

年間一人当たり約12キロのコーヒーを飲んでいます。

 

ちなみに、日本は一人当たり年間コーヒー消費量は約3.5キロです。

 

単純計算でフィンランド人が飲むコーヒーの量は日本人の3倍以上ですね。

 

 

参考記事:世界で一番コーヒーを飲むフィンランド人

 

 

こんなコーヒー大国のフィンランドではあるが、気候厳寒のためもちろんコーヒー豆は一粒も生産していません。

フィンランドのコーヒーの多くは生豆を輸入し、国内で焙煎して販売されています。

 

フィンランドのコーヒー市場に大手のコーヒーメーカーPauligが有名ですが、コーヒー好きなフィンランドにも多くの小規模コーヒー焙煎業者が存在しています。

 

 

参考記事:大手コーヒーメーカー直営カフェ:Paulig Kulma ヘルシンキお薦めカフェ

 

 

 

 

彼らは個人でコーヒーを焙煎することもあれば、二人や三人でチームとしてコーヒーを様々な味に焙煎して販売する方もいます。

 

 

今回縁があり、「SLURP」という「フィンランド小規模焙煎業者総合販売会社」からコーヒーを少し頂いたので、フィンランドの小規模焙煎業者のことを紹介していきたいと思います。

 

 

小規模コーヒー焙煎業者が多数存在するフィンランド

もしヘルシンキに来られたことがある方でしたら気づかれると思いますが、ヘルシンキにカフェがたくさんありますが、チェーン店は比較的に少ないです。

 

 

ヘルシンキのカフェの多くは個人ショップもしくは小規模チェーン店が多いです。

 

日本(東京)のようにスターバックス、タリーズ、ドトールなどの大手チェーン店がこっちあっちたくさん店舗がある現象はヘルシンキでは見れません。

 

ヘルシンキにある小規模や個人経営のカフェは他の焙煎業者からコーヒーを仕入れたりしますが、自分で焙煎する場合もあります。

 

彼らの多くは「コーヒーに対する情熱」が高く、「自分が好きなコーヒー」を作りたくて時間手間かけてコーヒーを焙煎しています。

 

 

しかし、個人や小規模の焙煎業者はやはりコーヒー焙煎やコーヒーの味にこだわり、最高なコーヒー作りに専念したいため、販売や販路拡大などのことに時間を割ることがなかなかできないです。

 

そのため、「SLURP」のような総合販売会社が各小規模焙煎業者と提携し、販路拡大と販売管理をまとめ、フィンランド焙煎のコーヒーを世界中に届けています。

 

 

※注文をもらってから焙煎するので鮮度抜群!ラベルはフィンランド語なので、日本の方にはわからないよね。。。ラベルには焙煎業者の名前とコーヒー豆の産地が表記されています。

 

 

フィンランド小規模コーヒー焙煎業者総合販売会社「SLURP」は現在フィンランド国内に約20社の小規模コーヒー焙煎業者と提携し、彼らのコーヒーを世界中に届けています。

 

 

今回筆者が頂いたコーヒーはフィンランド中南部の町タンペレから届きました。

1990年代からすでに運営が始まっている焙煎業者「MOKKAMESTARIT」はタンペレを中心に知名度を上げ、フィンランド老舗焙煎業者として着実に名を広げています。

 

 

他にヘルシンキの焙煎業者、トゥルクの焙煎業者、コウヴォラの焙煎業者も提携されています。

例えば、「Cafetoria Roastery」はヘルシンキのテンペリアウキオ教会(石の教会)の近くに店舗があり、筆者も訪ねたことがあります。

 

参考記事:ヘルシンキのお薦めカフェ:「コーヒー愛」Cafetoria Roastery

 

 

※コーヒーには濃厚な香りがしますね。

 

 

さて、今回頂いたコーヒーを早速飲んでみましょう!

「MOKKAMESTARIT」が浅く焙煎した中米グアテマラ産のコーヒーでオレンジとお花の香が特徴のコーヒーです。

 

粉のコーヒーをドリップして頂きました。

 

 

うん、おいしいですね。

大手の量販型コーヒーとは違う香りと味わいが楽しめます。

 

 

ムーミン マグ カップ : Keep Sweden Tidy – Our Coast 2016年 スウェーデン限定 / Arabia / フィンランド 北欧

 

 

日本語のウェブサイトもありますので、ネットで簡単に注文できるそうです。

ただし、ネットで見ると「定期購入」しかなさそうで、いきなり定期購入はやはりためらいますよね。

 

もし手軽に試飲サンプルを購入する選択肢もあればいいかなと思いましたね。

 

 

また、遠くフィンランドからコーヒーを買うわけですし、様々な焙煎業者がいて、味のカスタマイズもできるので、コーヒーの様々な香りや味を楽しみたい方にはいい選択肢だと思いますね。

 

参考:Slurp

 

 

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1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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