もうすぐ西洋の世界は4月1日にイースターを迎えます。
イースター(復活祭)を言うとどのようなイメージが浮かぶでしょうか。
キリスト教のイベント?卵の色塗り?エッグハント?ウサギ?
イースターは本来キリスト教関連の祝日ですが、フィンランドでは宗教と他の慣習が混じり、いろいろな面白いことをイースターでやっています!
写真引用:this is Finland
ハロウィンではないのに町中に小さい魔女が歩き回っている!?
今年のイースターは2018年4月1日です。(イースターは毎年日付が変わります)
フィンランドのイースターの日曜日に多く家庭は忙しいです。
家に小さい子供がいれば魔女や魔法使いに変身させないといけません。
親は古い服を引っ張り出し、魔女らしい帽子を探し出して子供にかぶらせます。
最後に小さいバスケットと小枝を子供に持たせれば、子供たちは出かけていきます。
子供たちは町中を歩き回り、あらゆる家のドアを叩きます。
誰かドアを開けたら、子供たちは小枝を差し出しながらこう言います。
「私は新鮮で健康な一年をもたらせる小枝を持っています。この小枝をあなたに差し上げる代わりに何かをくれませんか」
(フィンランド語:Virvon, varvon, tuoreeks terveeks, tulevaks vuodeks; vitsa sulle, palkka mulle!)
そうしたら、何かお菓子やチョコレートをもらいます。
真っ黒のフィンランドデザート「マンミ」を食べる
フィンランドのイースターフードを代表するのは「マンミ」(Mämmi)です。
マンミはライ麦、ライ麦の麦芽、オレンジの皮、水、塩を混合して作られたものです。
混合したものは時間が経つことによって徐々に糖分が生成されます。
伝統的なマンミは約2%の糖分を含みますが、市販のマンミは高くて20%の糖分を含む場合もあります。
一般的にマンミは冷たい状態で牛乳やクリームと一緒に食べます。
たまにはバニラソースと一緒に食べる人もいるようです。
筆者が初めてマンミを食べた時に食べさせてくれたフィンランド人はマンミにバニラアイスをかけて食べさせてくれました。
バニラアイスは甘いのでおいしかったですが、マンミ自体は硬めのクリームのような状態であまり強い味がしませんでした。
もし3月か4月ごろにフィンランドに行くチャンスがあれば、ぜひこの真っ黒の謎のようなフィンランドデザートを試してみてくださいね!
写真引用:this is Finland
フィンランドの伝統的なイースター料理
フィンランドでは、マンミ以外にも伝統的なイースター料理があります。
一般的に家庭の中でイースターの夜に食べるロースト羊肉以外に、もう一つのデザートを食べます。
「パシャ」(Pasha)というものです。
パシャは硬めのクリーム状の食べ物で、チーズ、卵、クリームといくつかの調味料と甘みが加えられて作られたデザートです。
スーパーでもイースターの時期に普通に見かけることができます。
筆者は食べたことないですが、食べたことのある人の話を聞くと、「フルーツの調味料が入れられた焼きチーズケーキ」のようなものだそうです。
チャンスがあれば筆者も試してみたいです!
写真引用:pictame
イースター卵色塗りとスキーホリデーもフィンランドイースターの慣習
他の西洋諸国のイースターでもよく行われる卵を色塗ることはフィンランドでも行われます。
普通の卵以外に、現在はイースターの色塗り用チョコレート卵が多くの店で販売されており、多くのフィンランド人もこのようなチョコレート卵を使って色塗りをしています。
また、スキーのシーズンが終わる直前の大型連休(イースターは4連休)ということもあり、学校は基本的に1週間丸ごと休み、多くのフィンランドの家族はスキーに出かけ、スキー休暇とも言われます。
キリスト教の国々では重要な節日のイースターは日本であまりなじみないですが、今回はフィンランドのちょっと変わったイースターをご紹介しました。
いかがでしょうか。
少しはフィンランドのイースター文化を楽しんで頂けたのでしょうか。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
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2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)