ハロウィンにはカボチャがつきもの。
中をくり抜いてロウソクを灯した飾りは有名ですね。
日本ではカボチャの外皮が緑色のものが一般的ですが、ハロウィンで目にするカボチャの外観は皆オレンジ色をしています。
さて、このカボチャは一体どんなカボチャなのでしょう?
食べることができるのか?どんな味?
更には、フィンランドのハロウィンは春?!などなどのお話をしていきましょう。
カボチャの種類は世界に数百!一般的なハロウィンのカボチャの種類は?味は?
日本とフィンランドで売られているカボチャが違うように、世の中には沢山のカボチャの種類があります。
日本でも甘い濃厚なカボチャから水っぽく口の中で溶けてしまうような淡白な味のカボチャまでが存在しますね。
ハロウィンの飾り付けでよく知られているカボチャはとても大きいのが特徴的です。
英語ではCucurbita maximaと言われる種類でフィンランドではJättikurpitsa(ヤッティクルピツァ)と言われます。
Jätti:ジャンボサイズ・kurpitsa:カボチャ
を意味するのでイメージそのまま。又の名を冬カボチャということもあります。
元々の原産は南アメリカですが、現在では世界中の多くの国に広がるカボチャでもあります。
肝心の味ですが、果肉は柔らかくまろやかな味わい。
しかし日本のカボチャのように調理してしまうと水っぽさが気になってしまうので、日本人にとってはスープにしてしまうのが一番美味しくいただける方法でしょう。
栗のような甘みがないものの、スイーツにしたい場合にはバニラシュガーなどで甘みをアレンジしながらピューレにしたりとバリエーションが効くカボチャでもあります。
ハロウィンの発祥はアメリカではなかった!!
ハロウィンが盛大に祝われる国といったらアメリカでしょう。
その他では、イギリスやスコットランド、アイルランドなどのアングロサクソン諸国に影響を与える、古いケルト人の伝統としてヨーロッパで祝われてきました。
現代ではアメリカのお祝いの仕方がどの国でも多く取り入れられています。
元々、ハロウィンという行事がなかった日本では、アメリカのハロウィンのイメージが強いので発祥はアメリカと思っている人が多いことと思います。
しかし、そうではないのです。
じゃどこ発祥?
実は、先ほど言ったケルトという人たちから、というのが正解です。
古代のケルト人からハロウィンが始まり、最初はカボチャではなくカブがメインとされたハロウィンでした。
カブに穴を開け、ロウソクを灯しランタンにしていたのですね。
これが、アメリカに伝わり
「カブよりカボチャの方がくり抜きやすいじゃないか!!こっちに変ぁーえよっ」
ということで変えちゃったバージョンが現代のハロウィン装飾だったんです。
フィンランドにもハロウィンの行事はあるの?
北欧フィンランドでは数年前までハロウィンは海外の行事でしかありませんでした。
ここ数年になってハロウィンが一般国民に馴染んできたところ。
しかし、子供達が仮装して他所のお宅のドアを叩くということは殆ど見られません。
日本でもここ数年になってやっとハロウィンに仮装した子供達を見かけたり、お店などでハロウィングッズが多く売られるようになったと思いませんか?
それと同じ感じでフィンランドでも元々そんなに大したことなかった行事が海外から取り入れられつつあるものという存在です。
フィンランドではハロウィンのパーティは主に若者中心かもしれません。
子供よりも若者を対象としたクラブハウスなどで「ハロウィンパーティ」としてイベントが開かれることや、友人同士で仮装して楽しむと言った方がより一般的ではあります。
仮装もホラーのキャラクターになる事が多いので、血塗れの格好や白塗りした顔の人が殆どです。
ハロウィンの日には公共のバスや電車などの中ではパーティ場まで行くであろうホラーっぽく仮装された人を見かけることがあります。笑
きっと数年前のフィンランドではこの仮装に驚く人が多くいたかもしれませんが、現在ではハロウィンの存在を知っている人が殆どなので驚く人は少ないでしょう。
子供が仮装してドアを叩く「トリック・オア・トリート」フィンランドでは別の日
写真引用:https://ilkkapohjalainen.fi
ハロウィンにすることといえば、仮装して子供がよそ宅のドア叩きお菓子などをもらうということが有名です。が、、、、
実はこれ、フィンランドでは全く違う春に行われる行事なのです。
これにはアメリカ人もびっくり!!
そう、フィンランドでは春のイースターである復活祭を基準に、子供が仮装する行事の日が毎年異なるのですが、
その日はハロウィンと全く同じことを昼間にします。
子供達が仮装し、よそ宅のドアを叩いてお菓子またはお小遣いをもらいます。これを拒否したお家には良くない事が訪れちゃうよというもの。
何が違うといえば、季節的に春なので子供達が手に持つものはネコヤナギというところでしょうか。
参考:魔女になって真っ黒のマンミを食べる フィンランドのイースター(復活祭)
いかがでしたか?
フィンランドではアメリカほど盛大には祝うことはしませんが、少しづつ人々に広まりつつある比較的新しい行事になりつつあります。
グッズも最近では10月に入るとお店でたくさん目にする事が多いですが、子供が夜に実際、お家のドアを叩きに行くということはありません。
でも、やっぱり美味しいカボチャの季節なのでお料理はカボチャが多く登場する頃です。
参考:フィンランドの料理レシピ:ハロウィンに食べたい簡単パンプキンパイ
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