フィンランドの祝日や休日はいつなのか?
旅行を計画している人には事前に知っておいきたいものですね。そしてそうでない人にとっても日本とはどう違うのか気になるもの。
日本の祝日や休日とされる日、すなわちカレンダーが赤い日は世界からみても比較的に日数が多いことで知られています。
さて、フィンランドではお仕事がおやすみになるカレンダーの赤い日は一年を通して何度あるのでしょうか?
フィンランドの祝日は13日だけ!振替休日はナシ!
フィンランドの法律で定められた祝日は年間を通して13日だけです。日本では16日ありますが、それに加え振替休日がありますが、フィンランドでは振り替えられません。
特にこの国には宗教関連の祝日がほとんどで、キリスト教が元になった伝統的なお祝いの仕方が色々とあります。
宗教が全く関係ない祝日といえば、5月1日のヴァップと言われるメーデーと、独立記念日になります。
日にち | 祝日名(日本語) |
1月1日 | 元旦 |
1月6日 | 公現祭 |
移動祝日 | 聖金曜日 |
移動祝日 | イースター(復活祭) |
移動祝日 | イースターマンデー |
5月1日 | ヴァップ(メーデー) |
移動祝日 | 昇天祭 |
移動祝日 | 聖霊降臨祭 |
移動祝日 | 夏至祭 |
移動祝日 | 諸聖人の日 |
12月6日 | 独立記念日 |
12月25日 | クリスマス |
12月26日 | 聖ステファノの日 |
*移動祝日:
祝日が年によって変わる祝日もありますので、事前に計算して日にちを確認しておきましょう。次の項目でより詳しく見てくださいね。
移動祝日の割り出し方・フィンランド祝日の過ごし方やイベントなど
移動祝日の日にちを把握するには「イースター」がネックになってきます。
イースター当日である(Pääsiäispäivä)を先にいつなのか把握しておくと他の祝日が分かりやすくなりますよ。
参考:イースターとは何?復活祭って?意味が曖昧な方へ分かりやすく説明!
移動祝日の割り出し方には黄色で囲っていますのでご参考に。
- 1月1日:元旦(Uudenvuodenpäivä)
新しい年の始まりはこの国も盛大に祝います。大晦日から多くの人が街に出てきたり、カウントダウンでは大晦日から年明け時間にかけて花火が一般国民に開放される唯一の時。打ち上げ放題なので「打ち上げ花火=夏のイベント」という日本人の感覚にはちょっと違和感があるかもしれません。
- 1月6日:公現祭(Loppiainen)
キリスト教においてクリスマス休暇を終わらせる祝日です。なので、クリスマスツリーはこの日まで飾っておくのがフィンランドでは一般的。
- イースター前の金曜日:聖金曜日 (Pitkäperjantai)
- 春分の日以後の最初の満月から数えて最初の日曜:イースター(Pääsiäispäivä)
イースターエッグはもちろん、マンミという食べ物を食べる習慣がフィンランドにはあります。
参考:魔女になって真っ黒のマンミを食べる フィンランドのイースター(復活祭)
- イースターの次の日:イースターマンデー(2.Pääsiäispäivä)
- 5月1日:ヴァップ(Vappu)
この日は街中に人が溢れかえる日です。特に首都ヘルシンキ中心部ではピクニックをしたりお酒を飲む人でいっぱい!
参考:町中が陽気に酔っぱらう日「ヴァップ」(Vappu) 春を祝うフィンランドの祝日
参考:ヘルシンキでよく見る「カラフルなつなぎ服」を着ている人たち
- イースターから数えて40日後の木曜:昇天祭(Helatorstai)
- イースターから数えて50日後の日曜:聖霊降臨祭(Helluntaipäivä)
- 6月20〜26日の間の土曜:夏至祭(Juhannuspäivä)
フィンランド人にとってこの日は特別大切な日です。この日にサウナへ行く人がほとんどなのでパブリックサウナに行きたい方は事前に予約か連絡をとっておきましょう。定休日の場合もあります。
参考:【フィンランド生活】フィンランドの夏至祭は実際どんな事をしてるのか
- 10月31日〜11月6日の間の土曜:諸聖人の日(Pyhäinpäivä)
- 12月6日:独立記念日(Itsenäisyyspäivä)
大聖堂では朝から大きな催しが行われ、タンペレという街では戦車がお披露目される日。大統領官邸ではレセプションパーティが行われたりと朝から夜までワイワイとしているフィンランドです。
参考:フィンランド独立記念日は何をする?握手とドレス評価とイベントと。
- 12月25日:クリスマス(Joulupäivä)
一年で一番の大イベントの日ですが、前夜から祝うのがフィンランド流。街は思っている以上に静かになります。
- 12月26日:聖ステファノの日(Tapaninpäivä)
フィンランドの祝日はお店も閉まることが多いので注意
スーパーマーケットやレストラン、ショッピングモールなどは祝日だと閉まっていたり、開店・閉店時間が通常とは違ったりするので事前に調べておく必要があります。
特に、祝日の前日から閉店時間が早まっていたりもしますのでこれを知らないと予定が狂ってしまってアタフタしてしまうことに。
2016年から法律が改正され24時間営業のスーパーマーケット、深夜営業しているバーなども現在はありますので、祝日にも立ち寄る予定がある場合は場所を先に抑えておきましょう。
そして、クリスマスは特に注意が必要です!!
サンタクロースがいるフィンランドだからさぞ賑わっていることだろうと思っていると大間違い!!
フィンランドでクリスマスは「家族と静かに過ごすこと」がメインになってきますので、ほとんどのお店が開いていません。
更に、バスなどの運行時刻も通常の祝日運行とは異なるので、遠出をしたけれど帰ってこれないというトラブルも起きることがしばしばあります。
祝日が被るフィンランド旅行は事前計画を念入りにチェックしましょう。
フィンランドの祝日はみんな国旗を掲揚する
フィンランドという国は自国、そして国旗が好きなんだなぁと思わせるのが祝日に現れています。
祝日の日は必ず、各アパートの地域でも個人の一軒家でもどこでも国旗を掲揚してあるのが目立ちます。
年間13日の祝日以外にも、更に国旗を掲揚する日が追加18日も!一年を通して21回は旗を掲揚していることになります。
例えば、母の日や父の日にも国旗を住宅街で見かけることでしょう。
祝日の祝い方は国それぞれのカラーが出ます。
そして食べ物やもその時期に因んだ美味しいものがフィンランドのスーパーマーケットには並びだします。
ご旅行日程がもし、祝日と被ってしまうようでしたら「お店が開いていない」と嘆かないで
ぜひフィンランドの祝日にあった期間限定の食べ物を食べて見たり、
皆がどのように祝っているのかじっくり見てみてくださいね!!
違った旅行の楽しみ方が見つかるはずです。
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ちょっとしたオシャレをしたい時に是非参考にご覧ください。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)