パトナーシップでフィンランドに移住するには?その手続きと詳細を紹介

公開日:2021年3月11日  関連分類:

 

フィンランドでいう「パトナーシップ」というのは「事実婚」のことを指しています。

 

日本では事実婚やパトナーシップが法律上で認められていないため、パトナーシップや事実婚関係を持つカップルは結婚した(結婚届を提出)カップルに比べて法律や税制上の権利や義務が違います。

 

 

フィンランドには「結婚」以外に、「パトナーシップ」という関係も法律上で認められています。

※パトナーシップには「未登録パトナーシップ」と「登録パトナーシップ」の2種類があり、登録しないと法律上そのパトナーシップ関係が存在していないことになります。

 

 

パトナーシップがフィンランドで正式な関係として認められているなら、外国人がフィンランド人のパトナーとしてフィンランドに住むことができるし、フィンランド人と結婚した配偶者と同じレベルの権利を持つこともできます。

 

 

フィンランド人と結婚する場合の手続き詳細を下記の記事にてご説明しております。

参考:フィンランドで結婚!?必要な手続きは?

 

 

では、フィンランド人のパトナーになってフィンランドに住む場合はどうすればいいでしょうか

 

 

 

 

フィンランド人のパトナーとしてフィンランドの在留資格を取得する

通常、フィンランド人と結婚したら、「フィンランド人の配偶者」という在留資格(ビザ)でフィンランドに住み、フィンランド人と同等の権利を持ちながらフィンランドで過ごしていくことができます。

 

 

しかし、「フィンランド人のパトナー」の場合、結婚した事実がないため、結婚証明書など二人の関係性を証明する書類が存在していません。

この場合、「パトナーの在留資格」をどう取得すればいいでしょうか。

 

 

「パトナー在留資格」を取得するに最も重要なのは「事実婚状態」を証明することです。

 

 

例えば、二人は2年間以上一緒に住んでいることを証明することです。二人の名前が載った2年間分の賃貸契約がその証明になります。

二人は別居していて年に数回しか会えていない状態だと事実婚状態が認められません。

 

※ちなみに、フィンランドでは同性愛者のカップル関係が認められているので、同性愛者のカップルでもパトナーとしてフィンランドの在留資格を取得することが可能です。

 

 

ただし、二人の間に子供がいれば(共同親権を持つ子供)、2年間以上一緒に住んでいることを証明しなくても大丈夫です。

 

 

参考:Residence permit application on the basis of family ties when your spouse is a Finnish citizen

 

 

パトナー在留資格を申請する人は事前に収入を確保できることを証明する必要がありません。

 

 

なので、仕事がなく、収入を確保していない状況でもフィンランドに来てフィンランドに住むことができます。

そこから学校に通ったり、仕事を探したりすることができ、余裕も作りやすいですね。

 

 

また、パトナー在留資格を持つ人はフィンランドで仕事に就くには制限がありません。

フィンランド人と同等レベルの権利を持ちます。

 

 

 

 

やむを得ない理由があれば、考慮される可能性も

上記述べたように、フィンランド人のパトナーとしてフィンランドの在留資格を得るには2年間以上一緒に生活したことを証明しなければいけません。もしくはフィンランド人との子供がいることが必要です。

 

 

しかし、これらの条件に満たしていなくても、他のやむを得ない理由があれば、その理由を詳しく説明し、書類として添付すれば、個別に考慮されるとのことです。

 

 

他に必要な書類は諸々あるが、基本的に取得に難しくない手続き用の書類なので、下記オフィシャルページをご参照ください。

参考:Residence permit application on the basis of family ties when your spouse is a Finnish citizen

 

 

フィンランド人とパトナーシップ関係にあり、事実婚状態であれば、パトナーシップ在留資格でフィンランドに移住することが可能ですので、是非ご参考ください。

 

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1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら