ポテチの美味しい食べ方、フィンランドではディップが必須

公開日:2020年5月10日  更新日: 2020年05月07日 関連分類:

 

スナック菓子の代表といえばポテトチップスですよね。

 

あまりにもたくさん食べ過ぎてしまうと身体にはあまりよくないですが、

 

時々無性に食べたくなったりします。

 

 

実は日本とフィンランドではポテトチップスの食べ方に違いがあるんですよ。

 

 

 

 

ポテチを買ったらディップも買うのが当たり前

フィンランドでもポテトチップスはかなりの量がスーパーで売られています。

 

一番オーソドックスな塩味からビネガーソルト、タコス、バーベキュウなどなど、、、

 

それはそれはたくさんの種類です。

 

 

フィンランド人が好む味の多くはサワークリームオニオンです。

 

これはほとんどのチップスメーカーが塩味の次に出している味。

 

 

様々な味のポテトチップスがあるにもかかわらず、

 

更に味のついたディップをポテトチップスにつけて食べるのがフィンランド。

 

 

日本ではあまりメジャーな食べ方ではありませんので

 

「すでに味が付いてるポテチにどうして必要なのか?」

 

と疑問ではありますが、

 

こちらフィンランドではソーセージにケチャップをかけて食べるのと同じような感覚です。

 

 

 

 

ディップって自分で作るの?それとも?

フィンランドで売られているポテトチップスのディップ

陳列棚の真ん中にズラッと並んでいるディップの元

実はディップの味にも色々とあります。

 

スーパーのポテトチップス売り場には簡単に作れるディップも一緒に並んでいて

 

オニオン味やタコス味、スウィートチリ味やガーリックなどこれも種類が豊富。

 

 

これらは掌サイズの袋に入ったディップの素(粉)なのですが、

 

あくまでもディップの素なのでこれだけで食べられるとこはありません。

 

 

フィンランドではこうやってディップを作る

ポテトチップスのディップ

 

ディップ状にするため、ケルマヴィーリ(Kermaviili)にこの素を混ぜて作ります。

 

 

ヴィーリ(Viili)といえば、フィンランドのヨーグルトのようでヨーグルトでない食べ物ですが、

 

この「ケルマ(Kerma=クリーム)」と付くヴィーリは甘さがなく、ほんのり酸味のある味。

 

お料理などにも使う方のヴィーリです。

 

 

*そのまま食べるヴィーリは甘くて美味しいんですよ。

参考:フィンランドの美味しいおすすめ食べ物 ヴィーリ(Viili)

 

 

ですので、間違えてもそのまま食べるヴィーリに混ぜてはいけません。

 

ディップの作り方

ケルマヴィーリに粉状のディップの素を混ぜて使います。

 

このケルマヴィーリにディップの素である粉を混ぜ込んで30分ほど味をなじませるために冷蔵庫で置いておきます。

 

 

そうしたらやっとこさ、ポテトチップスを食べれるという。笑

 

 

ケルマヴィーリに混ぜて使うことが一般的ですが、

 

 

サワークリームやスメタナに混ぜても全く問題ありません。

 

 

*スメタナって何?という方に

参考:フィンランドのクリスマスに売れ出すサワークリーム、スメタナ。レシピも!

 

 

応用としてフライドポテトにつけるディップとしても

もちろん、フィンランドではディップなしで食べることもありますが、

 

 

例えば、お友達と

 

「ポテトチップスを買ってきたよー!家で食べながら映画でもみようか」

 

って時にディップがなければ

 

「ディップは買わなかったの?!なんで?!」

 

と言われること間違いなし!

 

 

それくらいフィンランドではポテトチップスとディップはセットで食べるのが当たり前なんです。

 

 

このディップ、ポテトチップスに合うということは、、、、

 

当然フライドポテトにも合います。

 

 

フィンランドのスーパー、冷凍コーナーにはそれはそれはたくさんのフライドポテトが売られています。

 

主食はジャガイモのフィンランドではフライドポテトもよくランチ時の食卓に上がってくることがありますし、

 

外食すれば子供メニューには必ずフライドポテトがあります。

 

 

フライドポテトのために、このディップを買う人はいませんが、

余ってしまったディップをフライドポテトにつけて食べたっていいんです。

 

 

 

 

フィンランドのお土産では色々なものがありますが、

 

ちょっと変わったお土産としてこのディップの素はいいかもしれませんね。

 

 

スーツケースの場所も取りませんし軽い!

 

そして何より安い!!

 

フィンランドのスーパーでは日本では売られていないものが意外と目のつきやすいところにあったりするんですよ。

 

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