フィンランドでジンジャークッキーを作ってみた!

公開日:2018年12月31日  更新日: 2019年12月04日 関連分類: 

 

クリスマスは終わりましたが、ジンジャークッキーを作るのはフィンランドのクリスマスの伝統的な慣習の一つです。

 

筆者も今回のクリスマス前にフィンランド人の友人宅で他の友人数名でジンジャークッキーを一緒に作ってみました。

 

生地を小麦粉から作り、香辛料・スパイスも自分で調達すると、かなり手間がかかります。

 

今回フィンランド人の友人は全て1から自分で作るジンジャークッキーと市販の出来上がった生地で作るジンジャークッキーを両方試してみました。

 

 

 

 

ジンジャークッキーの由来

言い伝えではジンジャークッキーは紀元1000年頃にある僧侶によってギリシャーからヨーロッパに持ち込まれ、彼がフランスで人々にジンジャークッキーの作り方を教えていたことで広まったようです。

 

13世紀にドイツからスウェーデンに広まり、15世紀にスウェーデンで消化不良の対策食品としても使用されたようです。

 

ジンジャークッキーには生姜、クロバー、シナモンなどの香辛料が入り、ハチミツや砂糖などの甘味料によって甘味を増やしています。

 

 

 

 

市販の生地を買えばとても簡単にジンジャークッキーが作れる

フィンランドのスーパーではクリスマスのシーズンになると、ジンジャークッキーの生地が販売されるようになります。

 

その名前は「Piparkakkutaikina」です。

Piparkakkuはジンジャークッキーの意味で、Taikinaが生地をさしています。

 

必要な材料について、基本的にこの記事があれば作れますが、推奨としては下記の材料もあったほうがいいです。

  • 粉砂糖:30ml
  • レモンジュース:3匙

 

 

 

 

作り方と手順

作り方はとても簡単です。

 

生地を冷蔵庫から出し、室温の場所に30分置き、室温に戻るのを待ちます。

めん棒で生地を厚み2mmになるまで伸ばします。

生地がテーブルにくっつく時に少し小麦粉を撒きます。

生地から好きな形で切り取ってジンジャークッキーの形を作ります。

 

 

 

 

 

 

200度のオーブンで5~7分焼きます。

 

完成したらジンジャークッキーの上に粉砂糖を撒いたり、レモンジュースを少しかけたりして完成です!

 

 

 

 

 

 

 

 

早速食べてみます。

パクリ。

 

うん、味が予想通りのジンジャークッキーです(笑)

やはり焼き立ての熱いジンジャークッキーは美味しいです。

 

ちなみに、この記事を使えばジンジャークッキーハウスも作れますよ!

 

ジンジャークッキーを食べながらグロギを飲むのはとてもフィンランドもしくは北欧のクリスマスらしいですね。

 

ちなみに、生地を1から作ると色んな種類の香辛料が必要になり、香辛料を揃えるだけでも結構大変みたいです。

 

 

 

 

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