ヘルシンキでのお散歩♬：Alppiruusupuisto公園

Alppiruusupuistoはヘルシンキの西北側に位置する、春や夏につつじを楽しめる公園です。

 

筆者が訪ねたのは秋なので、残念ながら花は少ししか咲いていませんでした。

 

公園は全体的にすごく広いわけではありませんが、南と北の二つのエリアに分かれています。

 

※６月下旬の花が咲いている写真はこちら：

 

 

南のエリアには「シャクナゲ」という種類のつつじが栽培され、北エリアには「アザレア」という種類のつつじが栽培されています。

 

最も訪ねるべきタイミングは開花の６月です。

 

シャクナゲもアザレアも凡そ６月上旬から花が咲き始め、６月下旬からなくなっていくという感じです。

 

毎年の６月に多くのヘルシンキの住民も観光客も一面のつつじを楽しむためにやってきます。

 

 

 

Alppiruusupuisto公園の設立

この公園は１９７５年に設立されましたが、実はヘルシンキ大学との共同プロジェクトによるものでした。

 

当時３０００株のつつじが植えられ、様々な種類が混ざられ、異種類が繁殖することでよりフィンランドの気候にも耐えられ、生きていけるな種類が生まれるようにプロジェクトを進めていました。

 

つつじは酸性の土壌を好むので、森の中に植えられました。その中に散策路も作られ、橋のような形の道も作られました。

 

 

橋のような道は高さが少し高めのつつじを観覧するため設置されたもので、公園全体には車いすも自由に通行できるように設計されています。

 

現在約１０数種類の新種つつじがこの公園から選び出され、観賞用植物として栽培・販売されています。

 

 

北側のアザレアエリア

１９９６年にAlppiruusupuisto公園が北側に拡大され、その拡大した場所が現在のアザレアエリアとなりました。

多くの黄色の花を咲くつうじと公園用つつじが植えられ、現在は約１５００株のつつじがあります。

 

※所々に説明の掲示板があります。

 

 

アザレアの異種類繁殖プログラムが進むことによって、公園用のつつじが２０１０年に初めて市場で販売され始めました。

 

ちなみに、実にAlppiruusupuisto公園はヘルシンキにただ一つお花を専用の観覧台（低い橋）から見ることができる公園です。

 

 

アクセス

もし６月にヘルシンキに来られたら、是非満開のつつじを見に来てくださいね！

 

ヘルシンキ中央駅より「A」「E」「I」「L」「P」「U」「X」「Y」線に乗車し、Huopalahden Asemaで下車し、徒歩７分。

 

地図

 

 

※可愛いリスさんにも出会いました。

 

 

ヘルシンキ市内の交通手段について

 

 

※６月下旬の花が咲いている写真はこちら：

 

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