どこに旅行にいくとしても、交通費は気になるところですよね。とくにフィンランドだと物価の高いイメージなので交通費も高いんじゃないかと心配になるかと思います。
下記の記事ではヘルシンキ市内の交通機関の運賃や様々なチケットの購入方法についてご紹介しました。
ヘルシンキ首都圏エリア運賃概要
簡単に運賃を比べると..
大人料金(7歳から17歳の子供料金) の順番で表示しています。
空港からヘルシンキ市内までは「A+B+C」をまたぐので運賃は4.1(2.1)ユーロです。
ヘルシンキ市内である「A+B」でしたら運賃は3.1(1.6)ユーロです。
※ヘルシンキ交通局運送会社(HSL)より引用
購入方法は多々ありますが自動販売機はどこにでもあるわけではないのでモバイルアプリだと便利という利点をご説明しました。
なので今回は便利なモバイルアプリをご紹介したいと思います!
HSLヘルシンキ交通局モバイルチケットのアプリをダウンロード
アプリのダウンロードは無料です!
ヘルシンキ交通局ページからお使いのケータイに合わせてダウンロードできます。
もちろんアプリをダウンロードする機能から「HSL」を検索してもダウンロードできます。
Google Playの画面
App Storeの画面
基本的な個人情報の入力や支払い方法は先に設定できるので、旅行前にダウンロードしておいて設定しておけば到着後スムーズに使うこともできて安心ですね。
※写真はアプリ内のスクリーンショットを使用しています。
またすべての写真が最新の形式ではないことご了承ください。
ヘルシンキ交通局モバイルチケットアプリの事前設定
言語設定
フィンランド語、スウェーデン語、英語の3つがあるので英語を選択しましょう。
初期設定
I’m over 15 years old (15歳以上である)を選択しContinue(次へ)
個人情報について
規則に同意するという意味でContinue(次へ)
現在住んでいる場所
I live abroad(海外在住)を選択しましょう。
位置情報の設定
Location Permission (位置情報の使用)
- 許可する場合はGive Permission。
- 許可しない場合はSkip
ルート検索の際に位置情報を使用することができるので、インターネットに常にアクセスできる方は便利です。
アプリ内でのルート案内も使いやすくなっているので、位置情報をオンにしておくとルート検索がスムーズにいきます。
スキップしても特に問題ありません。
メインページ
交通情報についてまとめられているページです。
よく使うバスやトラムの番号が書いてある場合は目を通してみてもいいですね。
アプリを使ってモバイルチケットを購入
チケット購入はHomeの右にある「Tickets」タブからできます。
- Single ticket :エリアにより80分から110分間有効なチケットです。
- 1〜7 Days ticket:1日から7日まで購入可能の使い放題チケットです
- 30Days:ヘルシンキに在住(住所登録)している方のみ対象です
注意事項
万が一、ケータイの充電がなくなった場合は携帯番号でチケット有効か確認できます。
バスやトラムなどの交通機関に乗る前に有効なチケットを購入してください。
初回購入時の個人情報設定
個人情報の登録が必要でチケット購入前に出てきます。初回購入時以降は個人情報の入力はいりません。
※今回はSingle ticket (80分有効)の、「A+B」エリアのものを購入する手順で紹介していますが、デーチケット購入時と操作方法はほぼ同じです
- First Name (名前)
- Last Name (苗字)
- Mobile ohone number (携帯番号):日本は+81です。090から始まる場合は、初めの0を取った90から番号を入力します。
- Email address(メールアドレス)
- ヘルシンキ交通局からの情報を受け取るか否か
携帯番号が正しいか必ず確認しましょう
- 正しい場合はYES
- 間違っている場合はEdit the numberで編集できます
※ちなみに+358はフィンランドの国番号です。
Travel Zone:エリアの選択
- 空港からヘルシンキ市内は「A+B+C」エリア
- ヘルシンキ市内とエスポー市の一部は「A+B」エリア
Customer Group:区分の選択
- Adult:大人
- Children:7歳から17歳
Validity Starts:有効開始時刻の設定
- 交通機関に乗車する直前に購入であれば、NOW(今から)で特に問題はありません。
- Laterを選択すると自分で有効な開始時刻を選択できます。
シングルチケットの場合は有効時間が下記のエリアごとに決まっているので、乗車直前に購入すると時間を有効に使えそうですね。
- A+B、B+C、Dエリア:80分
- A+B+C、B+Cエリア:90分
- B+C+D:100分
- A+B+C+D:110分
支払い方法
Add Payment cardから支払いするカードを追加しましょう。
VisaかMaster (デビット、クレジット)カードが使用可能です。
カードの情報を入力後、Continue(次へ)
チケットの支払い
選択した項目を再度確認して、Go to payment を押します
再度、チケット内容を確認してから Confirm paymentで支払いを実行
チケット画面
購入後このような画面で、Validが何時までこのチケットが有効か示しています。
バスに乗る場合はこちらの画面をドライバーに見せましょう。チケット画面はインターネットなしでも有効です。
※ただし画面の一部(歯車)は動く形式になっているので、スクリーンショット(静止画)は使用できません
その他の交通機関では乗車時に特に見せる必要はありません。
※こちらは4日間のチケットを購入した場合の画面になっています
まだバスなどに乗っているのに有効時間が切れてしまった!ということもあると思いますが、最後の乗り入れがチケットを買ってから有効時間以内であればOKです。
そんな時はこのような画面が表示されます。今乗っている交通機関から下車するまでは有効ですが乗り換えはできません。
Inspection:検査員のチケットチェック
検査員がチケットの確認をする場合があります。
冬に一度私服の検査員がいたこともありましたが、基本的に制服を着てバーコードを読み取る機械をもっているのでわかりやすいです。
その場合はチケット画面のTicket Inspectionを押して、こちらの画面を見せてください。
※注意事項でもあるように携帯の充電が万が一切れた場合や、アプリに不具合が起こった場合は登録している携帯番号で有効なチケットを持っているか確認もできます。
検査員のチェックの際に有効なチケットを持っていない場合は80ユーロの罰金を支払うことになるので注意しましょう。
個人情報の変更
More→ Settings から個人情報の変更やカードの変更が可能です。
旅行前に設定をする場合は、こちらからでも可能です。
またカードの登録も Payment cards→ Add cardからできます。
レシートが必要な場合
More→ Settings→Purchase history から購入したチケットのレシートを確認できます
右上にあるボタンから、レシートのPDF化やメールなどに送信する共有機能もあります。
出張などの際にレシートが必要な方もこちらからダウンロードできるので便利ですね。
アプリを使ったモバイルチケットの利点と欠点
このアプリを使用してみて、個人的に発見した利点と欠点についてまとめてみました。
利点
- 初回購入時は個人情報の入力などあるが、次回からはカード情報を保存しておけばパパッと購入が可能
- シングルチケットの場合は一番安い(トラベルカードと同料金)
- 自動販売機などで購入すると紙のチケットだが、ケータイのアプリだと安心感がある
欠点
- デーチケットの場合はその他の購入方法と値段は変わらない
- ケータイの電源が切れてしまうと、バス乗車時にチケットを見せることができない
- 購入時はカードで支払いなのでどうしてもインターネットが必要
※チケットを見せる際はインターネットなしでも使用できるのでデーチケットを買う場合は滞在先で購入しておけば日中はネットなしでも1日使えます。
もちろんアプリなので良い点、悪い点はあると思います。またアプリが英語なので少し不安な方もいらっしゃると思いますが、初期設定を済ませておけば使い勝手は良いのでヘルシンキ旅行の際は是非この記事を参考にしていただければと思います!
※2018年6月現在のアプリの形式なので前置きなく変更される場合がございます。またアプリやアプリを通してのチケットの購入に関する不具合については責任は負いかねませんのでご了承ください。
行き先のエリアがどのゾーンがわからないときは?
ヘルシンキ交通局は2019年4月27日よりエリアの改定をしました。
そのためBとCの境目がどこなのか、少し遠くに行く場合どのエリアまでのチケットを買えばいいのかわからないときもあるかと思います。
そんなときはアプリ内一番下にあるメニューの「ROUTES」を使ってみましょう。
現在地は位置情報をオンにしていると自動で反映されます。目的地は入力するとルートが表示されます。
今回は「ヘルシンキ中央駅」から「ヌークシオ国立公園」までの行き方を調べました。
画面上、下に表示されているルートを見てみると「ABC」と表示があるので、「ABC」のチケットを購入する必要があることがわかります。
また1h18minの横に表示されている矢印を押すと乗り換えの詳しい情報が表示されます。
便利なことに、Buy Ticketを押すとチケットが購入できるページに飛ぶことができます。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)