フィンレイソンの経営理念(4):社会正義を貫く商売

公開日:2018年11月28日  関連分類:

ブランケット:ムーミン谷マップ 2017 / FINLAYSON / フィンランド 北欧

 

フィンレイソンの経営理念シリーズ記事もここで最後となります。

 

最後のこの記事ではフィンレイソンの「社会正義を貫く商売」についてご紹介したいと思います。

 

 

一つの企業が事業を運営していく中で様々な関係者が関わり、関係者に対しても社会全体に対してもある程度影響を与えることになります。

特にブランド力が強い会社や規模の大きい会社からの影響はより大きいです。

 

 

フィンレイソンのようにフィンランドではブランド力がとても強い会社が自社の社会に対する影響に強い関心を持ち、正しい社会責任を果たすのはとても尊敬されます。

今回の記事ではフィンレイソンがどういう方法で社会責任を果たしているかを話していきます。

 

 

社会の価値とフィンレイソン自社の経営理念に反する取引先は取引解消に

フィンレイソンが自社の事業運営において社会正義を貫くため、社会の価値と自社の経営理念に反する提携先や取引先、お客様まで関係を断つことにしています。

 

 

ニュースまで出た有名な例もあります。

数年前にあるフィンランドの中北部に5つの大型生活用品店を持つオーナーが同時に所有しているメディアで人種差別を提唱する記事を公開しました。

 

フィンレイソンはこの記事の内容及びこのメディアのオーナーを確認し、大型生活用品店への商品提供を中止すると決めました。

フィンレイソンにとって年間10万ユーロ(約1300万円)の売上額があり、無視できない数字ですが、自社の経営理念と社会正義を貫くため、この10万ユーロの売上を切り捨てることにしました。

 

詳細はこちら:フィンレイソンの社会、女性、環境にやさしい経営理念とは?

 

 

 

 

様々な関係者とコミュニケーションを取り、一緒に社会正義を実現する

フィンレイソンはお客様、社員、原材料供給先、提携製造業者、メディア、政府官庁を含めた様々な関係者と積極的にコミュニケーションを取り、自社経営理念に基づいて一緒に社会正義を実現させようとしています。

 

 

お客様

フィンレイソンにとってお客様はビジネス運営において最も重要な関係者の一つです。

 

フィンレイソンは2016年5月にお客様向けに市場調査を行い、お客様の考え方とニーズを確認しました。

その結果、お客様の考えでは、フィンレイソンはテキスタイル製品、織物製品のメーカーの中で最も社会責任が強い会社だという結果が得られました。

 

また、この市場調査の結果から、お客様の97%は社会責任がとても重要だと思っていることが確認されました。

 

 

社員

健康且つ満足度の高い社員はビジネス運営の強力な基礎になります。

 

フィンレイソンは2016年に「平等対策」(equality plan)を策定し、職場で起こりえる差別行為、ハラスメント、いじめなどをなくすように行動しています。

2017年に社員に対して仕事の満足度調査も行われました。

 

勤務満足度に関しては、定期的な評価制度を設けてあり、業務におけるフレキシビリティを重視し、社員が新しいトレーニングを受け、自分のスキルを高めるチャンスも提供しています。

 

 

ブランケット:ムーミンママとローズガーデン 2017 / FINLAYSON / フィンランド 北欧

 

 

提携製造業者

フィンレイソンの製品のほとんどはフィンランド国外にある提携製造業者(7割がトルコとベルギー)によって生産されています。

 

フィンレイソンが自社の経営理念及び社会正義を果たすため、海外にある提携製造業者にもコミュニケーションを取り、様々なことを求めています。

例えば、製造プロセスにおいて起きる環境問題や原材料の購入に関連する社会問題などに関し、フィンレイソンは深く把握し、原材料の選択や購入に主導権を握る上に、提携製造業者には定期的に監査も実施し、フィンレイソンと約束していることが本当に実行されていることを確認しています。

 

 

メディア

2016年に多くのメディアはフィンレイソンの社会責任に関し、高い興味を示してくれました。

特に原材料の綿から提携製造業者など様々な側面においてです。

 

最近では特にリサイクル事業において多くの問い合わせが来ているそうです。

 

フィンレイソンはメディアと良好な関係を築き、フィンランドのテキスタイル産業、織物産業の社会責任意識を促進していくそうです。

 

 

 

 

社会の愛、寛容と平等を促進するために実際に行動

フィンレイソンの事業活動は社会の愛、寛容と平等に繋がり、日々の行動に落としています。

 

その具体例の一つは「Tom of Finland」シリーズ製品です。

この製品のデザインは同性愛、LGBTや社会の弱者に焦点を当て、フィンレイソン自社経営理念にある「寛容」を具現化した製品です。

 

 

また、「平等」においてもフィンレイソンは「EuroGames 2016」イベントに支援しました。

EuroGames 2016で性別的な社会弱者を中心とするスポーツ、文化イベントで、フィンランド国内外の40ヶ国から1400名のアスリートがヘルシンキに集まり、開催されました。

 

 

フィンレイソンは人種差別主義にも断固反対しています。

 

2016年の4月にフィンレイソンはMuksuワークショップを開催し、社員たちの子供とフィンランドに来た移民たちの子供を誘い、絵を描いておもちゃを一緒に遊ぶイベントを開きました。

また、2016年にもタンミニエミサウナコレクションイベントを行い、平和と独立性を中心に様々な計画を決めました。

 

 

いかがでしょうか。

これである程度フィンレイソンの会社経営理念を理解できたのでしょうか。

 

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フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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