フィンランドで妊娠発覚してから出産までを思い出してみる④

公開日:2019年11月19日  更新日: 2022年09月01日 関連分類:

 

フィンランドで妊婦生活も

9ヶ月目(32週〜35週目)。

 

もう結構お腹も立派になってきた頃。

 

前回の

フィンランドで妊娠発覚してから出産までを思い出してみる③

では、まさかの!

 

妊娠糖尿病が発覚してアタフタしましたが

適度なウォーキングや

毎日の食事管理に気を遣う日も

だんだんと慣れてきた頃です。

 

この頃になると、

フィンランドでは実際に自分が出産する総合病院の

見学ツアーなるものがありまして

どんなところなのか

ワクワクしながら夫と参加しました。

 

さて、どんなツアーだったのか

ちょっとご紹介します。

 

 

 

 

フィンランドで出産するのは総合病院?クリニック?

フィンランドで出産する場所ですが、

大きく分けると

 

  • 大きな総合病院

 

または

 

  • 産婦人科医のいるクリニック、ナイステンクリニッカ(Naistenklinikka)

 

と、2パターンに分かれます。

 

私は、大きな総合病院に入っている産婦人科で産むのを希望したので

今回はそちらの見学をしてきました。

 

 

で、写真をバシバシ撮る予定が、

携帯電話使用禁止とのことで

写真が撮れず、残念。。

 

 

では、前置きはこの辺で

見学ツアー開始です!!

 

 

 

フィンランドの総合病院・グループ見学

当日、私たち夫婦だけの見学かと思いきや

私たちを合わせて7ペアの夫婦で

和気あいあいとツアーに参加しました。

 

 

まず、赤ちゃんを産むフロアの説明と、

各部屋の説明を受けました。

 

一番ビックリした部屋が

希望すれば

お風呂の中で出産できる部屋です!!

 

すごく豪華なバスタブに

落ち着く照明が設置されてあり、

 

必要ならば

リラックス音楽も流してくれるとのこと。

 

なんだか高級なエステに来たような気分にさせてくれるような空間でした。

 

 

日本では陣痛が来て分娩するまでの間は

陣痛室と言って

また違う部屋が用意されてるところがあるとは思いますが

 

私が見学したところでは特に分かれてはいませんでした。

 

分娩室と陣痛室は同じ部屋のもよう。

 

その、陣痛室兼、分娩室も

とてもキレイで落ち着いた新しい感じ。

 

部屋にはバランスボールやロッキングチェアなども置いてあり、

これらを使って陣痛の痛みを逃したりすることもあるようです。

 

他にもベッドの頭側に笑気ガスを吸えるようになっていたり、

ボタンで背もたれやベッドが上下に動かせたりできる、照明の明るい部屋でした。

 

 

フィンランドでは

立ち会い出産を

希望する夫婦が想像以上にとても多い国です。

 

夫婦一丸となって出産に挑みます。

 

ですので、部屋にはゆったりと座れるソファもありました。

 

本当に陣痛で苦しんでる時に横でゆっくり座られるとアレですが。苦笑

 

 

そしてここで、

 

「笑気ガス、どんなものか試したい方いますか?」

 

と、まさかの体験もさせてくれるツアー内容!

 

 

7ペアいる中の一人、

若き父となる大きな男性が手を上げました。

 

見てる側、全員は興味津々に見守ります。

 

その若き父となる大きな男性、

 

もう、、

 

1分ほどフラフラで目が回っていました笑。

 

 

周りは案内役の看護師さん含め、爆笑でしたが、

 

「結構きついなぁ」

 

と男性が呟いていたのは忘れません。

 

 

それから、

 

病院以外の場所で破水してしまったらどうするか

 

陣痛が来たらどうリラックスするか

 

赤ちゃんがお腹から出てくるのが難しい場合は

吸引これでしますよーと見せていただいたり、

 

色々な説明を受け、

そのフロアの見学は終了。

 

次は産後、利用することになるフロアの案内です。

 

 

 

 

フィンランドでは産後直後どのような部屋に案内される?

フィンランドでは、

 

まさかの!

 

 

問題なく元気に出産し終わったら

 

自分で歩いて分娩した同じ病棟の

 

上の階にある部屋まで

 

エレベーターで上がってベッドまで行きます!!!

 

結構離れてますけど?!

私、行けるかなーーー?!

 

いや、事前にはやんわりと聞いてましたが

本当でした。

 

見学ツアーでは私以外のご夫婦は驚くこともなく

普通なリアクション。

 

 

産後、入院生活をするフロアへ案内されましたが

実際に産後のお母さんたちがいる場所だったため

部屋を見せてもらえたのは一瞬でしたが

 

ファミリールームという

個別の部屋がいくつかあるそうで、

 

満室になっていなければ、

産後この部屋を利用させてくれるとのことですが

空いてなければカーテンで仕切られた相部屋になるそうです。

 

そして、産後で疲れていたり、

どうしようもない時は

赤ちゃんのお世話を看護師さんに頼むこともできるようですが

 

基本はアドバイスを受けながら

授乳やオムツ替えなど、

母になった自分でしていくことになります。

 

 

出産する病院の見学ツアーはここで終了しました。

 

 

このツアーで私の感じたことは

見学ツアーが事前にあって安心できた

ということも

もちろんありましたが、

 

「みんな大きいな」

 

の方が印象深かったです。

 

身長152cmのアジア人、私からすると

当たり前のことかもしれませんが

 

身体もお腹も私より数倍大きく、

そして旦那様よりも太っている!!

 

いや、ふくよか!

 

とても安産で一瞬で産んじゃいそうな方ばかりでした。

 

あぁ私ってやっぱり小さいんだなと再確認。

 

次の話:フィンランドで妊娠発覚してから出産までを思い出してみる⑤

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