サンタクロースの由来って知っていますか?

公開日:2016年12月13日  更新日: 2019年11月30日 関連分類:

※オーブンに入っているトルットゥです。

 

昨日筆者はフィンランド人友人からクリスマスデザート作りのお誘いで友人宅にお邪魔しました。

今回作ったのはフィンランドクリスマスのデザートであるトルットゥ(Torttu)というものです。

トルットゥの詳細について「料理無名なフィンランドでクリスマス料理!?しかも作ってみた!?」をご覧ください。

 

今回はこのクリスマスデザートを作りながら日本人の友人とフィンランド人の友人と一緒にフィンランドとクリスマスについて色々な話をしていました。

 

やはり時期も12月でもうすぐクリスマスですし、町中もイルミネーションなどで濃厚なクリスマス雰囲気に覆われているため、話題の中から自然と「フィンランドにあるサンタクロース村」「サンタクロースの起源」という話になりました。

 

 

サンタクロースってどこから?

フィンランドを少し知っている方ならわかるはずですが、サンタクロース村はフィンランド北部のラップランドにある町「ロヴァニエミ」(ラップランド最大の町で人口約6万人)にあります。

 

サンタクロースの村を紹介する前に、まず「サンタクロースの起源」ってご存知ですか?

 

筆者も日本の友人もフィンランド人の友人も良くわからず、昨日は「まあまあ、このような伝説のようなものの起源ははっきりしないようにしたほうがいいだろう」と適当に片付けていました(笑)

 

 

 

 

その後、調べてみた結果、諸説あるが、下記のような話が一番有力だそうです。

 

紀元4世紀ごろ東ローマ帝国時代のトルコに「セント・ニコラス」という司教がいた。

その時、貧しくて嫁にさえ行けず、生きるために身売りまでせざるを得なくなる娘達3人がいるという噂がセント・ニコラスの耳に入った。

 

ニコラスは何とかして彼らを助けるため、夜中に自分とわからないようにマントと頭巾で体を覆い、彼らの家の窓から金貨を投げ入れたそうです。

たまたまその金貨が暖炉わきにかかっていた靴下に入ったと言われています。

このことがサンタさんのプレゼントは靴下の中に入れることの由来と言われています。

 

 

 

 

ニコラスからの金貨援助によって3人の娘は身売りされることなく、助かったのです。

この行為が現在「夜中に家に入って、靴下の中にプレゼントを入れる」ということの由来とされています。

 

なお、ニコラス司教という人物はほかの地域やほかの時期にもいたそうで、特定できないままの謎になっています。

 

しかし、ニコラス司教の心暖かい行為が逸話になり、その思いが今では「サンタクロースやサンタさん」となり、受け継がれています。

 

このような話が分かると筆者も「サンタさん」に更に一層深く認識ができ、その優しい心を思いながら真似してみたくなりました。

 

 

 

 

※フィンランド人の友人は日本語ペラペラです(真ん中は日本人です)

 

 

そして、そのとてもやさしいサンタクロースは現在フィンランド北部のロヴァニエミに住んでいます。

そこのサンタクロースの村があり、サンタクロースに会うことができます!

ついでにオーロラも見れてしまうかもしれませんよ!

 

 

「サンタクロース村」のご紹介はこちらから

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