スオメンリンナ海上要塞で博物館めぐり:エーレンスヴァルド博物館、税関博物館

公開日:2019年6月15日  更新日: 2022年12月03日 関連分類:

 

ヘルシンキのスオメンリンナ海上要塞はフィンランド著名な世界遺産だけではなく、島に6つもの博物館があり、見所満載です。

今回筆者はスオメンリンナ博物館無料観覧日を機に6つの博物館をすべて回ってきました!

 

 

スオメンリンナにある博物館は下記の6つとなります。

 

 

今回はエーレンスヴァルド博物館と税関博物館をご紹介します。

 

 

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エーレンスヴァルド博物館(Ehrensvärd Museum)

エーレンスヴァルド博物館はスオメンリンナ全体の中心部に位置し、スオメンリンナ博物館から近いです。

エーレンスヴァルド博物館はかつてスオメンリンナの建造を指揮する司令官「Augustin Ehrensvärd」(1710~1772)の官邸です。

 

 

 

 

エーレンスヴァルドはスオメンリンナを要塞に建造するため、スウェーデン国王に資金を要求し、フィンランド陸地側から石などの資源を調達し、スオメンリンナの要塞建築に尽力した指揮官です。

エーレンスヴァルド博物館ではスウェーデン時代の品物、住居環境、武器や、住居としても要塞の防御施設としても使用可能なエーレンスヴァルド官邸を展示しています。

 

エーレンスヴァルド官邸は1855年まで住居として利用され、1930年から博物館としてオープンしました。

 

 

 

 

  • 営業時間:2022年の営業は終了しました(夏季限定オープン)
  • 入場料金:大人2ユーロ、子供2ユーロ
  • オフィシャルサイト:Ehrensvärd Museum
  • 住所:Suomenlinna, 00190 Helsinki
  • 地図

 

 

 

 

 

 

 

税関博物館(Customs Museum)

税関博物館はフェリー乗り降り場から少し遠い場所にあります。

フィンランド税関の歴史、密輸の手法などが展示紹介され、毎年テーマが変わる展示エリアもあります。

 

 

 

 

フィンランド税関はフィンランドの最も古い政府機関の一つであり、その歴史は600年前までに遡ります。

フィンランド税関はフィンランドへ輸入するもの、フィンランドから輸出されるものを監視し、国民や国内環境に危害を与えるものが入ってこないように検査すると同時に、国の重要な財源である関税も確保します。

 

 

 

 

スウェーデン統治時代のフィンランド税関はスウェーデンに所属していましたが、ロシア統治時代はフィンランド自治政府の管轄下にあり、フィンランド独立後に正式にフィンランド税関が成立したのです。

 

 

※百数十年も前から残されてきた税関書類。

 

 

  • 営業時間:夏期のみ、8月31日まで:火曜~日曜12:30~17:30
    冬季閉館
  • 入場料金:入場無料
  • オフィシャルサイト:Customs Museum
  • 住所:Suomenlinna B20D Susisaari, 00190 Helsinki
  • 地図

 

 

 

 

 

※押収された模造品(海賊版商品)。

 

 

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フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

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4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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