フィンランドで社会人アイスホッケー試合ってどんな感じ?

公開日:2018年12月25日  更新日: 2019年11月30日 関連分類: 

 

北欧の氷の大地フィンランドではアイスホッケーが国内最も人気の高いスポーツの一つです。

人口わずか550万のフィンランドではプロアイスホッケーチームが15チームもあるという高い密度に驚かされます。

 

フィンランド国内の各主要都市には大体プロアイスホッケーチームがあるため、プロアイスホッケーの試合を観るのは難しくありません。

 

ヘルシンキでプロアイスホッケー試合を観てみたい方は下記の記事をご参考ください。

参考記事:冬のヘルシンキ観光に在住者がお薦めする7つのスポットとアクティビティ

 

 

筆者も一度プロアイスホッケーの試合を観たことがありますが、社会人チームの試合はなかなか見るチャンスがありません。

 

今回友人がアイスホッケーチームの一員ということで特別に観戦させて頂きました!

 

 

 

 

フィンランド社会人チームのアイスホッケーチームはどういう感じ?

簡単に言うと、日本の草野球のような感じです。

 

ヘルシンキにも多くのアマチュアアイスホッケーチームがあり、チームメンバーの年齢も様々です。

 

 

筆者の友人2名は同じアイスホッケーチームに所属しています。

一人は20代の大学生でもう一人は30代の社会人です。

 

アイスホッケーチームに参加するにはチームキャプテンによる技術確認もしくは経験確認に通して加入が認められます。

 

 

※試合が行われた通常の練習用スケートリング場です。とても簡素な内装です。スケートリングが二つあります。

 

 

通常の定例活動は週に1~2回の練習もしくは他チームとの試合です。

練習内容はチームによって厳しいところもあればゆるいところもあります。

 

もちろん、プロを目指す人以外は楽しくアイスホッケーをやることを目指しているので、練習の内容も様々になります。

 

 

チームに参加するとシーズン会費数百ユーロ(数万円程度)を支払います。

それで冬シーズン中は毎週のチーム活動に参加できます。

毎月は4~5千円程度だそうです。

 

専用場所を使うスポーツとしてはそれほど高くないような感じですね。

 

 

※売店カフェも併設されています。

 

 

ヘルシンキのアマチュアアイスホッケー試合はどういう感じ?

今回は友人二人からの好意で試合観戦に誘って頂きました。

 

もちろん、社会人アイスホッケーなので、一般のスケートリングを使用しています。

観客席も設置されていない場所です。

 

今回の場所には2階「通路」があるため、2階からの立ち見ができました。

 

一般スケートリングなので、リングを使用しない限り、見るのは無料です。

 

 

 

 

試合自体はやはり面白いですね。

プロではないとはいえ、両チームは至って真剣で真っ向勝負をし、常にベストを出すように全力でプレイされていました

 

見てるだけでもその気持ちが伝わって来るような内容でした。

 

 

 

 

アイスホッケーはどのように試合が行われるのでしょうか

アイスホッケー観戦に事前に知っておきたいルールはとても簡単です。

 

ルールはサッカーにかなり近いです。

 

試合は通常のリングで行われ、双方にゴールがあり、ゴールにボールを入れると点数が得られます。

 

片側のチームにはキーパー1名とプレヤー5名で構成されています。

通常は前に3人、後ろに2人で攻撃陣と守備陣で分かれています。

 

 

 

 

氷の上で行われるスポーツですので、スピードとテンポがとても速く、プレヤーの動きを追っていってスリル感を楽しむのが醍醐味です。

また、選手交代に時間を止めず、試合を進めながら選手交代も頻繁に行われるため、プレヤーの動きが多くて観客の目もかなり忙しくなります(笑)

 

 

試合の中である程度体のぶつかり合いは許されていますが、直接ボールを狙う以外の衝突などはファールになる可能性が高いです。

 

悪性なファールがあった場合、2分間もしくは5分間の出場停止のペナルティが課されることもあります。

敵チームは通常このチャンスを生かし、攻め込むことが多いです。

 

 

 

 

試合自体は3ピリオドに分かれ、プロだと1ピリオドが20分間で、ピリオドの間に15分間の休憩を挟みます。

 

「試合開始→第一ピリオド20分→休憩15分→第二ピリオド20分→休憩15分→第三ピリオド20分→試合終了」という順番になります。

プロの試合だと休憩時間がビールを買ったり、食べ物を買ったりする時間になります。

 

今回のアマチュア試合では同じく3ピリオドですが、1ピリオドが15分で、休憩時間も1~2分程度の短縮版となっています。

 

 

いかがでしょうか。

フィンランドヘルシンキのローカルアイスホッケー活動により少しご理解頂ければ嬉しいです。

 

 

 

 

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