フィンランドは「森と湖」の国としてとても名高い国です。
日本の9割ほど(九州を除いた、本州+北海道+四国の面積)あるフィンランドの国土面積に水域が10%で、陸地の80%が森なのです。
そんなフィンランドには40個もの国立公園が設置されており、国土面積の2.7%を占めています。
フィンランドの国立公園はフィンランド各地に点在しており、南部の国立公園は比較的に小さく、北部の国立公園は大きいです。
今回は首都ヘルシンキから100キロ圏内にある四つの国立公園を簡単にご紹介します。
※キートスショップ主催ヘルシンキ現地ツアー
ヌークシオ国立公園(Nuuksio National Park)
ヌークシオ国立公園はフィンランド国内最も人気の高い公園で、遊覧者数も全国の国立公園の中でトップを誇ります。
その理由は素晴らしい大自然以外に、首都ヘルシンキからのアクセスが便利だからです。
ヌークシオ国立公園はエスポー市にあり、ヘルシンキからは電車とバスを乗り継いで約1時間ほどで行けます。
キートスショップの記事にもヌークシオ国立公園を詳しくご紹介しています。是非ご一読ください。
筆者もヌークシオ国立公園に行ったことありますが、人気が高いゆえにいい季節といい天気の日にとても混雑します。
その問題点としては、エスポー駅からヌークシオへ行くバスが乗れないもしくは座れない(乗車時間約30分)可能性があります。(特に昼に近い午前中の時間帯)
また、休憩所のスペースや共用バーべーキュースペースが足りなくなり、使えない可能性もあります。
シポーンコルピ国立公園(Sipoonkorpi National Park)
ヌークシオ国立公園と同じくヘルシンキから近い国立公園です。
しかし、交通が少し不便で道に迷いやすいので(車があれば問題ありませんが)、ヌークシオ国立公園ほど人気が高くないです。
そのため、混雑する可能性が低く、ゆっくり歩いで大自然を楽しみやすいです。
キートスショップ主催の『森・サウナ日帰りツアー』は混雑になりにくく大自然に溶け込みやすいシポーンコルピ国立公園をご案内しております。
シポーンコルピ国立公園には広大できれいな大自然以外、周りに絵に描いたような閑静な田園風景が見どころです。
また、夏から秋にかけ、森の中で大量なベリーやキノコを見つけることができるので、フィンランドの大自然を存分に楽しめる国立公園です。
ちなみに、シポーンコルピ国立公園はヘルシンキ北約20キロの場所にあり、ヴァンター国際空港から近く、ヴァンター市とシポー市を跨いでいます。
リエスヤルヴィ国立公園(Liesjärvi National Park)
リエスヤルヴィ国立公園はヘルシンキ北西方向約100キロ離れた場所にある国立公園です。
リエスヤルヴィ国立公園の見どころは広大な湖とフィンランド伝統的な農場の遺跡です。
フィンランドは湖の国ですが、大きいな湖は内陸部に多く、ヘルシンキ周辺を含むフィンランド南岸には大きいな湖が少なく、ほとんどが小さい湖です。
そのため、リエスヤルヴィ国立公園というヘルシンキから少し離れた場所に来ないと、広大な湖を見て体験することができません。
その静かで壮大な開放感はとても気持ちよくリラックスさせてくれます。
もう一つの見どころはフィンランドの伝統的な農場であるコルテニエミ農場です。
コルテニエミ農場は1910年代のままで残され、保存されてきた農場で、現在でも牛、馬、羊、鶏などを飼育し、フィンランドのライ麦も育てています。
コルテニエミ農場は現在フィンランド森林局によって維持され、フィンランド南部に土地から建築物まで全体が完全に保存・維持されている唯一の伝統的な農場です。
ヘルシンキからはカンッピの長距離バスターミナルからバスで行けますし、日帰りも可能ですが、降りる際のバス停が限られているため、国立公園内部までかなり歩かないといけないのでご注意ください。
エケナス群島国立公園(Ekenäs Archipelago National Park )
エケナス群島国立公園はフィンランドの海にあるヘルシンキから近い4つの国立公園の一つです。
エケナス群島国立公園はヘルシンキから西約100キロ離れている陸地から近い沖にあり、最寄りの町エケナス市中心から南18キロの海面にあります。
エケナス群島国立公園が最も有名なのはそのフィンランドの海岸景色です。
海に囲まれた島々、島にある森、森の中にある漁師さんの小屋、海辺で生息する様々な鳥や白尾鷹を見て体験するのが想像するだけでわくわくします。
また、群島の国立公園なので、カヤック、カヌーなどのアクティビティが大好きな方でしたらたまらないパラダイスです。
自分の船に乗ってあっちの島を訪ねたり、こっちの島に上陸したり、そっちの島でキャンプしたりできますので、冒険家の体験ができる世界です。
ただし、海でのカヤックやカヌーは高いリスクが伴うので、経験の少ない方は無理しないほうがいいですね。
夏季には陸地の町からフェリーが運航されているため、ヘルシンキからバス、フェリーで行けるそうです。
まとめ:ヘルシンキ近郊でも大自然を楽しめる!
ヘルシンキから100キロ範囲内にある4つの国立公園を紹介させて頂きましたが、いかがでしょうか。
本当に身近に大自然と緑、広大なプライベートスペースがありますので、もしフィンランドに来られる際に是非フィンランドの国立公園を訪ねてみてくださいね!
もちろん、ソーセージの用意もお忘れなく!
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是非使う目的、場所に合わせて自分に合う一枚をお選びください。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)