5分で読むムーミン小説:ムーミン谷の彗星(1)

公開日:2017年12月6日  更新日: 2019年11月30日 関連分類:

ムーミンの物語の原作者トーベ・ヤンソンが正式にムーミン小説の1作目として発表したのは本作「ムーミン谷の彗星」です。

 

ムーミンの物語で初めて発表された作品は「小さなトロールと大きな洪水」ですが、キャラクターの性格、内容及びボリュームに関しては「ムーミン谷の彗星」からが「正式版」になったように感じ取れますよね。

 

それでは、10章に分かれ、原作237ページの小説「ムーミン谷の彗星」をダイジェストで読んでいきましょう!

 


※原作書籍より撮影して引用します。

 

初冒険へ!

スニフはムーミン谷で森へ続く道を見つけ、ムーミンを連れてその道へ冒険に行きました。

 

怖い森を通り、二人は海と初対面!

 

ムーミンは大喜びで海に飛び込み、真珠を探し集めに。

 

スニフは海が怖くて真珠入れの箱を探しに岩を登りました。そうするとすごくかわいい子ネコを見つけ、追いかけようとすると洞窟を発見しました。

 

大きくて柔らかい砂が敷いている素敵な洞窟です。

 

ムーミンにも見せました。

 

※原作書籍より撮影して引用しています。

 

地球が滅びる?

その日の夕方から雨が降ってきました。

夜中にドアがとんとんとんと叩かれました。

 

ムーミンパパがドアを開けると、「ジャコウネズミ」と名乗る人が目の前。

 

自分の家の半分はムーミンパパが川に渡る橋を作る際に潰され、残りの半分は雨によって流されたそうです。

 

ムーミンパパは謝りながらリンゴ酒を奢り、泊まらせました。

 

ジャコウネズミは滞在期間中に宇宙のことを語り、「地球が滅びる」と言い出したせいで、ムーミンとスニフはすごく怖がっていました。

 

※原作書籍より撮影して引用しています。

スナフキン

怖がっているムーミンとスニフをジャコウネズミから離れさせるよう、ムーミンママとムーミンパパはムーミンとスニフに天文台に行ってもらい、自分で星を調べてもらうことにしました。

 

ムーミンパパはいかだを、ムーミンママは様々な荷物を用意してくれました。

 

そして、ムーミンとスニフは出発し、川に沿って進めて行きます。

 

途中に50匹ほどのニョロニョロにも出会いました。

 

川岸にあるテントを見つけ、そこからハーモニカの音が。

 

※原作書籍より撮影して引用しています。

 

ムーミンが声をかけるとスナフキンが出てきました。

 

ムーミンはコーヒーを分け、3人は旅のこと、天文台と彗星のことを話し始めました。

 

暫くしたらスナフキンの提案で3人はガーネットのある谷へお散歩。

 

スニフは大喜びでガーネットを集めていたが、突如巨大トカゲが出現!!

 

スニフは死ぬ気で逃げ出し、3人はテントに戻りました。

 

 

 

 

激流!

スナフキンも一緒に旅することになり、3人がいかだに乗って進めるが、流れが急になり、いかだが流されました。

 

周りが徐々に暗くなり、黒くなっていきました。

 

どうやらトンネルに流された模様です。

 

突然いかだが止まりました。

 

マストが天井に引っかかったようです。

 

気が付けばもうすぐ手前に底の知らむ滝がありました。

 

 

ヘムレンさん

上を見ると、空に繋がる隙間が。

 

たまたま昆虫を集めているヘムレンさんが通りかかり、ムーミンたちの叫び声が聞こえ、隙間から覗きました。

 

独特な昆虫からの音だと勘違い、昆虫獲り用のネットを隙間に入れ、昆虫を獲ろうとしたが、3人がそれで引き上げられ、助かりました。

 

続く。

 

 

※参考書籍(写真引用を含み):「ムーミン谷の彗星」講談社 青い鳥文庫、トーベ・ヤンソン/作・絵、下村隆一/訳、2014年発行(新装版)

 

続きはこちらから。。。

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