世界ツアー:トーベ・ヤンソン展

公開日:2017年8月25日  更新日: 2019年11月30日 関連分類:

「ムーミン」は皆さんよくご存じでしょう。

しかし、ムーミンを作り出した、ムーミンの冒険や物語を考えたフィンランド作家「トーベ・ヤンソン」はご存知ですか?

フィンランド独立前のロシア時代に生まれたトーベ・ヤンソンはフィンランド独立、ロシアとの冬戦争、二次世界大戦を経験しています。

その中で彼女がフィンランドの文化が背景にある考え方、生き方についてムーミンの物語に織り込んでいました。

そのため、ムーミンの物語の中に常に「自然」「冒険」「楽しむ」「人間性」がメインテーマになっています。

 

 

※「ミステリアスランドスケープ」byトーベ・ヤンソン、1930年、合板に油絵。ヘルシンキのアテネウムアート博物館所蔵。写真出典:https://www.moomin.com/

 

 

2014年はトーベ・ヤンソン生誕100周年で、ヘルシンキのアテネウムアート博物館で展示会が開かれ、30万名以上の入場者が記録されました。

2015年に日本にて開催し、26万名もの人々が来場しました。

この高い人気を誇った展示を2016~2018年にヨーロッパでも巡回展示を続けます。

ヨーロッパでの巡回展示は2016年にスウェーデンの首都ストックホルムと第二大都市のイェーテボリから始まっています。

現在はデンマークのコペンハーゲンで展示されており、もうすぐイギリスのロンドンに移されます。

トーベ・ヤンソンの姪で現在ムーミンキャラクター社のクリエーティブディレクターのソフィア・ヤンソンはこう語っています。

「デゥオウィッチピクチャーギャラリーが今回非常に貴重な機会をくださいました。そのおかげでイギリスの人々はムーミン谷以外のこと、トーベのやってきたことや残してきたものに触れることができます。」

 

 

※ガルム雑誌カバー、1944年。タンペレのムーミン谷博物館所蔵。写真出典:https://www.moomin.com/

 

 

 

 

今回の展示でトーベ・ヤンソンの生涯を紹介し、彼女1930年代の超現実絵画作品、1950年代現代アートの作品から1960~1970年代の抽象作品、戦争反対のイラストまで含まれています。

もちろん、ムーミンキャラクターやムーミンの話も漏れることがありません。

実はトーベ・ヤンソンの作品や生涯物語はデゥオウィッチピクチャーギャラリーで展示されてきた芸術家のQuentin Blake、Beatrix PotterとSaul Steinbergに似ています。

彼らは全て非常に優れている作品を用いて伝えたいものをわかりやすく表現し、どの家庭でも知られているような名前や物語になっています。

「現代のヨーロッパにしても世界全体にしても、トーベ・ヤンソンの作品はより深い関係性を見せています。彼女の考え方や表現力は『違いを受け入れる』ことに重点を置いています。ムーミンの家族は常に物語の中心にありますが、ムーミン一家のドアはいつもオープンしていて来る人々を差別なく歓迎しています。トーベ・ヤンソンの作品は彼女が人間の多元性に深い理解を持っていることを示しています。今回の展示を見ることによって、彼女の作品から新しい考え方が生まれるかもしれませんし、世界にまた違う形でインパクトを与えるかもしれません。」

とギャラリー館長のSointu Fritzeが話しました。

 

 

トーベ・ヤンソン展今後のスケジュール

デンマーク・コペンハーゲン

  • 展示期間:2017年6月10日~9月3日
  • 営業時間:火~日11:00~17:00、水曜11:00~20:00
  • チケット:大人75クローネ、高齢者65クローネ、学生65クローネ、16歳以下の子供は無料。
  • 場所:Kunstforeningen GL STRAND
  • 住所:Gl. Strand 48, 1202 Copenhagen
  • 地図:

 

 

イギリス・ロンドン

  • 展示会場ウェブサイト:こちらへ
  • 展示期間:2017年10月25日~2018年1月28日
  • 営業時間:火~日10:00~17:00
  • チケット:大人15.5ポンド、高齢者14.5ポンド、学生や障碍者7ポンド、子供無料。
  • 場所:Dulwich Picture Gallery
  • 住所:Gallery Road, London, SE21 7AD
  • 地図:

 

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