なぜフィンランドで真冬でも森に行くか?

公開日:2020年12月29日  関連分類:

 

フィンランドで本来森に行くのは春、夏、秋の3季節に限り、冬には一般的に森に行かないのです。

通常、冬に森に入る理由はクロスカントリースキーをやる以外ないでしょう。

 

 

しかし、地球温暖化により、昨年からフィンランドの冬でも森に入れるようになってきました。

(フィンランド南部やヘルシンキ周辺などに限りますが)

 

 

例年だと、冬の森に分厚い雪が積もり、スノーシューズなど雪面でも歩ける靴を用意しない限り、気楽に森を歩くことができません。

 

しかし、去年の冬から今年の現在までフィンランド南端エリアに多くの雪が積もらず、冬で気温が低くても森をある程度気楽に歩くことができるようになりました。

(そもそも、コロナウィルスの関係で室内でのイベントがほとんどできないので、アウトドアに行くしかないことも大きく影響しています)

 

 

それで、筆者もこの冬によく森に行くようになりました。

 

その中の一つは「ウィンターキャンピング」です。

 

 

 

 

ウィンターキャンピングの醍醐味は「無音」と「温かみ」

筆者は大自然の中で一晩過ごすキャンピング自体が好きです。

 

特にフィンランドでのキャンピングが好きです。

 

一つは「自由にどこでも」キャンピングできるからです。

フィンランドや北欧諸国にある自然享受権という法律に守られ、誰でも自由に公有地、私有地にかかわらず、他人のプライバシーに侵害しない前提でキャンピングすることが許されています。

 

 

必要最低限の装備や食料を用意するだけでキャンピングに行けます。

キャンプサイトの予約が要らなければ、キャンプサイトのために費用を支払う必要もありません。

 

日本でよくある「ハイシーズンで人が多すぎで早めに○○しないといけない」ことはまずありません。

 

 

実際のところ、グーグルマップで行ったことない湖を探し、衛星写真で沼地がなく、ある程度平坦であるなどキャンピングに適しているかどうか簡単に確認しただけで、もうそこに行ってキャンピングできます。

 

 

この気楽さと自由さはとても便利で好きです。

 

 

そして、キャンピングやハイキングなどのアウトドアアクテビティはもちろん夏がハイシーズンで、暖かくて気持ちのいい季節です。

では、なぜわざわざ寒い冬にキャンピングをやるでしょうか。

 

 

 

 

その理由の一つは「無音」です。

 

この世界で生活していると、生活の中で必ず何かしらの音がします。

自分が流す音楽であったり、隣に住んでいる人が水道を流している音であったり、道を走る車のエンジン音であったりします。

 

「無音」ってなかなかないって思いませんか?

 

 

フィンランドでキャンピングに行くと無音に近い状態になれます。

 

夏には鳥の鳴き声や近くでキャンピングしている他の人などで音が比較的に多いです。

しかし、冬になると何一つ音がしない世界になるのです。

 

風の音さえなくなることもあります。

何一つ音のしない世界ってこんなにも魅力的だと今まで思いもしませんでした。

 

 

 

 

もう一つ大きいな魅力は「温かみ」です。

 

もちろん室外には氷点や氷点下まで気温が下がり、寒いのですが、フィンランドの室内は一般的に暖かく、気持ちいいのです。

慣れてしまうと温かみへのありがたみが感じにくくなります。

 

 

冬にキャンピングに行くと、寒い中で焚き火を起こし、その温かみをすぐ身近に感じることができます。

寒い中で寝るので、寝袋がもたらした温かみを全身で感じることができます。

 

 

フィンランドの冬にキャンピングをしなければ気付かない幸せがここにあるのではないかと思います。

 

 

フィンランドでの冬キャンピングに安全が一番大事!

気温が低いと安全性がとても重要になってきます。

 

低い気温の中で一晩を過ごした経験がない方は必ず経験者にアドバイスを求めましょう!

 

自分が十分だと思った防寒装備の以上に(多すぎるくらい)用意したほうがいいでしょう。

 

 

食事の際に焚き火を起こせれば暖かくなるので、火を起こすため、木材や燃料を確保し、ライターやマッチを事前に用意。

 

寝る時は体温が下がるので、寝袋の対応できる温度を事前に確認しておきましょう。

氷点下の温度に対応していないなら、二つの寝袋を持参し、重ねて使うこともできます。

(筆者はマイナス2度の気温の中で冬用の寝袋を2個使いました。暖かくて快適でした)

 

 

もちろん、十分な経験がない場合はには一人で行かないことです!

 

 

安全性を十分に考慮し、フィンランドの冬の大自然も全力で楽しんでいきたいと思います。

 

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