サウナの「ととのう」「あまみ」とは・本場フィンランドでは?

公開日:2020年7月19日  関連分類:

写真引用:https://www.tankavaara.fi
 

サウナ通の方の中ではよく耳にする「ととのう」「あまみ」といったサウナ用語

 

これらは結局いったいどういったことなのかよくわからない方もいることでしょう。

 

そしてサウナの本場フィンランドではこの

「ととのう」

「あまみ」

といった言葉はあるのでしょうか?

 

ここでちょっと整理してみましょう。

 

「ととのう」時に身体の中ではどんなことが起きている?!

 

 

 

 

サウナの「ととのう(整う)」って結局なに?!

 

よく勘違いされているのが、サウナ入浴で温冷効果を実践している時の軽いめまいのことだと思っている方がとても多いこと!

 

サウナ室から出てクールダウンさせるために冷たいシャワーや水風呂に入ったりを繰り返す「熱い→冷たい→熱い→冷たい・・・」の繰り返しによって、

 

急激な温度差による影響を受けてヒートショック現象と言われる、

 

「頭がクラクラする」

「周りがグルグル回ってる」など

 

ひどい時には吐き気を感じることもある症状です。

 

ちょっと危険な匂いがプンプンしますね。

 

これが癖になってサウナが病みつきになったという方も実は多いのですが、血管の急激な圧の変化で起こる危険性やリスクを忘れてはいけません。

 

この状態を「ととのう」というのは間違いです。

 

 

「ととのう」というのは、

 

サウナで汗をかき、老廃物を出し切った、ストレスが明らかに軽減された、疲れが癒された、このように感じた時にやってくる何とも言えない快楽の時のこと。

 

サウナの気持ちよさと疲れやストレスが明らかに緩和されたと気づいた時が「ととのう」とされる時です。

 

それは、サウナ入浴中よりも水風呂などでクールダウン後の休憩している時に感じることがほとんど。

 

例えば、山登りをし山頂にたどり着いて美しい景色を眺めた時や、マラソンをしていてしんどさを感じなくなった瞬間、深く瞑想した後などに近い感覚です。

 

ととのう状態を脳内麻薬がきいているトランス状態だという人も多くいますが、

 

これが「またサウナに入りたい」と思わせる「ととのうサウナ麻薬」的なものなのです。

 

 

 

 

サウナで「ととのう」時、身体の中では何が起きている?

脳内ホルモンのβ-エンドルフィンオキシトシンセロトニンがキーポイントになってきます。

 

サウナではこれらのホルモンが脳内からドバーっと出てくるので「ととのう」という快楽にひたることができるわけです。

 

では、これらは脳内体内でどのような働きをするのか、ひとつずつみていきましょう。

 

 

β-エンドルフィン・・・

 

サウナ入浴すると、この脳内ホルモンが分泌されます。

「体内で分泌されるモルヒネ」とも言われるこの神経伝達物質の一種。

 

本当のモルヒネの約6.5倍もの作用があると言われているβ-エンドルフィンは多幸感を人体に与えます。

 

先ほど「脳内麻薬がきいている」という人が多くいると書きましたが、このβ-エンドルフィンこそがそうさせているのです。

 

しかし、それだけではないのがサウナ効果

 

 

オキシトシン・・・

 

普段の生活で身近なところでいうとスキンシップの時に分泌されたりする幸せホルモンです。

 

モフモフの犬と戯れたり、素敵な異性とのハグや安らぐ人とのスキンシップによって得られる「抱擁ホルモン」と言われることもあるオキシトシン。

 

赤ちゃんがお母さんに抱っこされている時にも分泌されるもの。

 

心地よい心理的刺激、心地よい感覚刺激によって分泌され、抗ストレス作用があるとされているので「”正のスパイラル”」に陥る素晴らしいホルモンです。

 

これが、スキンシップがなくともサウナ入浴するだけで分泌されるのですから素晴らしいですね。

 

 

セロトニン ・・・

気分や感情、睡眠に大きく影響を与える三大神経伝達物質とも言われており、幸せホルモンとも言われるセロトニン 。

 

日頃のストレスや疲労が溜まるとこのセロトニンの分泌が減り、働きが悪くなってしまいます。

 

更にもっとセロトニンが不安定に合ってしまうと、精神のバランスが崩れいつになくイライラしてしまったり、ひどい場合はうつ病を患ってしまう原因にもなります。

 

 

逆に、セロトニンが上昇すると幸福感が増し、自律神経もととのえてしまうような白黒はっきりした物質。

 

そんな精神面において大きく左右されるセロトニンですが、サウナに入ることによってこの脳内ホルモンがぐんと上昇します。

 

 

主に、これらの3つの脳内ホルモンが同時にサウナ浴で出てきてしまうもんですから、それは快楽に浸らない方がおかしいでしょう。

 

これまでに、「ととのう」を感じられたことがないという人は、一度サウナ入浴の方法を変えてみることです。

 

 

*本場フィンランドではどのような手順でサウナ入浴するのか知っていますか?

参考:フィンランドのサウナを楽しむための7つのステップとエチケット

 

 

サウナ入浴したら腕や足に赤いモヤモヤが!「あまみ」とは?!

 

サウナ用語の一つに「あまみ」と言われる言葉があります。

 

これ、サウナ入浴して初めてみた人は「え?!何これ?!」とびっくりしてしまうような現象。

 

目に見えて腕や足の皮膚が赤いモヤモヤ(赤い斑)が出てきているのに、「大丈夫なの?火傷しちゃった?!」と心配する人もいます。

 

しかし、この赤いモヤモヤこそが「あまみ」と言われるものです。

 

心配は入りません。

 

これはサウナ入浴すれば誰でも現れる現象で、毛細血管に大きな関わりがあります。

 

 

恥ずかしい思いをしたら顔が赤くなる・・・

 

身体が冷えると肌の血色が悪くなって青くなったり白くなったり・・・

 

これらは誰にでも経験があることでしょう。

 

 

サウナ入浴すると、体温がぐんと上がり血流がよくなって皮膚が赤くなってくることはみなさん理解できますね。

 

そして、サウナから出てクールダウンするために冷水を浴びたり水風呂に入ったりすると、熱を体から逃さないよう血管が収縮されます。

 

これを繰り返すとどうなるのか、、、

 

身体の中は温まっているのに皮膚近くの毛細血管は引き締まるという現象が起き、あの赤いモヤモヤ(赤い斑)が目に見えて出てくるのです。

 

ですので、サウナの後にひえっひえの冷水シャワーや水風呂を入ったにもかかわらず、身体がよりポカポカしてくるのはこのせいです。

 

そう、あまみが出ているというのは身体の芯まで温まっているという証拠でもあります。

 

ですので、身体の芯まで冷水を浴びることはよくありません。

 

このことを考えると、水風呂での長居はサウナ入浴後だとしてもおすすめはできないということです。

 

 

サウナ本場のフィンランドでは「ととのう」や「あまみ」ってあるの?

サウナに入ったことがないフィンランド人なんてどこにいるでしょう?!

 

子供の頃からサウナが日常の一部にあるフィンランドでは、この「ととのう」や「あまみ」はどのように表現されるのでしょうか?

 

 

実は、、、、

 

「ととのう」の特別なフィンランド語は存在しません。笑

 

 

日常からサウナにいくのが普通なので、日頃から「ととのえまくっている」フィンランド人。

 

特別な言葉はないのです。

 

しかし、フィンランド人もまた海外旅行やサウナのない土地にいけばサウナが恋しくなるのは「ととのえたい」と思うからでしょう。

 

リラックスやリフレッシュ方法を代表するサウナはやっぱり人種が違えど気持ちよさは同じなのです。

 

 

しかし!

「あまみ」の方ですが、、、

 

これもまた特別なフィンランド語のサウナ用語は存在しませんが、

 

フィンランドのサウナ通の間ではこの「あまみ」、

 

「良い現れ」なのだそうで、

いいサウナ浴をした(している)証拠」と言われています。

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

今までよりも少し「ととのう」「あまみ」について知ることができましたでしょうか?

 

急激な温度差は身体に負担を大きくかけますので、じゅうぶん注意しながら脳内ホルモンを出しまくってサウナでととのえてくださいね。

 

あまみが見えて出てきてたらそれは、いいサウナ入浴をした証拠です!!

 

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「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

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