聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(St. Alexander Nevsky Cathedral) タリンのお薦め観光地

公開日:2019年4月19日  関連分類:

 

聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(St. Alexander Nevsky Cathedral)タリン旧市街の南に位置し、旧市街のロータウンである旧市庁舎広場からトーンペアの丘に登る際の途中に聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂を経由します。

 

 

エストニア人にとって聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂はある意味負のイメージが残ります。

エストニアは小国であり、西ヨーロッパとロシアを繋げる途中の要衝地でもあるため、歴史上度々他の国に統治されていました。

 

聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂はまさにロシア帝国に統治されていた時代に建造されたもので、ロシア帝国の象徴というような意味合いがあります。

 

 

しかし、現在は歴史的な建築物として保存され、タリンのロシア正教教徒が集まる場所として利用され、観光客にとっても一つの観光スポットとなっています。

 

 

※下記キートスショップ主催のヘルシンキ発タリン日帰りツアーをご参考ください。

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聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の概要

聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂はエストニアの主なロシア正教教会であり、ロシア復興建築スタイルと伝統的な玉ねぎ状の塔を持ち、トーンペアの丘の南側にある分かりやすい建築物です。

 

建造は1895~1900年に行われ、当時エストニアはロシア帝国の一部で、聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂もロシア帝国がエストニアに対する政治的及び宗教的な支配力の象徴とされてきました。

 

 

ロシアに統治されたエストニアには多くのロシア人が入植していたため、ロシア正教教会に対する需要が高まり、そのために聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂が建造されたわけです。

聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の容量は1500人に達します。

 

 

内部の装飾はモザイクアートが特徴で、サイズにおいても精緻度においてもエストニア屈指のレベルです。

 

 

 

 

聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の名前は13世紀のロシアの王子であるNovgorod, Alexander Yaroslavich Nevskyから名付けされました。

Novgorod, Alexander Yaroslavich Nevsky王子はドイツからの十字軍を凍り付いた湖(現在エストニアとロシアの国境にある)の上から退いたことが有名ですね。

 

 

聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂には11個もの鐘が設置され、その中でタリン最大級の15トンの鐘があり、イベントの前に鳴らされます。

 

 

ソ連は無宗教主義だったため、ソ連統治時代に聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂は閉じられたが、エストニアが1991年に再独立した際に聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂での宗教活動が再開されました。

 

 

 

 

開館情報

  • 開館時間:月~日8:00~18:00
  • 住所:Lossi plats 10, 10130 Tallinn, エストニア
  • 地図

 

 

 

参考:Visit Tallinn

参考:Estonian Orthodox Church of Moscow Patriarchate

参考:Wikipedia

 

 

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