聖ニコラス教会(St. Nicholas’ Church) タリンのお薦め観光地

公開日:2019年4月17日  関連分類:

 

タリン旧市街を北側から入り、ゆっくり散策していくと聖オラフ教会、旧市庁舎広場などを観覧しながら南へ向かって進むと聖ニコラス教会に出会えます。

 

 

聖ニコラス教会はトーンペアの丘と旧市庁舎広場の間にあり、中世時代から存在している教会です。

 

今は二グリステ博物館(Niguliste Museum)として芸術品や絵画の展示を中心に営業されています。

 

 

※下記キートスショップ主催のヘルシンキ発タリン日帰りツアーをご参考ください。

ヘルシンキとまるで別世界のような街「タリン」。そこにあるのは中世の情緒、古くから残されてきた記憶の痕跡。キートスショップのタリンツアーはヘルシンキ中央駅から出発し、最…...続きを読む

ヘルシンキ⇔タリンの往復乗船券をご購入頂けます。コンフォートラウンジとビジネスラウンジの2種類をお選び頂けますので、夏のハイシーズンに混雑する船内と無縁でゆとりのある…...続きを読む

 

 

聖ニコラス教会の足跡は13世紀から

聖ニコラス教会は13世紀からすでに存在しているとされ、当時はタリン市内ただ二つの教会の一つであり、財力の高さも明らかな教会でした。

 

聖ニコラス教会には主に漁業、商売、貿易と海事関連中心の人々が来ていました。

 

 

13世紀当時にタリンに城壁がまだなかったため、市民にとって聖ニコラス教会は要塞や避難場の機能も持っていました。

例えば、教会の正門が強化されてあり、人を隠す穴なども設置されていました。

 

 

14世紀に増築が行われ、15世紀の改築が現在の姿になっています。

 

聖ニコラス教会の中に残されてきたアート絵画の精緻さと数量を見ると、中世タリンの商売や貿易がいかに繁盛し、聖ニコラス教会にいかに富が集まったことが伺えます。

 

 

 

 

二次世界大戦時に無情にも聖ニコラス教会は爆撃され、建築及び内容物のほとんどは焼失し、壊れてしまったのです。

戦争早期に教会内の芸術品避難活動も行われていたが、保存されたものはごく一部に限るという残念な結果となりました。

 

 

戦争後に聖ニコラス教会の再建が1953年に始まり、30年余りの時間をかけ、1984年に再建が完了。

 

今聖ニコラス教会は博物館やコンサートホールとして使用されています。

 

 

 

 

二グリステ博物館(Niguliste Museum)について

二グリステ博物館はエストニア美術館の一つの施設であり、中世時代と近代早期の宗教芸術作品に関してはエストニア最大を誇ります

 

 

エストニア美術館は1919年に創設され、1920~1930年代に渡り、様々な美術、芸術作品を収蔵してきました。

聖ニコラス教会で展示されている芸術品の多くは本来聖ニコラス教会内で掲載されていた作品です。

 

 

また、二グリステ博物館は北欧で珍しく宗教芸術作品がそのまま過去の保管された教会で展示される場所の一つです。

芸術作品と建築の雰囲気がそのまま同時に楽しめるのが特徴ですね。

 

 

 

 

営業情報

  • 5月~9月:毎日10:00~17:00
    10月~4月:水~日10:00~17:00、月火閉館
  • 入場料:6ユーロ
  • Niguliste Museum
  • 住所:Niguliste 3, 10146 Tallinn, エストニア

 

 

 

参考:Niguliste Museum

参考:Wikipedia

 

 

関連記事

  タリンのことを「写真一枚」で表すなら、おそらく多くの人は「コフトウッツァ展望台」(Kohtuotsa viewing platform)からの展望写真を選ぶでしょう。     コフ…...続きを読む
  タリン旧市街地はハイタウンのトーンペア(Toompea)とロータウンの2つのエリアに分かれています。 昔の政府要員、貴族などは丘の上であるトーンペアエリアに住居を置き…...続きを読む
  世界遺産のタリン旧市街のシンボルやランドマークの一つである「聖オラフ教会(St. Olav’s Church)」。     ゴシック建築様式である聖オラフ教会(St. Olav’s …...続きを読む
  タリンの観光スポットをネットやガイドブックで調べると、必ず「聖カタリナ通り」(St. Catherine’s Passage)に出会うでしょう。   「聖カタリナ通り」はタリ…...続きを読む
  聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(St. Alexander Nevsky Cathedral)はタリン旧市街の南に位置し、旧市街のロータウンである旧市庁舎広場からトーンペアの丘に登る際…...続きを読む
  世界遺産であるタリン旧市街の代表的な建築物の一つはその旧市街を囲む「中世城壁」と「防衛塔」です。     タリンで防衛城壁の建設は最初に1265年に遡りま…...続きを読む

ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら