フィンランドでアルミ缶とペットボトルをリサイクルするとお金が返ってくる!

公開日:2018年9月24日  更新日: 2018年09月25日 関連分類: 

日本でも昔実施されたことあるシステムだと思いますが、空き缶とペットボトルをリサイクルするとちょっとお金が返ってくるシステムは今でもフィンランドで実施されています。

 

このように空き缶やペットボトルをリサイクルすると少し金銭的なインセンティブがあるのはとてもいいシステムだと筆者は思います。

ごみがポイ捨てされることも減りますし、リサイクルされてまた再利用されるのも環境にいいですし。

 

それでは、フィンランドではどのようなシステムで空き缶やペットボトルをリサイクルしているかを見てみましょう!

 

 

 

リサイクルからお金が返ってくるプロセス

手にある空き缶やペットボトルがどのようにお金になって帰ってくるかのステップを見てみます。

 

リサイクルお金マークを確認

まず、その空き缶やペットボトルに「リサイクルお金マーク」が付いているかどうかを確認します。

リサイクルの丸の中に数字とユーロマークを確認できれば、リサイクルしてお金が返ってくるものになります。

その数字が返ってくる金額になります。

ちなみに、一番大きいペットボトルだと1本で40セント(約50円)返ってきます!

 

フィンランド国外から持ち込んだ缶やペットボトルはリサイクルしてもお金が返ってきません。

 

 

 

空き缶やペットボトルをスーパーに持って行く

次に、空き缶やペットボトルをスーパーに持って行きます。

大体スーパーの入り口か、中に「空き缶、ペットボトルリサイクルマシーン」(Pullonpalautus)が設置されています。

 

リサイクルマシーンのスクリーンに言語設定のボタンがある場合は英語にしましょう。

言語設定ができなくても特に読むことがないので大丈夫です。

 

 

 

空き缶やペットボトルをリサイクルマシーンに投入

リサイクルマシーンには必ず穴が付いています。

その穴に空き缶やペットボトルを入れればOKです。

 

 

 

機械が空き缶やペットボトルの表面にあるバーコードを読み込んで認識し、返金記録などを行います。

そのため、空き缶を潰したり、ペットボトルのラベルを外したりすると機械が認識できなくなり、リサイクルも返金もできなくなるのでご注意くださいね!

 

空き缶とペットボトルを分別せずに連続投入できます(機械の中で分別されます)。

投入しながらスクリーンに返金金額も表示されます。

 

 

レシートをもらって現金として使う

全て入れたら、緑のボタンを押せばレシートが出てきます。

隣にある水色のボタンは返金をロット購入にするボタンですので、間違わないようにご注意ください。「Voita」って書いてあるのは「勝て」という意味で、ロットを当てろ!という意味になります。

 

 

レシートをスーパーのレジに持って行けば現金でもらうこともできるし、何か買い物をした時にもそのままレジで渡して支払う金額から引いてくれます

 

 

フィンランドのデポジットリサイクルシステムの沿革

現在のフィンランドにあるデポジットリサイクルシステムは約20年前からでしたが、フィンランドでのリサイクルは遡って70年ほど前から始まっています。

その当時は主にガラス瓶を中心にリサイクルし、洗浄した上で再充填する形で再利用していました。

 

アルミ缶のリサイクルのために非営利である「Suomen Palautuspakkaus Oy」社(フィンランド包装材料リサイクル社、下記PALPAという)が1996年に設立され、2008年にペットボトルのリサイクル、2011年ガラスのリサイクルも加われました。

 

フィンランドのデポジットリサイクルシステムについて

フィンランドでは主にアルミ缶とペットボトル(一部のガラス瓶も)のリサイクルに「デポジットリサイクルシステム」が導入されています。

 

アルミ缶やペットボトルを使用する飲料メーカーは「デポジットリサイクルシステム会員費及び利用料」を払ってリサイクルシステムに入るか、1リットルの飲料商品に0.51ユーロ(約65円)の飲料商品包装税を支払うかを選ぶことができます。

現在フィンランドほとんどの飲料メーカーはデポジットリサイクルシステムに加入しています。

 

空き缶やペットボトルをリサイクルすると返ってくるお金はもともと飲み物を買う時の値段に入っています(デポジット、預けたお金)。リサイクルすると返ってくるだけです。

 

リサイクル事業の運営は非営利のフィンランド包装材料リサイクル社が運営し、リサイクル材料の販売費、加盟飲料メーカーの会員費や利用費から運営費用(リサイクルマシーンのメンテナンス、リサイクル材の運搬、リサイクル工場の運営など)に充てています。

 

 

フィンランドにおけるリサイクルの成果

このデポジットリサイクルシステムの活躍で、2017年の空き缶リサイクル率が97%ペットボトルリサイクル率91%ガラス瓶リサイクル率87%に達しています。

 

エネルギー消耗の観点からも、リサイクル空き缶からアルミ缶を製造するに使用するエネルギーは新品のアルミ缶を作るエネルギーの僅か5%で済みます。

 

そして、現在フィンランドで毎年約3億2千万ユーロ(約400億円)のリサイクル返金が行われています。

 

 

是非フィンランドに来たらリサイクルマシーンを使ってリサイクルしてみてくださいね!

 

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