『孤独なさびしがりや』クニット: ムーミンキャラクター紹介

公開日:2019年7月4日  関連分類: 

ムーミンマグカップ:フレンドシップ 2018年 / Arabia / フィンランド 北欧

 

ムーミンの物語の世界では、種族名がそのまま名前として呼ばれることが多くあります。

 

今回のテーマであるクニットもそれと同じ。

 

種族名ではありますが、そのたくさんいるクニットたちの中の、あるひとりのクニットについてご紹介していきます。

 

 

種族:クニット(Toffle)

まず最初に、クニットという種族についてお話しましょう。

 

 

クニットは、日本語訳のムーミン物語では「はい虫」という名前で話されることが多い種族です。

 

はい虫はクニットとクリュープという二つの種族をあわせた呼び名です。

 

 

 

 

まとめて呼ばれることが多いクニットとクリュープですが、どちらも性質は似ているものの、姿は大きく異なります

 

クニットはヒト型で、クリュープは全身に毛が生えた小動物のような外見をしています。

 

はい”虫”と呼ばれはしますが、いわゆるのような姿はしていません。

 

 

共通するのは、クニットもクリュープも身体が小さく、集団で生活していること。

また、みな臆病でどこか自分に自信がなく、おどおどとしていることです。

 

 

Moomin.comより引用

 

 

さびしがりやのクニット

今回ご紹介するのは、クニット族の男の子です。

 

彼は「さびしがりやのクニット」という絵本の主人公として描かれています。

 

ここからは分かりにくくなってしまうため、この絵本の主人公の男の子をクニットと呼ぶことにしましょう。

 

 

さて、クニットは、とてもさびしがりやの男の子です。

それなのに恥ずかしがり屋でもあるから、彼に友達はいません。

 

 

小さな一軒家にひとりぼっちで住むクニット。

彼は、臆病でもありました。

夜に聞こえてくるモランの叫び声や、ヘムレンの大きな足音がこわくてこわくてたまらなかったのです。

 

 

クニットの旅立ちと、成長のはじまり

クニットは、さびしくて恐ろしかった家から飛び出し、旅を始めました。

 

旅の途中ではフィリフヨンカやホムサを見かけましたが、恥ずかしがりのクニットに声をかける勇気はありません。

 

 

旅をしても、相変わらず孤独で、さみしいままでいたクニット。

 

そんなクニットはある時海岸で、小瓶に入った手紙を見つけます。

それは、クニットよりも怖がりな少女スクルットからのものでした。

 

 

その手紙をきっかけに、クニットには守りたい存在ができました。

 

 

ムーミンマグカップ:フレンドシップ 2018年 / Arabia / フィンランド 北欧

 

誰かのためになら、強くなれたクニット

いつでも自分を守るのに必死で、自分の殻にとじこもってばかりだったクニット。

 

スクルットは、彼が強くなるための大きなきっかけになりました。

 

 

自分と同じように、ひとりぼっちで、怖がりな女の子スクルット

 

彼女の手紙を何度も読み返したクニットは、はじめて誰かのための行動を始めます。

 

 

ひとりぼっちの自分の家にいることすら怖がっていたクニットは、スクルットを助け慰めるために、彼女に会いに行くことを決意します。

 

 

これはクニットに訪れた最初の大きな成長でした。

 

旅の途中で見かけたフィリフヨンカホムサにすら声をかけられなかったクニット。

 

孤独から逃げ出し、友達を探しに行ったはずなのに、最初の会話すらうまくいかなかったクニット。

 

そんな彼が、知らないどこかの女の子に会いに行くだなんて、驚くべきことでしょう。

 

 

スクルットの存在は、クニットにいくつもの成長を与えました。

 

 

スクルットに出会ってからも、クニットはただただ彼女のために頑張ります。

 

勇気を振り絞ったクニットは、彼にとって叫び声だけでおそろしい存在だった、あのモランとも戦うのです。

 

 

 

 

クニットと一通の手紙

クニットが生まれるきっかけとして、一通の手紙がありました。

 

ムーミンの物語を描く作者・トーベの元には、読者からの手紙がたくさん届いていたのですが……

 

 

その中に「私はひとりぼっちで、なにもかもこわくてたまりません」と訴える手紙がありました。差出人の名前はKnyttet。(ムーミン公式サイトより)

 

 

Knyttetはクニットと読みます。

 

トーベは、この手紙を読んで、孤独を抱えた読者たちに向けて新しい物語を紡ぐことにしました。

 

そして、手紙の主であるクニットを主人公にした絵本「さびしがりのクニット」を描いたのです。

 

 

まとめ:頑張ること、成長すること

さびしがりで、恥ずかしがり屋で、臆病だったクニット。

 

ひとりぼっちの家でただ一人暮らしながら、孤独と恐怖におびえていました。

 

そんな彼が変わるきっかけになったのは、彼よりももっと怖がりな女の子……。

 

 

自分の中から勇気を出し、頑張ることができる人がいれば、そうでない人がいます。

シンプルな励ましの言葉がエネルギーになる人もいれば、そうでない人も。

 

 

周りから見て、……いえ、例え自分自身でさえも「どうしようもないほど臆病で、治らないものだろう」と思ったとしたって、必ずしも頑張れない、成長できないというわけではないでしょう。

 

 

クニットのように、思わぬことがきっかけになるかもしれません。

どうしようもなく弱い存在であるように思えていた自分も、誰かを慰めることができるかも。

 

 

でも、そのきっかけを待っているだけでは足りないかもしれません。

あんなに怖がりだったクニットがスクルットに出会えたのだって、旅を始めたからこそですもの。

 

 

最初は、おそろしい場所から逃げ出すためでもいいでしょう。

孤独から逃げ出すための友達探しだっていいのです。

自分から踏み出した一歩は積もり積もって、きっと大きな成長のきっかけになるはずです。

 

 

失敗してもあきらめないで。

クニットだって、最初は声をかけることもできなかったんですから。

 

 

クニットの物語と彼の頑張りには、たくさんの教訓とエールが詰まっている。

そんな気がしてきませんか?

 

 

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