日本にもフィンランドにもサウナが大好きな人が大勢います。
新型コロナウイルスが流行る前は、サウナ入浴が習慣的になっていた方も多いでしょう。
もちろんサウナの本場フィンランドでもそのような人がほとんどです。
自粛生活が余儀なくされ、自宅にサウナがある場合は良いですが、
そうでなければ、危機感の全くない日常がくるのは今か今かと待ち望んでいることでしょう。
5月25日には日本の5都道県で緊急事態宣言が解除されたところですね。
フィンランドでも6月からは徐々にですが色々な施設やレストラン、
そしてサウナがある場所もオープンするようになります。
しかし、皆さんの一番の疑問点は
「熱いサウナでコロナは感染するのか?しないのか?」
ということでしょう。
新型コロナウイルスはサウナで死滅しますか?研究員が答えます。
生活にサウナは切っても切り離せないフィンランドでも多くの方がこのような疑問を投げかけました。
「コロナウイルスがすでに人体に侵入している場合、すなわち感染している場合、
サウナのアツい熱でコロナが死ぬことがあるんではないか?」
なぜならフィンランドでは昔から民間療法として様々な病気を治すと伝えられ信じられてきたサウナ。
しかも、コロナウイルスは寒さに強く、熱や暑さに弱いとメディアやSNSなど、どこかで聞いてきたからです。
これに、ヘルシンキ大学ウイルス学部アカデミー研究員のユッシ・ヘポヨキ氏(Jussi Hepojoki)が答えています。
まずはコロナウイルス死滅と言っているがこれは不活化のことと理解して
ウイルスは、増殖するために宿主細胞を必要とする核酸の小さな破片です。
細胞に侵入したきた後、核酸(DNAまたはRNAのこと)に保存されたデータで自分自身を増幅し始める機械のようなもの。
それらは実際には生きていないので、もちろん死滅することはできません。
科学の世界では皆さんが「死滅」ということを「ウイルスの不活化」というように話します。
ウイルスのことをもう少し理解すれば答えは出てくる・コロナとノロの違い
新型コロナウイルス感染症(COVID19)疾患を引き起こすウイルス自体の方(SARS-Cov2)は、
エンベロープウイルスです。
通常ウイルスは大きく分けて二種類あり、
タンパク質の殻であるカプシドにパッケージされているもの、
そして、そのカプシドがあってパッケージされているものを更に脂質性の膜エンベロープが覆っているもの、
があります。
新型コロナウイルスは後者の方で、エンベロープとカプシドに保護されたウイルス。
どちらかというとタフではない方のウイルスです。
そう、脂質性の膜であるエンベロープに囲われていない方がちょっと厄介ものです。
例えば、皆さんご存知ノロウイルスはアルコール消毒が効かず、
もっと強い次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が必要な
ノンエンペロープウイルスでタフなウイルスです。
ノロウイルスは数ヶ月間まで疾患に感染する能力を持ちますが、
新型コロナウイルスは、表面の物質に応じて数時間〜4日間、感染性を維持できます。
それは室温では活発ですが、高温にとても敏感で、
実験室の培養液では、温度が摂氏56℃に上昇すると感染能力が比較的急速に低下します。
その時が周りの囲いを失い始めた時。
と、いうことは、、、
熱いサウナでコロナウイルスを死滅させる前に自身が危ない
新型コロナウイルス(SARS-Cov2)は、気管または粘膜から人体に侵入します。
更にウイルスは糞便からも検出されているため、消化管からの感染はまだ除外されていません。
体内に入ると、免疫力が低い場合は宿主細胞にすばやく侵入し感染症状を悪化させるか、
それとも身体の免疫システムによって破壊されるかのどちらかです。
(これは、よく「コロナ感染による症状は出ていないけど感染していた(している)」と言われることです。)
どちらにせよ、ウイルスが体内に入った時点でほとんどのウイルスはすでに自分の細胞内で独自の害を及ぼしています。
ですので、もし高温のサウナでコロナを死滅させたいのであれば、、、
おそらくウイルスの前に自分を殺してしまうことになるでしょう。。。
新型コロナウイルス感染者の皮膚からはウイルスを分泌しない
感染者の皮膚表面からはウイルスを分泌しませんが、
トイレの衛星状態が不十分だったり、咳・くしゃみ・痰など、そして糞便から皮膚に付着する可能性があります。
熱いサウナが皮膚のウイルスを破壊する可能性は非常に高いですが、
まだまだ明確な情報はありません!
代わりに、石鹸で皮膚を洗いシャワーで流すと、皮膚上のウイルスが取り除かれることはよく知られていますね。
だからと言って
「皆が体をきれいに洗ったら大勢の人とサウナは大丈夫!」
そんなことは思わないでください。
目に見えないウイルスは、どこでどう感染するかわかりません。
免疫力が高く、ウイルス感染してるが症状が出ていないだけという人もいるのです。
参考:新型コロナウイルスとインフルエンザの違い・区別は?フィンランドの医者が答える
フィンランドでは早い段階で共同サウナは閉鎖している
自宅にサウナがある方は良いのですが、
フィンランでは新型コロナウイルスが流行し、早い段階から公共の場である例えば市営プールやジムではもちろん
パブリックサウナやアパート共同サウナなど全て2020年5月いっぱいまで閉ざされたままです。
そしてフィンランドでは2020年6月から開くサウナもありますが、
多くの人が利用するサウナでは必ずしも安全ではありません。
フィンランドの研究者・医者・専門家は
「新型コロナウイルス、サウナは助けるのか?安全か?」
という問いに対して、はっきりとNOと言っています。
サウナ好きにとってはとても辛い時期ですが、
決して安全ではないことを頭に入れておきましょう。
情報・引用:tertysti.fi -Voiko koronavirus kuolla saunassa?
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
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3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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