フィンランドに滞在することになると、携帯と携帯回線は生活に欠かせないものです。
しかし、慣れていないフィンランドの土地で、読めないフィンランド語に囲まれ、どのように携帯回線を手に入れ、どういう携帯がフィンランドで使えるか、どのように入手するかもわからないですよね。
初めてフィンランドに来る人でもすぐに携帯と携帯回線事情を理解し、一刻も早く安心してフィンランドで生活するため、フィンランドの携帯と携帯回線のことをまとめてみましたので、是非ご参考ください。
フィンランドで使える携帯とはどういう携帯でしょうか。
フィンランドの携帯回線をどこで契約・入手できるでしょうか。
どのようなプランがあるでしょうか。
手続きにはどのくらい時間かかるでしょうか。
フィンランドで使う携帯は日本の携帯とどう違うの?
一言で言うと、フィンランドのスマホ・携帯はすべて「シムフリー」です。
つまり、シムロックされておらず、シムカードを入れ替えるだけでどこの携帯回線会社も使えます。
ただし、同じシムフリーの携帯でも、日本では使うことができるが、フィンランドで使えない可能性があります。
その原因には色々ありますが、一つは4G電波の周波数です。(5Gもそうですが)
日本の4G周波数(LTEバンド)はフィンランドの4G周波数が一部異なります。
自分の携帯が両方の周波数に同時に対応できなければ、日本でしか使えないもしくはフィンランドでしか使えないことになります。
例えば、日本の4G周波数には2000、1700、900、1500(単位はGHz)などの周波数があります。(NTTドコモ、au、ソフトバンクなど携帯回線会社によって周波数が一部異なります)
フィンランドの4G周波数には2600、2100、1800、800、700などがあります。
もし自分の携帯が対応する4G周波数は2000と1500しかなければ、当然フィンランドでは4G信号を受け取れません。
もし携帯が対応する4G周波数に2000と2600が入っていれば、日本でもフィンランドでも4G信号を受け取れます。
そのため、日本のシムフリー携帯をフィンランドで使いたい場合、事前に対応する周波数を確認しておきましょう!
※周波数が対応していることが確認済みでも使えない可能性がありますので、ご注意くださいね。
プリペードシムカードと契約回線シムカードのどちらがいいだろうか?
携帯回線には「プリペードシムカード」と「契約型シムカード」の2種類があります。
一言で言えば、プリペードシムカードは「短期用」です。
契約型シムカードは「長期用」ですね。
「短期用」と言っても1週間なのか、1ヶ月なのか、1年なのか、完全に自由です。
プリペードシムカードの利点は言うまでもなく、「すぐに使える」ことです。
空港に降り立ててコンビニで買ったプリペードシムカードを携帯に差し込めばすぐ使えるからです。
そして、使いたい分だけネットでカードでチャージしたり、コンビニのKioskでチャージしたりして使います。
通話もSMSもネット通信もできます。
ただし、プリペードシムカードの欠点は主に二つです。
- シムカードが壊れると、再発行できないため、番号を変えなければいけない
- 通話やネット通信プランのオプションがちょっと少ない
この二つの欠点を気にしないなら、プリペードシムカードを長期的に使っても問題ないでしょう。
(筆者のように自営業者の携帯料金費用を会社経費にすることができます。その場合、プリペードカードでは計上できません。携帯型シムカードにして名義を会社の名義にすれば、携帯の費用を会社経費に計上することができます)
参考:フィンランド用短期滞在格安携帯ネットシムカードElisa Saunalahti Prepaid
参考:フィンランド用短期滞在格安携帯ネットシムカードDNA Super Prepaid
一般的に長期に渡ってフィンランドに住む人は契約型シムカードを使っています。
プリペードシムカードと対照的となり、メリットはシムカードが破損しても同じ番号でシムカードを再発行できることと、通話・通信プランの選択肢が多いことです。
フィンランドに長期滞在(1年間以上)しないと、契約型シムカードの契約が結べないと思いますので、詳細は携帯ショップに確認しましょう。
フィンランド携帯回線会社大手3社:Elisa、TeliaとDNA
日本の携帯回線大手三社「NTTドコモ、au、ソフトバンク」に似たように、フィンランドの大手三社は「Elisa、TeliaとDNA」です。
筆者がフィンランドに来た当初に使ったプリペードシムカードはElisa社のもので、ある日シムカードが理由不明の破損で使えなくなり、Elisaの携帯ショップに行ったが、英語が話せないみたいな理由を言われ、筆者はDNAショップへ行き、切り替えました。
大手三社の携帯回線プランは大体似ています。
日本と違うのは下記の数点です。
- 料金はデータ通信スピードで決まる
- 国内データ通信使い放題
- 国内通話・SMS使い放題
- EU域内のデータ通信上限あり
日本では、通信速度について、みんな同じですよね。
そして、データ通信の通信量に上限があり、上限超えるとスピードが落ちたり、データ量を追加購入する必要があったりします。
しかし、フィンランドでは大体使い放題です。
ネット使い放題、通話し放題、SMS送り放題(フィンランド国内)
料金に関係するのは通信スピードです。
例えば、現在筆者が使っているDNA社のプランは下記のような感じです。
- 1000mb/秒(5G):月50ユーロ(約6500円)
- 400mb/秒(5G):月32ユーロ(約4200円)
- 150mb/秒(4G):月30ユーロ(約3900円)
- 10mb/秒(4G):月25ユーロ(約3300円)
- 1mb/秒:月23ユーロ(約300円)
※ユーロ=130円
筆者は現在150mbのプランを使っています。
電波の強さやデータ通信のスピードには満足しています。問題が起きたことがありません。
データ通信は使い放題なので、家のパソコンやテレビ用ネットも別途光回線などを利用する必要性があまりなく、携帯のテザリングを使えば十分だと感じます。
契約型シムカードを入手するには、各社のショップに行けば、すぐにできます。
契約期間が1年なのか、2年なのかを確認しておきましょう。
契約期間中に他の会社に乗り換えることが可能ですが、契約済みの契約を破棄することができないので、契約期間満了まで払い続けなければいけないかもしれません。
ちなみに、フィンランドのシムカードはEU各国でも使えるのが一般的です。
ただし、データ通信量に上限があったり、通話やSMSは別料金などの規定があったりします。
よくEU内で旅行したり、出張したりすることの多い方は別途プラン詳細を確認してくださいね。
以上、フィンランドの携帯や携帯回線事情について、まとめてみました。
是非ご参考頂き、お役に立てればうれしいです。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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