ヘルシンキで初めて一般病院に行く フィンランド生活

公開日:2017年9月16日  更新日:2018年1月20日  関連分類: 

皆様、こんにちは!

キートスショップ店長のケンです。

キートスショップを始めてまだ10ヶ月ですが、フィンランドに来てからは既に3年間が経ちました。

なかなか時間が経つのが早いです。。

 

その中でフィンランドで病院に伺ったことは数回ありました。

最初は学生だったので、学生向けのクリニックサービスがあって、学生ではない一般人が行く病院には今日が初めてです。

フィンランド医療は集中型

フィンランドに来てびっくりしたのは、町中に内科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科や循環器科などのクリニックがありません

日本でしたら普通に町中にあって行けばすぐ診てもらえるのですごく便利ですよね。

 

フィンランドではそれができません。

医者に病気を診てもらいたいならまず予約を取り、「ヘルスステーション」(英語ではHealth Stationと言い、地域医療センターのような場所です)の看護婦や家庭医に先に診てもらうことが必要です。

フィンランドでは看護婦でも決まった病気に処方箋を出すことができますので、看護婦や家庭医で対処できる患者であればそれで診療が終わります。

専門診療科の医者に診てもらう必要があると判断されたときのみ、紹介されてから専門医に見診てもらいます。

 

つまり、病気を診てもらいたいなら、誰でも同じ入り口の「ヘルスステーション」に行くことになります。まずは看護婦や家庭医に診てもらうことです。

勝手に大病院に行っても救急診療以外対処されないということでしょうね。

予約制と家庭医で医療を効率化

もう一つは、救急診療以外は全て予約制です。

病院に行ってから番号を引いて待つこともできるかもしれませんが、基本は事前に電話やネットでアポを取ることです。

 

町中にたくさんのクリニックがあってすぐに診てもらえる便利な医療環境が揃っている日本とは違いますが、逆に医療サービスを提供する側から考えると実に効率的かもしれません。

大病院の専門医は小さな病気に時間を費やす必要がないです。

日本にたくさんのクリニックがあるが、フィンランドではその機能もコストもヘルスステーションに集約されるので、運営コストを抑えることができるでしょう。

 

また、予約制によって、医者に空き時間がないように看護婦や医者の人数を調整することができます。

そのため、看護婦や医者には患者がいない時など暇ができてしまうことも最小限に抑えることができます。

 

こういうコスト削減と効率化対策を取っている制度によって、診療費無料ということが実現できているでしょうね。

今回家庭医に見てもらった筆者は二つの病気を診察してもらい、二つの種類の薬を処方してもらったが、完全無料です。

※薬代は別途かかりますが。また、筆者の在留資格は就労ですので、フィンランドの健康保険にカバーされています。

歯科はとても高価

もう一つびっくりしたのは歯科の診療価格です。

フィンランドの町中にたくさんの私立歯科クリニックがあります。(これは日本とあまり変わらないかもしれません)

 

しかし、とても高いです!!

一つの虫歯補填は約120ユーロ(15000円)かかります

 

フィンランドの健康保険も一部カバーしますが、10~20%しかカバーしていません。

小さいレントゲンは自己負担額で30~40ユーロとか(4000~5200円)かかります。

公立歯科病院もあり、医療費は私立の半分か三分の一程度ですが、予約制でヘルシンキエリアで2~3か月待ちが良くあるほど込んでいます。

 

筆者の持論にすぎませんが、歯科には命に直接かかわらない病気が多いし、定期的に検査をすれば、病気になりにくく、大きいな費用が掛かる大変な歯科病気にならないように自分でコントロールしやすい分野であるため、国として貴重な税金をつぎ込む必要がないという考えかもしれませんね。

例えば、公立歯科病院の予約が2~3か月待ちでも、ちゃんと毎年の定期検査を予約すれば、2~3か月待っても特に問題ないはずですよね。

そういう意味でも効率的に税金を使用することに繋がるかもしれません。

女医が多い

最後は医者に女性が多いことにびっくりです。

日本では医者の多くが男性ですよね。もちろん現在女性の医者さんがどんどん増えていると思いますが。

しかし、フィンランドに来て合計して歯医者さんに4回、通常の内科2回行きましたが、6名のお医者さん全員女性でした。

なぜでしょうかね。

その理由は想像でさえ思いつきません。

海外旅行には保険をお忘れなく!

別件の話ですが、筆者の友人(日本人)はフィンランドに旅行に来て入院したことがあります。

けがではなく、様態にも問題ないですが、突然救急入院して観察が必要だったので、その入院費用はなんと1日に12~15万円くらいでした!

全額保険にカバーされたので経済損失はなくて良かったですが、皆様も海外旅行する時に是非医療保険に入っておいてくださいね。

筆者の友人は若くて極健康的な方だったので、すごくびっくりです。

 

最後に

海外で病院に行くチャンスはなかなかないので、今回は興味津々に行ってみました。

全体のプロセス、費用、やり方など色々体験させてもらい、色々考えることもありました。

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ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.フィンランド・北欧のデザイン

北欧にあるフィンランドは毎年冬が寒くて暗いです。家の中で生活する時間が非常に長いフィンランド人はちゃんと室内の生活を楽しもうと発展してきたのは生活製品のデザインです。そんなフィンランドデザインの特徴は「シンプル」「スタイリッシュ」「温もり」「ナチュラル」「鮮やか」。デザイン性の高さに加え、機能性にも優れているのが更なる魅力です。また、フィンランド出身の原作者トーベ・ヤンソンが作り出した「ムーミン」の背後にある原作者の思いや哲学もフィンランド代表の一つです。

3.「隠れ」デザインの魅力

人気ブランドのマリメッコやイッタラ、アラビアなどは知られており、キートスショップは日本の方々に届かない製品を届けるサービスを提供しております。また、優れたものを作りながら知られていない小さなメーカーやデザイナーがフィンランドもしくは北欧に多数存在しています。良い製品・作品が埋もれてしまうのは、とてももったいないこと。

キートスショップは、そのようなメーカーやデザイナーの製品・作品を発掘しながら応援活動も行っております。まだ知られていない北欧雑貨を日本の方々へ届け、より幸せな生活を送って頂きたいという思いです。

4.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop。

5.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら