フィンランドの天気・いつまで暖冬が続く?社会への影響も?!

公開日:2020年1月12日  更新日: 2020年01月13日 関連分類:

 

日本でも「今年の冬は暖かい」と言われているようですが、遠く離れた北欧フィンランドも同様。

去年から年明けにかけての今冬は暖冬も暖冬です。

長くフィンランドに住んでいますが、こんなに雪が降らない冬はとても珍しい。

フィンランド南部の今冬は2回ほど雪が薄らと積もりましたが、すぐに溶けてしまい、暖かい冬服を用意するも拍子抜け。

 

例年だと遅くともクリスマスには雪が降って積もり、1月2月はとても寒いフィンランド。

道路は除雪車が朝からせっせと雪かきをしているものですが、今年はまだお目にかかることがありません。

こんな珍しい暖冬でフィンランドの企業は業者によっていい意味でも悪い意味でも少なからず影響を受けています。

 

 

雪がなければ冬に除雪作業を行っている会社は結構な影響を受ける

雨水排水や地下ケーブルの掘削作業、除雪や滑り止め用の砂を道に撒くような、色々な作業を職とする会社、こう言うところはモロにこの暖かい冬の影響を受けるところでしょう。

 

色々な作業車を運転して仕事されてる方が言うには、

通常、この時期は色々な作業がある中でも主に除雪車の出番がほとんどですが、この冬はまだ一度も除雪車に乗っていないとのこと。

これによって、通常の冬と比べると数万ユーロの損失なのだそうで、その分を巻き返そうと夏の仕事をして穴埋めしようとしています。

 

 

 

 

暖冬で作業しやすくなり仕事が捗るとポジティブな会社も

また、250人の従業員を抱える建物のメンテナンスを主に行っている会社の場合はもっと前向きなようで、今回のような暖冬はとてもいいのだと言っています。

屋根に雪が積もらなければ、通常の屋根の修理やメンテナンス作業を行うことができる、と。

 

昨年の冬は1月初めから2月末まで毎日ヘルシンキで屋根から雪を落とす作業をしていたそうで、一番忙しい時期には150人の従業員がこの作業に取り組んでいたとのこと。

 

しかし、今年の冬はヘルシンキ市圏内ではまだ一度もこの雪の作業を行っておらず、代わりに他のメンテナンス作業に専念されているようです。

 

と言うのも、通常の冬と比べて今年はかなり多く「屋根からの水漏れ現場」があるようで、これは雪の代わりに雨が降ったためです。

屋根で行う作業に邪魔な雪がないため、作業を開始しやすくていいのだとか。

 

それに加え、雪がないと言うことは建物の溝の清掃作業もできると言う事。雪が積もっていれば溝などは埋まってしまいますから。

この作業もまた、通常は11月または12月までに終えてなければならない作業ですが、今シーズンは雪がないために夏や秋と同じように清掃作業をこなすことができたようです。

 

 

 

 

雪が積もらないとウィンタースポーツ用品も売れ行きが悪い

フィンランドでは冬になると、クロスカントリーを楽しむ人が多くなります。

ハイキングコースや森の中には必ずと言っていいほどスキー板で走った跡が見つかるもの。これはクロスカントリー用のコースと言う意味なのでハイキングや散歩中、無闇にスキーの跡を踏んづけて壊してはいけません。

しかし、今冬は肝心の雪が積もらないため、クロスカントリーを楽しむ人にとってはとても残念な冬です。

 

それだけでなく、フィンランドの靴ブランドKarhu(カルフ)やスキー用品で有名なYokoなどの商品を製造しているKitee Ski Factoryと言う会社、

 

通常では、クリスマスまでスキー用品製造工場は小売店に事前注文を行い、その後、必要に応じて注文補充しているそうで、冬季の売り上げの約40%はこの補充注文が占めているのだとか。

 

雪が降らないと、ウィンタースポーツ用品の補充注文割合が大幅に減少するのは明らか。

この暖かい冬に売り上げ、製造の大きな影響を受けていますが、なんとか切り盛りしているよう。

 

 

 

 

フィンランド南部の暖冬はいつまで続く?

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF:European Centre for Medium-Range Weather Forecasts)は、

「気温が穏やかで雪のない天気は2月まで続くようです」と述べています。

 

1月全体は例年よりも3〜6℃、または6〜10℃も暖かくなると予報で出ています。

しかも、北欧諸国は2月から4月にかけても通常よりも暖かくなるとも言われています。

 

南部ではとても暖かい気温が続く反面、北部のラップランドの降雪は平均を上回ってるようです。

 

 

 

本当に珍しい気温の冬。

いつもだと雪が積もれば少ない光が反射して少しは明るく感じる冬も、今シーズンはまだまだと言ったところです。

メリットと言えば、道の歩行がしやすいと言ったところでしょうか。

確かに極寒ではない冬なので、過ごしやすいのですが、、

なんだかまだまだこれから本格的な冬が来るんではないかと思って期待していたりします。

 

 

情報・引用:Ilta-sanomat -Lumenauraaja Kai, 49 kärsii leudosta talvesta..

情報・引用:Ilta-sanomat -Sääkartat hehkuvat tumman­punaisina: lauha sää jatkuu helmikuulle

 

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