日本ではこれまでに「買い占め騒動」が勃発したことが何度かありましたね。
今回の新型コロナウイルスの影響で、マスクやトイレットペーパーなどがお店から姿を消し、大きな問題となりました。
そのほか過去には、
オイルショックをきっかけに、この時もお店からトイレットペーパーがなくなった1973年。
そして、1993年の米不足の時には「米騒動」で一般市民は仕方なくタイ米で過ごしたと言う人も少なくはなかったはず。
さて、フィンランドではこの「買い占め」とはいかなくとも、
今回の新型コロナウイルスの影響によって、スーパーマーケットではどんな現象が起きたのか?
そして、その他の国では
どんなものがコロナの影響で需要が増えたのか?
というのも添えてお伝えしましょう。
WHOの新型コロナウイルス・パンデミック宣言で一気に影響
2020年に入ってから新型コロナウイルスによる影響はかなり大きかったものの、
やっと!やっと!!のことでWHO(世界保健機関)が
「これはパンデミックだ」
と認定したのが2020年3月11日です。
これを機に、フィンランドでも大きくメディアで取り上げられ、
国会で会議が行われるなど、色々な対策や制度が追加されることとなりました。
と、共に、、、
それまでメディアで取り上げられるだけで、そこまで危機感を持たなかったフィンランド国民も
「これはエライこっちゃ」
となったのか、パンデミックと認定された翌日
12日のスーパーマーケットでは普段見ない光景が待ち受けていました。
トイレットペーパー、フィンランドでも買い占めか?!
もし新型コロナウイルスに感染し、症状が軽い場合は
最低でも自宅で隔離生活ということにフィンランドでももちろん決められています。
その際、スーパーへ食糧を買いに行くことはもちろんできません。
そのため、最低14日間の生活ができる体制を整えておきましょうと何度もニュースや色々なメディアでも取り上げられていました。
そして、WHOが「新型コロナウイルスは世界的なパンデミックだ」と発表したことによって
更にフィンランド国民の緊張感は高まり、
スーパーマーケットでは通常以上の保存食の売り上げが今も伸びています。
それは、日持ちする牛乳であったり、レトルト食品や缶詰であったりもしますが、
日用品では、やっぱり、、、、、
トイレットペーパー!!!!
写真引用:https://www.mtvuutiset.fi
この写真の板の上には通常、天井まで届くぐらいの高さまでトイレットペーパーが山積みにして売られているのですが、ごっそりとなくなっています。
ちょっとやそっとのことで買い占めのような現象は起きないフィンランドですが、
きっとこのようなことはフィンランド史上初の現象でしょう。
トイレットペーパーが売れに売れ、メディアで取り上げられるほどに。
参考:新型コロナウイルス感染の予防品・マスクよりもフィンランドではこれ!売れに売れている物とその訳
食料品コーナーはどんな光景になった?
写真引用:https://www.mtvuutiset.fi
保存食の王道といえば、やっぱり缶詰でしょう!
普段スーパーマーケットでは、ツナ缶は大きなカゴに山ほど積み上げられて売られていますが、今回は違ったようです。
そしてその他では、パスタ類です。
写真引用:https://www.mtvuutiset.fi
乾物も保存が効きますからね。
パスタソース類も同様に買い求める方がいたようです。
しかし、缶詰や乾物だけではありません。
冷凍保存と言う手もありました。
写真引用:https://www.mtvuutiset.fi
パン類や肉類も商品がガラガラになってます。
幸いにも水道水が飲めるフィンランド
その他の国では、買い求める物にお国柄が現われることも。
イタリアではやっぱりトマトソースとパスタが、
ドイツではジャガイモが、
ちょっとびっくりなのがアメリカでは食品・日用品の他に、弾薬の売り上げが上昇しているとも。
どうやらオンライン上で弾薬の販売を行っている会社の売り上げが2倍に増したとのことで、ホームページへのアクセスも去年と比べて99.7%増したそうです。
これは何かあったときに身を守る物として念のためと言うことなのでしょうが、日本人からすると、ちょっとびっくりしますね。
ほとんどの国で買い求められる物の中には水も含まれます。
しかしフィンランド、水道水も飲める国なのでこれは助かります。
参考:在住者しか知りえないフィンランドの旅行事情10つ(1):え?暖房あるのに寒い!?ドア開けれない?
結果、トイレットペーパーはどの国にも求められる物であった
ヨーロッパでもアメリカでも、日本でもほとんどの国でトイレットペーパーが売り場から消える現象が起きてますね。
初めの頃、
「トイレ文化が進んでいる日本なのに、売り場からトイレットペーパーがなくなるって、どれだけお尻が大切な国なんだ?!」
とも言われていた日本ですが、
「結局、あんたらもトイレットペーパー買うとるがな!!」
とツッコまずにはいられない結果となりました。笑
参考:フィンランドのなるほど! トイレ事情 日本とは違ってちょっと面白い
しかし、言えるのは「備えあれば憂いなし」。
買い占めまではいかなくとも、「備え」というくらいの準備をしていれば安心ですね。
情報・引用:Americanrifleman -Coronavirus Fears Spur Sales of Ammo & Survival Gear
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