太陽が恋しい!フィンランドの冬事情。そしてオーロラ。

公開日:2016年12月21日  更新日: 2019年11月29日 関連分類:

 

フィンランドへ1ヶ月出張をしていた仕事仲間が日本へ帰ってきました。
(仕事仲間って相手は社長ですが仲間呼ばわりw)

 

 

フィンランドではオーロラと遭遇したり、良い出会いがあったり、非常に充実した時を過ごせたようです。

 

 

ただし、ひとつ恋しいものがあったと言ってまして・・・
それは太陽。

 

彼はなかなかの夜行性で、普通の人よりは夜の長さに慣れていると思います。
それでもフィンランドにいる間、モチベーションが下がってしまった日もあったみたいです。

 

元気に帰国しましたが、本当に太陽の有り難みをしみじみ感じたとのこと。

 

 

 

 

 

 

北欧の冬は日照時間が短いことで有名です。

具体的にどれくらいなのか気になり、調べてみましたよ。

 


【2016年12月21日のヘルシンキにおける日出・日入】

日出時刻→09時22分

日入時刻→15時14分

日出から日入りまでの時間:5時間52分

 

【2016年12月21日の東京における日出・日入】

日出時刻→6時46分

日入時刻→16時31分

日出から日入りまでの時間:9時間45分

 

参考サイト:CASIOのKe!san

 

 

ちなみに12月21日は冬至なのでいちばん昼間が短い日です。

それでも日本は10時間弱、お日様が出ていました。

 

フィンランドの首都ヘルシンキは6時間弱。

 

4時間の差は何気に大きいですね。

 

 

 

 

フィンランドをはじめ北欧では「冬期うつ病」に悩まされる方も多いと聞きます。

ただし、大きな原因が日照不足と分かっているので、予防をしているようです。

 

 

キートスショップのフィンランド在住スタッフK氏も生活に注意をしていて、その方法をブログにまとめています。

 

ヘルシンキMunkkiniemiの海辺からエスポーのOtaniemiへの眺め
フィンランドの冬は夜が長くと言われています。そんな冬にフィンランドで生活する上での影響や注意点、それらを乗り越えるための工夫について実体験を元にお話しています。また暗…...続きを読む

 

K氏もブログで勧めているのですが、別のフィンランド在住の友人も、ビタミンDを必ず飲んでいると言ってました。

 

ビタミンDは皮膚が日光に当たることで体内につくられます。

太陽が出ている時間が短いとどうしてもビタミンDが不足してしまうので、ビタミン剤で補うというわけです。

 

フィンランドの冬生活でビタミンDの摂取は半ば常識」と友人は言ってました。

 

ビタミンD不足はうつ病の発症に関係するといわれています。

(参考:国立精神・神経医療研究センター監修の「うつ病と食事」)

 

また、ビタミンDは骨(歯も含む)の形成を助ける重要な栄養素で、不足すると骨や歯がもろくなってしまいます。

(参考:メルクマニュアル医学百科・家庭版)

 

 

 

 

毎年、長い冬を過ごしてきた結果、健康的に乗り越える知恵が育まれているのでしょう。

 

冬に北欧へ長期旅行をする方は、日照不足による体への影響を意識されていた方が良いと思いますよ!備えあれば憂いなしです。

 

まあ、悪いことばかりではありません!

このような気候ですからオーロラを楽しめたりするのですよね。

 

物事には両側面があるなぁと思うのでありました。

 

 

オーロラに憧れを抱く日本スタッフのYより

 

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