5分でわかるフィンランド:手厚く学生支援、その補助金はいくら?

公開日:2017年11月2日  関連分類:  

教育大国として名高いフィンランド。

学部生、修士学生であれば、学費無料、生活費を国からもらえる、学生寮、学生ランチなど国から多くの補助や支援をもらえます。(私立大学はほぼ存在していません)

学生ランチには国からの補助金が出ています。詳細は下記の参考記事をご覧ください。

参考記事:フィンランド留学:大学の学食が一食わずか340円!

学費無料はわかりやすいですよね。まあ、日本では大学の学費一年50~100万円を支払う必要なく大学に入学し、学位取得を目指して勉強することができます。

他にフィンランド社会福利局Kelaが直接大学生に支給している経済的な援助は下記の種類があります。

  • 勉学補助金(Study Grant)
  • 学生住宅補助(Housing Supplement)
  • 政府担保の学生ローン(Government Guarantee for a Student Loan)

もしフィンランドの大学生や修士学生が上記3種類の支援制度を全て使用するなら、毎月のもらえる現金が850~935ユーロくらいになります。(約12万円)

つまり、大学に入って勉強して自分の能力を伸ばし、学位を取得するには親の経済状況と一切関係なく、アルバイトをしなくても十分な生活費を得られるということです。

勉学補助金(Study Grant)

満17歳でフィンランドの社会福利制度(Kela)に入っていて高等教育の学位取得課程に入っていれば勉学補助金をもらうことができます。

勉学補助金の支給額は「年齢」「お住まいの種類」「婚姻状況」と「親の年収」に影響されます。

支給額は月8~336ユーロになります。(約1000~44000円)

※この補助金は所得として課税されます。

親の年収が約600万円(48180ユーロ)を越えなければ、勉学補助金を全額もらうことができるに対し、親の年収が約800万円(61000ユーロ)を越えていれば、勉学補助金はもらえません。

高福祉国家としての所得再分配で考えればある意味合理的です。

※留学生ビザを用いてフィンランドで勉強する外国人留学生はフィンランドの社会福利制度(Kela)に入れません。

学生住宅補助(Housing Supplement)

学生が賃貸物件に住んでいれば、学生住宅補助が支給されます。

学生住宅補助の最大額は月201.6ユーロです。(約26000円)

しかし、下記の場合は支給されません。

  • 親と同居
  • 自分の子供と同居
  • 自分や家族の持ち家に在住(親に家賃を払っている場合は学生住宅補助を一部もらえます)
  • 既に年金受領者向けの住宅手当を受領中

政府担保の学生ローン(Government Guarantee for a Student Loan)

政府担保の学生ローンとは、フィンランド社会福利局Kelaが担保人になって銀行からお金を借りるとのことです。

もし最終的にその学生が卒業してもお金を返せないなら、フィンランド社会福利局Kelaが責任を持って銀行にローンを返済することになります。

ローンの最大額は年齢と勉強する状況に影響されます。

18歳以下であれば最大担保額は月260ユーロです。(約34000円)

18歳以上であれば最大担保額は月400ユーロです。(約52000円)

海外の大学で勉強しているなら最大担保額は月700ユーロです。(約91000円)

最大担保額を超えていなければどのくらいローンを毎月借りたいかは自由に決めることができます。

学生ローン制度はそれほどすごいことではないかもしれませんが、すごいと思ったのは、もし学生が所定期間中に学位を取得できたら、フィンランド社会福利局Kelaが最大30%の学生ローンを負担してくれます!

結果的にローンと言っても学生は70%のみ返済すればいいです!

ちなみに、もし学生が卒業して収入がまだある程度低ければ、フィンランド社会福利局は学生ローンの利子を一部も負担してくれます。

収入と学生支援との関係

学生自身に収入があれば、フィンランド社会福利局Kelaからもらえる援助の金額は影響されます。

(学生はアルバイトをすればするほど不利!?)

例えば、年間収入が7920ユーロ(約100万円)以下であれば、一年間中に12ヶ月分の援助をもらえます。

年間収入が15780ユーロ(約200万円)に達していれば、一年間中に6ヶ月分の援助しかもらえません。

年間収入が22330ユーロ(約300万円)に達していれば、一年間中に1ヶ月分の援助しかもらえません。

最後に

いかがでしょうか。

学生への優遇はありえないと思ってしまうほどたくさんありますね。

勉強したければ、無料だけではなく、生活費まであげてしまうというフィンランド高等教育のコンセプト。

もちろん、このもらえる生活費を当てにわざと大学に入ったり、卒業できるのにわざと留年したりする人もいて度々フィンランド社会で論争を引き起こしますが、政府としてはなかなか難しいところです。

※データ出典:フィンランド社会福利局Kela
※本記事の情報はフィンランド社会福利局Kelaが公開した最新情報(2015年1月)です。毎年予算変更などによって補助金の金額も変わる可能性があります。

外出・旅行がより楽しくなるアクセサリー

外出や旅行をする時に「サイズが小さい」「色んなシーンに似合う」「フィンランドデザイン」「自然木材」のピアスアクセサリーはいかがでしょうか。




ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.フィンランド・北欧のデザイン

北欧にあるフィンランドは毎年冬が寒くて暗いです。家の中で生活する時間が非常に長いフィンランド人はちゃんと室内の生活を楽しもうと発展してきたのは生活製品のデザインです。そんなフィンランドデザインの特徴は「シンプル」「スタイリッシュ」「温もり」「ナチュラル」「鮮やか」。デザイン性の高さに加え、機能性にも優れているのが更なる魅力です。また、フィンランド出身の原作者トーベ・ヤンソンが作り出した「ムーミン」の背後にある原作者の思いや哲学もフィンランド代表の一つです。

3.「隠れ」デザインの魅力

人気ブランドのマリメッコやイッタラ、アラビアなどは知られており、キートスショップは日本の方々に届かない製品を届けるサービスを提供しております。また、優れたものを作りながら知られていない小さなメーカーやデザイナーがフィンランドもしくは北欧に多数存在しています。良い製品・作品が埋もれてしまうのは、とてももったいないこと。

キートスショップは、そのようなメーカーやデザイナーの製品・作品を発掘しながら応援活動も行っております。まだ知られていない北欧雑貨を日本の方々へ届け、より幸せな生活を送って頂きたいという思いです。

4.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop。

5.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら