フィンランド留学:大学の学食が一食わずか340円!

公開日:2017年10月24日  更新日: 2019年11月30日 関連分類:

こういう情報はほとんど知られていないかもしれません。

 

フィンランドの大学生は本当に幸せです(筆者から見ると)

 

何と大学生、修士の院生は学食で一食わずか340円です!

 

 

フィンランドの学食

フィンランドの学食はどの大学でもほぼ同じ内容です。

 

筆者自身はフィンランドの多くの大学(ヘルシンキ大学、アールト大学、ユヴァスキュラ大学、メトロポリア技術大学、ハーガヘリア技術大学)でランチを食べたことがあります。

 

内容はほぼ決まっています。

 

※午後5時にもかかわらず賑やかな学食。学食は通常10:00~14:00営業しますが、極わずかな場所だけ長時間営業します。

 

 

 

 

  • 主食(炭水化物):お米、蒸しポテトは定番です。たまにパスタ、スパゲッティやマッシュポテトがあります。主食は食べ放題です。
  • メインディッシュ:お肉が入っているものが大体1~2種類が用意され、1食に取れる量は決まっています。
  • サラダ:レタスやキャベツを中心に3~5種類があります。たまにバナナ、リンゴ、オレンジやメロンなどの果物も出ます。
  • 飲み物:牛乳1杯もしくはジュース1杯。水はもちろん飲み放題。
  • パン:パンは通常2~3種類用意されてあり、パンもバターも食べ放題です。

 

外食だと基本的に10ユーロ(約1300円)かかるフィンランドでは、一食340円の学食は収入が少ない大学生たちにとってオアシスのような存在です。

 

 

フィンランドの学食に税金が使われています

もちろん、食料品も人件費もそれほど安くないフィンランドで学食をこんなに安く提供するには税金の使用が必要です。

 

フィンランド社会福利局のウェブサイト情報によると、大学生の学食に1食に1.94ユーロ(約250円)の税金補助が出ています。

 

大学生の昼食に40%の食費に税金を使用することですね。

 

フィンランドの大学生は学費無料、市場価格半分程度の学生寮、毎月勉強補助金に加え、昼食も通常価格より40%オフ。

 

非常に学生を優遇していますね。

 

※ちなみに、フィンランドの大学生でなければ内容によって一食5~7ユーロ程度かかります。

 

食事の一例

フィンランド学食のお米は硬くて粘性がなくあまりおいしくないので、蒸しポテトを。

 

メインディッシュはひき肉のトマトベースシチューです。

 

サラダはレタスに人参。

 

パンは2枚。牛乳とお水1杯ずつです。

 

 

 

最後に、味はどうでしょう。

 

一言で言うと「まあまあ」って感じです。

すごくおいしい時もありますが、基本的に「普通に食べれる」感じです。

 

辛い物が少なく、薄味のものが多いです。

 

もしかしたらフィンランド政府から規定があって塩分がコントロールされているかもしれませんね。

 

 

最後に

いかがでしょうか。

 

フィンランドに留学する際に必ず利用する学食はこんな感じです。

 

是非ご参考にして頂ければ幸いです。

 

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