※本記事の内容はフィンランド観光局ウェブサイトより翻訳・編集しています。
フィンランド文化と言えば「サウナ」でしょう。
もしフィンランド人に「フィンランド文化は何?」若しくは「フィンランド文化を体験したいなら何をすればいい?」と聞くと、恐らく多くのフィンランド人は「サウナ」と答えてくるでしょう。
裸で入る温泉文化や銭湯文化を持つ日本や日本人にとっては若干抵抗が少ないかもしれませんが、いきなり海外のフィンランドで裸で高熱の部屋に入るのはやはり少しためらってしまうでしょうね。
ここで、その不安を感じるあなたに10のヒントをご紹介いたします。
1.サウナは誰でも入れます
体温調節がまだうまく機能していない新生児、大きな傷口がまだ治っていない人、心臓の急性病気を持つ人以外なら誰でも入ることができます。
高熱とは言え、健康への影響はありません。
※サウナ室にいるのが10分程度が目安です。無理して長時間サウナ室にいるのはだめです。
2.フィンランド式サウナはセックスと関係ありません
日本の混浴に似たような感覚でフィンランドでも男女一緒にサウナに入ることがあります。(公衆サウナでは基本的に男女別になるか、水着を着て入るか)
しかし、裸の状態とは言え、セックスに関係することは何もありません。
フィンランド人にとって、サウナはリラックスして体と心を綺麗にする場所です。
「教会にいる気持ち」でサウナに入るべきだというフィンランド人もいますが、基本的にリラックスしてゆっくり楽しむだけでいいです。
3.サウナミュニケーション
「サウナミュニケーション」は筆者独自の造語ではありますが、日本の「ノミュニケーション」(飲み会でのコミュニケーション)に似たようなコンセプトです。
フィンランドでサウナに誘われることは光栄なことだそうです。
一緒にサウナに入ることは人間関係をより緊密にする重要な方法の一つです。
お互いに裸でいることは何も隠すことがない象徴にもなります。
フィンランドでは、ビジネスで重要な決定は会議でではなく、サウナで決められることが良くあると言われています。
もしどうしてもサウナに入りたくないなら、ちゃんとした理由を用意しておいてから断りましょう。
4.照明もアロマも音楽もサウナと関係ありません
本当のフィンランドサウナには華やかな照明も音楽もアロマも要りません。
フィンランドのサウナにあるのは薄暗い光と白樺の香りのみです。
自然に一番近い状態が一番いいです。
5.知らない人とも裸でサウナに入ります
フィンランド人は裸の人体を既に多く見てきました。そして、それはフィンランド人にとって重要なことではありません。
自然体でいることは別に恥じることではありません。
もしどうしても慣れないなら、水着で入ることやタオルで体を巻いてから入ることをフィンランド人は理解してくれます。
6.サウナで混浴は大丈夫なの?
グループでサウナに入るなら男性と女性は別々で入ります。
家族なら基本的に一緒に入ります。
もし性別が混ざっているグループでしたら、どうやってサウナに入るかを事前にみんなに聞いてみることに何の問題もありませんので、事前に確認しておきましょう。
7.Vihtaで体を軽く叩く
Vasta若しくはVihtaという白樺の葉が付いている枝の束を使って軽く体を叩きます。
なんで木の枝で体を叩くのかと疑問を持つかもしれませんが、体にとてもいいのです。
血流循環を促進しますので、叩いた後の肌はつるつるになりますよ。
8.ストーブに水をかける頻度に決まりはない
どの温度やどのタイミング、誰がストーブに水をかけるかということにルールはありません。
あつあつの蒸気がほしい時に自由にかければいいです。
9.水はもちろん、ビールやサイダーも
サウナの高熱によって大量に汗が出ます。そのため、水分補給も不可欠です。
その際、水を飲むのはもちろんいいですが、フィンランド人はビールやサイダー(日本の甘い炭酸飲料ではなくフィンランドではお酒を含みます。サワーのような。)も好みます。
是非試してみてください!
※ただし、サウナでアルコールを摂取することは医学的に勧められていません。医学的にはサウナでアルコールと取ることで健康的なリスクが増えます。ご注意ください。
10.サウナには行きたい時に行く
いつ、どのタイミングでサウナに行くかという決まりは全くありません。
自由に好きな時に行きます。
最も大切なのはサウナでリラックスし、人々とのコミュニケーションを楽しみ、サウナ後のすっきりした感じをゆっくり味わうことです。
いかがでしょうか。
フィンランド式サウナについて、より理解頂けたましたでしょうか。
これでより安心してフィンランド式のサウナを楽しめますね。
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2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
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4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
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