フィンランド式サウナ:フィンランド人がサウナを愛する理由(一)

公開日:2017年11月9日  更新日: 2018年05月22日 関連分類: 

※本記事は英国放送協会BBCの記事に基づいて作成しております。

 

現在フィンランド語の単語が世界で使用されている言葉はただ一つ:「サウナ」(Sauna)です。

 

しかし、サウナはフィンランド人にとってどんな意味を持つかはなかなか知られていません。

 

フィンランド式サウナのイメージ

木造のパネルで作られた小さな部屋の中は薄暗く、全裸の男たちが静かに中に座って汗をかいています。

 

一人は白樺の葉っぱが付いた枝の束を持って体に叩いています。

 

もう一人はひしゃくを使ってゆっくり水を部屋の隅のストーブの上にある高熱の石にかけています。

 

「ツーツー」

 

水が水蒸気に化し、部屋にいる男たちは熱風を感じ始めました。

 

足首から、太もも、体、頭と顔まで。

 

皮膚の毛穴がすべで最大限開いたと感じます。

 

頭から足指まで汗まみれです。

 

昔にサウナはどのように使われていたか?

蒸気を浴びるという行為はフィンランドで数千年以上前から行われています。

 

当時最初にフィンランドに来た人々は地面に穴を掘り、中に石を入れて焼いて水をかけて蒸気を作っていたそうです。

 

この水蒸気のことをフィンランド語でロユリュ(Loyly)と言います。

 

それぞれのサウナで作られたロユリュは違うとフィンランド人は思います。ロユリュの質が高ければ高いほどサウナを楽しめるとか。

 

昔の農牧業社会では仕事後にサウナに入って疲れた筋肉をリラックスさせ、疲れを取るというふうに使われていました。

 

驚くサウナの使い方

昔、フィンランドのサウナでは他の使い方もありました。

 

しかも、それはフィンランド人にとって人生の中で最も重要なイベントに使われます。

 

昔フィンランド人の女性はサウナ部屋で出産していました。

 

その理由は、昔のスモークサウナ部屋の壁やベンチはスモークによって天然な抗菌性を持っているためです。そのため、サウナ部屋は家の中で最も清潔な場所になっており、出産時の感染症リスクを抑えられるわけです。

 

また、結婚前や死後にも体を清める場所として使用されていました。

 

 

 

温泉に似たようなフィンランドのサウナ

多くのフィンランド人にとってサウナは家の中で最も暑い部屋だけではなく、幸せに繋がる場所でもあります。

 

「サウナは貧乏人の薬」

 

とある54才のフィンランド人男性が言います。彼は毎回3時間、週に6回サウナに入っています。(通常はこんなに長時間且つ頻繁に入りませんが)

 

「もし病気になった人がサウナ、お酒、消毒剤(tarというフィンランドの木から作れる消毒剤)で治らないなら、彼はもう生きていくことができない」とフィンランドでもこのような言い伝えがあると彼が補足しました。

 

フィンランドの人口は550万程度ですが、サウナの数は330万個あります。

 

家に、ホテルに、オフィスに、船に、森の中になどどこにもあります。

 

多くのフィンランド人は少なくとも週に1回サウナに入ります。サマーコテージに行くときはもっと頻繁に入ります。(ヘルシンキの都会などに住んでいる場合は頻度が減ると思いますが)

 

 

 

神聖たるサウナ

サウナはフィンランド人にとってリラックスして人生を楽しむ場所でありながら、神聖な場所でもあります。

 

「子供たちはサウナにいる時に教会にいるような気持ちでいると親から教わっている」とフィンランドサウナ協会の方が話します。

 

フィンランドサウナ協会は1937年に設立され、現在4200名の会員を持ち、フィンランドのサウナ文化を維持、拡大に関する活動をしています。

 

「サウナはあなたの心のためのものです。現代社会で少しのリラックス時間もほとんどないので、サウナに入って心を休ませてほしいです。」

 

サウナには3種類あるの?裸についてフィンランド人はどう思うの?
引き続き(二)をご覧ください。

フィンランド文化にかかせないサウナ。今回は3種類のサウナとその特徴、またあるフィンランド人女性のお気に入りのサウナやフィンランドサウナ協会の方の話とともに紹介しています。

 

参考文献:(BBC Magazine) Why Finland loves saunas

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ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.フィンランド・北欧のデザイン

北欧にあるフィンランドは毎年冬が寒くて暗いです。家の中で生活する時間が非常に長いフィンランド人はちゃんと室内の生活を楽しもうと発展してきたのは生活製品のデザインです。そんなフィンランドデザインの特徴は「シンプル」「スタイリッシュ」「温もり」「ナチュラル」「鮮やか」。デザイン性の高さに加え、機能性にも優れているのが更なる魅力です。また、フィンランド出身の原作者トーベ・ヤンソンが作り出した「ムーミン」の背後にある原作者の思いや哲学もフィンランド代表の一つです。

3.「隠れ」デザインの魅力

人気ブランドのマリメッコやイッタラ、アラビアなどは知られており、キートスショップは日本の方々に届かない製品を届けるサービスを提供しております。また、優れたものを作りながら知られていない小さなメーカーやデザイナーがフィンランドもしくは北欧に多数存在しています。良い製品・作品が埋もれてしまうのは、とてももったいないこと。

キートスショップは、そのようなメーカーやデザイナーの製品・作品を発掘しながら応援活動も行っております。まだ知られていない北欧雑貨を日本の方々へ届け、より幸せな生活を送って頂きたいという思いです。

4.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop。

5.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら